きた産業のスローなブログ

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フランス・ボルドー ワイン博物館(La Cite Du Vin)訪問

2016年12月13日 08時50分43秒 | Weblog

毎年この時期は、フランスまたはイタリアのワイン機器の展示会に合わせ、ヨーロッパへ出張しています。今年はフランス・ボルドーで開催されるVINITECH展示会の年。展示会の様子と、訪問したワイナリーなどご紹介していきます。まずは今年の6月に出来たボルドー博物館(La Cite Du Vin)です。

ボルドーの中心から、路面電車のトラムに乗り、新設されたLa Cite Du Vin駅で下車。降りると直ぐに、幻想的な巨大なガラス張りの建物です。



受付で20ユーロ払うと、グラスワイン1杯飲めるチケットと、20ヶ国語対応のイヤホンをもらい見学スタート。この博物館はボルドーやフランス国内に特化したものでなく、全世界のワイン産地、ワイン文化について展示をしています。宗教とワイン、食文化とワインなど切り口は様々。日本の紹介では、まずは富士山が出てきて、山梨県甲州市勝沼町の映像が流れていました。



これはガラスの中に閉じられた香りを当てるゲーム。ラッパの先端のようなところへ鼻を近づけ、ワインの香りに潜む、バラやチョコレート、タバコなど様々な香りを確認します。ガラス容器の中のタブレットに正解の画像が出ます。



目の前に実際に人が居るかのような3D映像など、館内は最新のデジタル画像技術が多く採用されていました。こちらはマンガ神の雫を題材に、ワインと料理のマリアージュの紹介。



見学が終わると、天井にワインボトルのシャンデリアを吊るした7Fの展望台フロアーに上がり、ワインのテイスティングです。20種類くらいあったでしょうか?私がチョイスしたのは中国の赤ワインで、非常に濃く、パワフルなワインでした。





1Fには世界数十ヶ国のワインを集めた売店がありました。円形のコロッセオを思わせる売店で1,000種類以上並んでいます。販売しているワインの生産国数は世界一だそうです。宗教でワインが禁止されている中東の国々でも意外とワインを製造していることにビックリ。お隣、韓国のワインもあります。日本は勝沼醸造さん、シャトレーゼさん、メルシャンさんのワインが販売されており、ブドウ品種は甲州とマスカット・ベーリーAでした。






VINITECH展示会、シャトー見学編につづく。



東京営業部 今井孝


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