とうにクリスマスを過ぎて

クリスマスがもう終わった〜っと思った瞬間に思いついたタイトルです。
他意はありません。年末にはタイトル変更か?

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除外例なき死

2017-06-16 22:17:58 | 日記
癌を病む小児患者の無邪気さに除外例ある死を願いおり

外 須美夫『回診』

作者は麻酔科医である。各科の手術を受け持つから、小さな患者さんとも会うことがあるのだろう。その「無邪気さ」に「除外例ある死」を願う。これは斎藤茂吉の「暁の薄明に死をおもふことあり除外例なき死といえるもの」から来ている。茂吉もまた医師であり、死が誰にとっても避けられないという峻厳な事実を見つめた。
(松村由利子著『31文字のなかの科学』より)

「除外例なき死」という表現は、医師の口から発せられると、別の響きを帯びてきます。麻酔科医の祈りは、茂吉の諦観のさらにその向こうにむけられています。
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