旭川家具 探訪記

旭川家具の魅力を紹介するブログ。
「建築と家具は一対」と考える一級建築士が、厳選した旭川の家具とクラフトを探訪。

「アトリエサンヨー」のシャープな椅子

2012-01-18 | Weblog

直線美を意識したのだろうか?

私は、美しい椅子だと思った。

旭川家具のメーカー【アトリエサンヨー】は、突き板加工の巧さでは抜群との評判だ。

しかし、この椅子を見て

「突き板加工だけではないよ。無垢材の加工だって抜群なんだよ」

と、言っているように思った。

「一流」が贈る椅子

2011-11-07 | Weblog

 北嶺工匠の「クレールシリーズ」の逸品「パーソナルチェアー」

  一流のデザイナー一流の家具職人が出会うと、一流の家具が出来るのだと思った。

「クレールシリーズ」は、何度か紹介して来たが、この椅子と出会って改めてそう思った。

 聞くところによると、このシャープな加工が出来るのは、北嶺工匠の吉田社長だけだという。

 コンピュターと連動した機械を使えば、あらゆる加工(NC加工)が可能と云われるが、それは全くの幻想である。

「北嶺工匠」は、手作りにて、機械では作り出すことの出来ない製品を生産している。

 

「旭川家具」を生産する工房や工場には、吉田社長のような一流の家具職人が若手からベテランまで数多い。

「旭川家具」は、一流デザイナーと共に一流の家具を生産しているから、多くのお客様に支持されているのだと実感した。

脚が決め手! ブラックウォールナットのテーブル

2011-10-07 | Weblog

「ダイニングテーブル?・・・それともセンターテーブル?」

「いえいえ、このテーブルは、どちらにでも使えるテーブルです」

 

 その秘密は、この脚!

 二段重ねにすると、ダイニングテーブル。

 一段だけだとセンターテーブルや座卓として使える。

 私は、ダイニングテーブルとして使っているものを、センターテーブルや

座卓として使う事は滅多にないと思う。また、その逆も然り。

 しかし、全く有り得ない事ではないので、それはそれで良いと思った。

 

 だが、私が注目したのは、反り止めと脚の取り付け部分のディテールだ。

 無垢の天板には、必ず反り止めを付けなければならなく、天然木の宿命と

いっても過言ではない。

 反り止めにスチールを使うものが多い中、この天板は同じ材質の無垢材

を使い、それを利用して脚と一体化するようになっている。

 木を知り尽くした匠の技に違いない・・・

無垢ソファー「フェリックス」

2011-06-16 | Weblog

「これが、無垢ソファーだ!」と、言わんばかりのソファー。

旭川家具といえども、自然を切り取ったようなソファーは滅多にお目に掛かれない。 

このソファーに興味を示したお客さんは「こんなソファーが欲しかった!」と、口を揃えて言うらしい。

無垢・MUKU・むく(一枚板&二枚接ぎ)

2011-02-19 | Weblog

再び、一枚板のテーブルを見に行った。

写真上のテーブルは、既に売れていて、その姿はそこにはなかった。

工場を後にし、旭川家具の展示場に行った。

一枚板が目に止まった。ブラックウォールナットである。

テーブルになる前の板だ。

「素晴らしい!」

樹海の王様として聳え立つ嘗ての姿が目に浮かぶ。

 「一枚板」と一口に言ってもピンキリである。

樹種が違えば価値も違うことは、誰でも分かる。

だが、同じ樹種となると、素人には不可解で何が何だか分からなくなる。

一寸だけ解説して置こう。

「一枚板」の価値は【大きさ】・【厚さ】・【形】・【割れ】・【傷】・【硬さ】・【色】・【節】・【樹齢】・【乾燥状態】等で決まる。

だが、それは「家具職人」と「木材商」更には「個人」の眼によって異なる。

例えば、家具職人は、節の少ないものを良質とするが、木材商は節も価値の一つと考える。

私は、どちらも正しいと思う。それは、立場が異なるからだ。

では、ユーザーである我々は、どう判断したら良いのだろう?

答えは、自分の「感性」だ。

一枚板は、絵画や彫刻と同じ、世界に一つだけの樹海が作った「芸術品」だ。

興味のない人には、ただの板であるが、木の好きな人や興味のある人には宝物である。

さて、読者の皆様はどう判断しますか?

下の写真は二枚接ぎの板である。(二枚の板を人工的に繋いだ板) 

これも、一枚板だと言われれば、否定は出来ない逸品だ。

右と左のコラボレーションは、一つの芸術品と言っても過言ではない。

MUKU工房に相談すると、色々な一枚板を提案してくれる。

食事+会話+α

2011-02-10 | Weblog

 木の座面が、こんなにも座りやすいとは思ってもいなかった。

 さすが 「匠工芸」の椅子である。 

 旭川家具で「椅子」といえば「匠工芸」

「匠工芸」といえば「椅子」と言われる所以を身を持って体感した。

 座った瞬間、ヒップがスーっと後ろに下がり、背中が背もたれにフィットし心地良い。

 思わず「これは楽だ!」と叫んでしまった。

 これなら、家族の会話も弾み楽しい食卓になるに違いない。

 また、友達を招いたなら、きっと盛り上がるだろう。

 材質は、勿論無垢。ナラとブラックウォールナットの二種。どちらも重厚さを放ち存在感は抜群!。

  座面のディテール。

 

