大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

屏風道から八海山 2008年10月

2010年05月20日 | 関東周辺

体力があれば越後三山縦走といきたいがとても無理。とりあえず八海山を単独でやることにした。
前夜に六日町の駅前旅館で寝たが貧乏山屋向けのいい宿だった。
稜線までの道はどうって事無かったが、さすがに八峰の岩稜歩きはスリルあり過ぎ。

2008年10月18日-19日(1泊2日、避難小屋)(単独)

1.一日目
山口から八海山、女人堂
8:30-9:40最初の鎖場-11:00一本松11:20-13:00千本檜小屋13:40-15:00大日岳-16:15

2.二日目
女人堂から大崎登山口
5:30-1時間大休止-8:20霊泉小屋-9:00

前夜に18:00池袋発のバスに乗り、六日町の駅前の大和屋旅館で寝た。
朝飯付きで4,740円と安く、食事も質量ともに大満足。かつ下山後には無料で風呂に入れてくれた。
六日町ICから歩いている途中に迎えに来てくれたから、最初から頼めばよかったのだ。
遠慮したのが貧乏山屋らしくなかったと反省。
バスで山口まで入り、しばらくは車道歩きだ。八海山がでかい。登山口の駐車場は満杯状態。
さすがに皆紅葉のいい時を良く知っている。ネットなどでリアルな情報がゲットできるからなあ。
その紅葉は期待通りの色をしている。全山黄色とまではいかないが七合目位から上は真っ盛りだった。
道自体は岩がしっかりしており、鎖は殆ど使わなくても平気だった。降りに使うのは止したほうがよいが、
登りに使うのはそう危険ではなかろう。
七合目の先のトラバ-スが短いが一番の難所だった。そのあとは涸れ沢を登り、稜線に出たらすぐに千本檜小屋だった。
人の数が半端じゃないぞ。関西弁のオバンもいるぞ。団体できているらしい。
ごった返すなかでラーメンで腹ごしらえして岩稜歩きに備える。さすがに泊りはあまりいないみたいだ。
八峰の歩きは足を踏み外せば助かるわけは無いのだから余りお勧めはしない。
前にも書いたことがあるが危険をわざわざ買うことは無い。そういう意味ではやる必要もなかったなあと反省。
帰りは巻き道を使ったがトラバースなのだから危険は同様。結構気を使って歩いた。
女人堂は独占かと思いきや、中年の女性が一人で入ってきた。彼女は2階、俺は1階に陣取った。
ウッディーでなかなかいい小屋だった。翌朝小屋を出て10分位のところで小さな池を見下ろす絶好の場所に出た。
朝日がこの池に降りてくるまで待ったが、なかなか到達せず諦めて歩き出した。
紅葉の中、枯れ木の上に月が輝く面白い写真が撮れたりしたが、あの大休止でバスの時間が押してしまった。
何とか間に合わせようと急ピッチで歩いたがコースタイムを短縮できず、途中で諦めた。
ゴンドラは稼ぐ標高差が800M程度しかないので効率が悪い。まあ三山駈けするなら登りに使うが。
もうこの体力ではとても無理でやる気はまったく起きないが。10年位前にやっておけばよかったなあ。
大崎への道は静かで行き会ったのは霊泉小屋での5人グループの1組だけだった。
降り着いた里宮ではなにか祭りの準備中だった。歩いている途中で山口はどっちかと聞かれたので便乗して道案内して戻り、バスで六日町に出た。新潟からの紅葉見物のオジサンだったが互いにラッキー。

越後駒と中の岳、荒沢岳を2回でやるか、荒沢から1回で周遊するか。どちらにしろ早く歩いてみたい。
早く枝折峠のバスが土曜日に出るようにしてもらわないとやり辛くて仕様が無い。
毎日出る真夏は熱中症必至なので7月初めとか秋口にやりたいのだ。

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