とうにクリスマスを過ぎて

クリスマスがもう終わった〜っと思った瞬間に思いついたタイトルです。
他意はありません。年末にはタイトル変更か?

利己的な遺伝子

2017-05-17 17:41:26 | 日記
短歌という不思議な詩型を考えるとき、私はときに、このドーキンスの説を思い浮かべる。わずか三十一文字からなるこの短詩型は、幾たびもの否定論をものともせず、時代を越え、世紀を越えて生きのびてきた。このタフな詩型そのものを、後世へ伝えるためだけに、個々の〈歌人〉なる「乗り物」を利用しているのではないかとさえ思われるほどだ。

永田和宏著『もうすぐ夏至だ』より

戦後間もなくの桑原武夫らによる「第二芸術論」だけではなく、近代短歌が始まって以来、ほぼ十年おきの短歌滅亡論を短歌という詩型は乗り越えています。そのことを指して永田和宏さんは、ドーキンスの「利己的な遺伝子」の話を思い出すというのです。〈私〉なる主体が詩型を駆使して自己表現をしているように見えても、そのような志向がはかなげに見えるほど、短歌という詩型はしたたかで手ごわそうに見えると。
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