職人のこだわりが見える椅子

2010-11-06 | Weblog

シンプルだが、家具職人のこだわりが沢山詰まっている椅子。




部材をある角度で接合する仕口は最も大事な部分である。

 


この仕口は、フィンガージョイントという。

肘掛部分の一体性を表現するために、この仕口が採用されたと、私は思った。

旭川家具職人が常に心掛けている「100年使える家具」は、このような仕口にこだわるところから生まれる。

建築も同じだ。

柱と梁の接合にも、多くの接合方法があり、先人達が長い歴史のなかで育んで来た。

東大寺などの寺社建築は、仕口のオンパレードであることは言うまでもない。

真骨頂のローテーブル

2010-03-05 | Weblog
「どうだ!」と、言わんばかりのローテーブル。

北匠工房・・・いや、正確には“インテリア北匠工房”が製作した一枚板のローテーブル。



和室でも、洋室でも豪華さは同じ。

木の好きな人には、是非とも手に入れたい逸品だ!

「くつろぎのお伴」とは?

2009-11-22 | Weblog

「休日、くつろぐときに欲しいものは?」

 と、聞かれたら、私は

「このワゴンテーブル」と、答えるだろう。

 木は、人に優しい。

 ぬくもりがあるし、肌にも優しい。

 木目の美しさは目を優しく包んでくれる・・・

 コーヒーや紅茶を置くのも良し。本を置くのも良し。ノートパソコンやモバイルを置いても良さそうだ。・・・

 色々な使い方が出来そうで、心強いお伴になりそうだ。

村澤一晃氏の作品がいま熱い。

2009-11-20 | Weblog

 いま「デザイナーの名を挙げよ」と問えば、必ずム・ラ・サ・ワ」と、村澤一晃氏の名が挙がる。

 その理由(わけ)は、作品群を見れば一目瞭然だ。 

 凡人の私には「素晴らしい」の一言以外、賞賛する言葉が見つからない。

 その代わり、私はこの作品群を見て旭川人として誇りに思った。

 それは、一流デザイナーもさることながら、この作品を製作した旭川家具メーカーも一流だと再認識したからである。

 家具は、図面通りに作っただけでは良しとはならない。

 図面の裏に隠されたデザイナーの意図を読み取り具現化出来なければ、一流メーカーとは言えないのである。

 そのためには、一本一本の木材を吟味することは勿論のことだが、微妙な曲線などは自分の目と触感を信じるより方法がないのである。

 そこには、研ぎ澄まされた目利きと技術が融合して初めて一流の作品となるのである。

一枚板は妖艶の魅力?

2009-11-14 | Weblog

 久し振りに、木工場を訪ねた。

 倉庫に数十点のテーブルが並んでいた。

 案内してくれた係員が「全て格安で処分する」と言う。

 

 私は、おもむろにテーブル群を見渡していたが、惹きつけられるように一枚のテーブルの前に立っていた。

 一枚板のテーブルは、なまめかしく美しかった。 

 節の混ざった木目は、自然美そのものであり且つ妖艶だった。

 この木は、くるみの姿をした魔女だったのかも・・・

「ありそうで・・・なかなかない」 無垢のソファーここに有り!

2009-11-13 | Weblog

  無垢のフレームが存在感を際立たせる。

  このソファーに座ると背筋が伸びて気持ちが良い。

 無垢の肌触りが、心豊かにする逸品。

「こんなソファー。なかなかないのよね〜」

「そうなんだよ。ありそうでないんだよなー」 

「バターケースが足りない!!!」  製造に追われるクラフトメーカー 

2009-11-13 | Weblog

 無垢の木で作ったバターケースが、売れていると聞いた。

 興味があったので、クラフトメーカーに出向いて製品を見せてもらった。

 瞬間、バターを入れる器にしては勿体ないと思った。

 しかし、朝の食卓に置かれたこの器を想像し思い直した。

 同じバターでも、プラスチックの器より美味しく感じるだろうし、気持ちが豊かになるに違いない・・・

 料理は、器や盛り付けに依って味が変わる。

 友達が「料理は、口だけではなく目でも食べるものなんだ」と言っていたことを思い出した。

 このバターケースが売れている理由が解った・・・

真心と感動を贈る「お歳暮」とは?

2009-11-12 | Weblog

 真心を贈る・・・

 お歳暮の時期になると私はいつも悩む。

 お世話になった方には感動も贈りたいと思うからである。

 今年は、この印鑑ケースを贈ることにした。

 これは、旭川クラフトの逸品である。きっと感動してくれるに違いない・・・

人気の秘密は? 

2009-11-08 | Weblog

「ローラン」と名付けられたこのソファー。

 以前にも紹介したが、未だに人気抜群だという。

 いや、過去にも増して人気が上昇しているというのだ。

「シンプル」であることは言うまでもないが、似たようなカウチ型のソファーは、沢山ある・・・

 価格は高額っていう訳ではないが、量販店と比べると安くはない・・・

 一体、人気の秘密は何なのだろう???

 品質が抜群であることは、この眼で確認し、実際座って確かめたので保証できる。

 デザイン?品質?クッション?使い勝手?・・・

 人気の謎は深まるばかり・・・