
この頃或る知人が胃がんの手術を終えて元気になったとの知らせがあった。ちょっと胃の具合が悪いとのことで町医者にかかり、胃カメラで撮り、細胞を採取し胃がんであることが解かったと言う。そして開腹手術ではなく穴を開けて癌を取り出したと言う。
そんな話を聞くうち、私達の子供の頃の診察を思い出した。今はおそろしい死病とされる「癌」を色々な病名で知らされていた。昔のお医者さんは、先ず脈を診る、熱を測る、顔色を見る、口を「あーん」して喉を覗く、眼の中を覗く、そして仰臥して腹を隅々まで力をいれて押圧する、聴診器で胸の音を聴く、背中に平手を当ててその手を片方の手でたたき音を聴く、癌を見つけることは容易ではない。押さえて硬いところがあれば、それが胃がんであっただろう。だから触診で解かるようになれば、癌末期であろう。そんな訳で昔の人の多くは死んでしまったことと思う。いまはあらゆる検査で病気を見つけてしまう、そして治療が可能である。
長寿国の筆頭になった日本は幸せと言うべきか、認知症を心配しながら生きのびている。
そんな話を聞くうち、私達の子供の頃の診察を思い出した。今はおそろしい死病とされる「癌」を色々な病名で知らされていた。昔のお医者さんは、先ず脈を診る、熱を測る、顔色を見る、口を「あーん」して喉を覗く、眼の中を覗く、そして仰臥して腹を隅々まで力をいれて押圧する、聴診器で胸の音を聴く、背中に平手を当ててその手を片方の手でたたき音を聴く、癌を見つけることは容易ではない。押さえて硬いところがあれば、それが胃がんであっただろう。だから触診で解かるようになれば、癌末期であろう。そんな訳で昔の人の多くは死んでしまったことと思う。いまはあらゆる検査で病気を見つけてしまう、そして治療が可能である。
長寿国の筆頭になった日本は幸せと言うべきか、認知症を心配しながら生きのびている。










