大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

山歩きの醍醐味は縦走

2017年07月02日 | 山計画
山歩きで一番辛いが楽しみが多いのが縦走だろう。

山を幾つも越えて行くのだから、日数はかかるし荷物は重くなる。
途中雨風に打たれるかも知れないし、
トラブルに見舞われる可能性も高くなる。

近場の日帰りの山から始めて、
一泊の小屋泊まりやテント泊とアップして行く。
最後にこの縦走に辿り着くという山屋が殆どだろう。

俺は三年ほど地元の丹沢中心に遊び、
それからあちこち遠征し出した。

その後に東北の朝日・飯豊から本格の縦走に入っていった。

その縦走路が一番集まっているのが、
北アルプスなんだから人気があるのも当然。

俺は不思議と足が向かずに南アルプスから入ったが、
人が多いのが大嫌いで臍曲がりな俺らしいか。

歩いた主な縦走路を北から挙げると

北海道 大雪縦走 十勝岳縦走 知床縦走

東北  朝日縦走 飯豊縦走 裏岩手縦走 月山肘折縦走

関東  至仏燧縦走
 
北アルプス 表銀座縦走から大キレット越え 
      新穂高から黒部五郎を踏んで折立
      唐松・五竜・鹿島槍縦走 妙高・火打縦走

南アルプス 白根三山縦走 千枚・荒川・赤石縦走
      *聖・赤石・荒川縦走 鳳凰三山縦走
      *塩見から北岳縦走

八ケ岳   硫黄から編笠縦走

中央アルプス他 **空木から木曽駒縦走 千畳敷から越百縦走
        洞川から前鬼縦走 大台ケ原から大杉谷

九州 九重縦走 屋久島・白谷雲水峡から淀川

まあまあ良さげなルートは歩いているが、
祖母傾はまだやれていない。

*印の二つはホトホト疲れた歩きで参ったが、
60歳過ぎての歩きでやるのが遅過ぎた。

塩見から北岳(61歳) 聖・荒川(66歳)

この二つはやったのが余りに遅過ぎだ。
おまけに聖はテントを背負ってなんだから無謀に過ぎた。
幾ら小屋食とは言えシュラフ・エアマットを合わせると
4キロはあるんだから、素直に小屋泊まりにすべきだったな。

元気で荷を担げてロングコースを歩ける若いうちに
三泊四日以上の辛い縦走は片付けてしまう事だな。
その点は計画性が欠如していたと反省してるが後の祭り。

**空木・木曽駒は途中で水を切らしてしまい、
完バテしてしまって木曽駒の登りでカタツムリ状態。
この時はバリバリだったが水を島田娘手前で切らしてしまい、
宝剣を越えてから足が全く上がらなくなってしまった。
水の補給が下手だったのと持った水の量が少な過ぎた。
水は小まめに補給して喉の渇きを覚えないようにすべし。

夏の縦走で試してみれば良かったなあと
思ってるのが早朝の歩きだな。

幾ら高地といっても真昼の歩きは相当に消耗する。
尾根歩きなら傘を差して日差しを遮って歩くが、
トラバースではやれないし混雑する道でも駄目だ。

一昨年の黒部五郎の時に夜間も歩く連中に遭った。
寝ないで折立(だったと思う)から上高地までとか
とんでもない連中だと呆れたもんだ。

ヘッドランプで歩く手もあるが、視界が狭いし早朝の
薄明るい中での歩きの方が安全だ。

7月中旬なら大雪なら3時半には明るくなってくる。
4時間程度で歩きを止めれば最高だがそうもいかないから
11時くらいまでの歩きだな。
そうすれば一番暑い時の歩きを避けられる。

昔と違って今はテント場が昼には埋まりだすから
テント山行には持って来いの歩きだろう。
ワンゲルの連中が昼過ぎにテント張ってるのを良く見たが、
結構賢い歩きだったんだ。
もうテント張るのかよ、若いのにだらしないなあと考えてたが。

縦走は無理でも定着テントでノンビリ・マッタリはできる。
上高地や赤岳鉱泉、広河原山荘などでテントを張って、
小屋食でマッタリが今からの楽しみだな。






















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