三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

2017年5月27日~30日、済州島で

2017年06月10日 | 国民国家日本の侵略犯罪
 5月25日、大阪労働学校で4月6日から毎週木曜日に「民衆の世界史概要」おこなっていた報告の7回目を「民衆史(とくに海南島民衆史について)」と題しておこないました(このブログの5月25日の「民衆の世界史概要 7、民衆史(とくに海南島民衆史について)」をみてください)。
 その翌日(5月26日)に済州島に行き、5月30日まで滞在しました。
 5月26日夕刻、済州ハン文化ネットワークの沈揆昊さんらと話し合いました。沈揆昊さんは、「ハン文化」の「ハン」には、「ひとつの」、「韓」、「恨(ハン)」、「大きな」という4つの意味がある、と説明してくれました。 
 5月27日に、済州大学校在日済州人センターと済州ハン文化ネットワークが共同主監する国際学術大会(主題:「韓国人徴用問題を考え直す サハリン、海南島、北海道を中心に」)が済州大学校人文大学校震央賢碩館で開催されました。
 この会議では、ドキュメンタリー「長くて長い眠り(So Long Asleeep)」が上映されたあと、わたしが「海南島における日本の侵略犯罪 とくに「朝鮮報国隊」について」と題する報告を、鄭炳浩さんが「70年ぶりの帰郷と平和の踏み石」と題する報告を、鄭惠瓊さんが「サハリン強制動員歴史共有すること――サハリン、アジア太平洋戦争遺跡活用方案」と題する報告を、シム・ジェウクさんが「強制動員'名簿資料'分析を通じてみた千島列島の朝鮮人海軍軍属動員実態――資料紹介を中心に」と題する報告をし、金靜美さん、沈揆昊さん、ヤン・ヂョンピルさんが討論に参加しました。
 この日の集会についての新聞報道は、このブログの6月3日の「済州大、‘韓国人徴用問題を考え直す’学術大会」、6月4日の「済州大在日済州人センター、‘韓国人徴用’国際学術大会」、6月4日の「日帝強制占領期強制徴用を考えよう...27日学術大会」、6月5日の「韓国人徴用問題をあらためて考える」、6月6日の「済州大在日済州人センター国際学術大会、27日<韓国人徴用問題...>開催」をみてください。
 わたしの報告の内容は、このブログに2017年5月27日~31日に連載した「海南島における日本の侵略犯罪  とくに「朝鮮報国隊」について」1~5をみてください)。

 5月28日午前、『ハンギョレ新聞』の許湖峻記者の取材をうけました(このブログの6月8日の「“海南島朝鮮村の遺骸を発掘し日本軍の犯罪を徹底的に明らかにしなければならない”」をみてください。
 この日午後、済州4·3平和公園(제주4·3평화공원。2008年3月開園)に行き、済州4·3平和記念館、済州4・3 犠牲者刻名碑、済州4・3 犠牲者位牌奉安所、済州4・3 犠牲者発掘遺骨奉安館、行方不明者標石を訪ねました。
 5月29日に、江汀村を訪ねました。このブログの4月21日の「「ベトナムピエタ」像、済州に建設される」、4月28日の「「ベトナムピエタ」像、江汀村の懐に抱かれる」、4月29日の「韓越平和財団、韓国・済州島に「ベトナム・ピエタ像」を建立」をみてください。
 5月30日に、「4・3事件」のときに多くの人が虐殺された觀徳亭が建っている場所を訪ねました。
                                     佐藤正人
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