ブログ「安心院の里」

退職後は、国内・海外旅行、スポーツクラブ、家庭菜園、登山など自由気ままに我が人生謳歌中です!(健康で元気なうちに・・・)

佐渡旅行記!トキ(2012.4.27)

2012年04月29日 18時31分27秒 | 国内旅行







小雨降る東京駅を上越新幹線「MAXとき309」は、定刻の8:24出発です。

車窓から残雪の山、遅い越後の春を眺めながら〝所要2時間10分〟で雨上がりの新潟駅に到着しました。

迎えのバスで新潟港へと移動、昼食は佐渡汽船食堂で〝桜エビと白魚のかき揚げソバ〟を食べてみました。~ウマイ!

12:35新潟港から大型フェリー「おおさど丸」で海上国道350号を約2時間半の船旅、海は穏やかです。

15:00目的地の佐渡島・両津港に到着、佐渡おけさの音楽が流れて観光客を迎えてくれます。

まだ、寒いのか?周囲の山々には残雪が多くあります。

この頃、空は、一部晴れ間が見えてきました。
迎えの新潟交通佐渡観光バスに乗り、佐渡島観光スタートです。


最初は「トキの森公園」の見学です。
佐渡トキ保護センターに隣接する一般公開施設で、トキの保護増殖に関するパネル、映像・音声資料、はく製・骨格標本などが展示され、トキの生理、生態から保護活動の歩み、人口繁殖の成功、野生復帰までをわかりやすく展示、解説しています。

観察回廊から、トキ保護センターの飼育繁殖ケージ内のトキを観察できます。

《嬉しいニュース》

今年も抱卵中のトキがトビに襲われ受難、孵化は絶望的と思われた矢先23日、佐渡で放鳥され、トキのペア(3歳雄・2歳雌)に日本の自然界では36年ぶりとなるヒナ3羽が確認され、日本中、嬉しいニュースとなっています。


売店では、地場の新穂産の枝豆ソフトが有名、ここでしか買えないそうで食べてみましたが特に「旨い!」とは思いません。

地元ではトキのひな誕生のポスターが貼られお祝いムードに包まれています。

佐渡旅行記!小木観光(2012.4.28)

2012年04月29日 15時26分44秒 | 国内旅行







《 諏訪神社 》

朝食前にホテル近くの諏訪神社に散歩に出掛けた。

神社は、加茂湖東岸の小高い丘の森の中にあり、加茂湖のが眺望できます。
境内にある能舞台では、定期的に薪能
が舞われるそうです。

ホテル午前8時50分出発、天気は最高です!

最初に訪れた場所は、スケジュールに記載なかった日蓮宗「妙宣寺」です。

新潟県では唯一、国の 重要文化財の五重塔があります。
1827年に建立され、境内には、重要文化財の日蓮直筆の書状が残っています。


小木でバスに乗り込んだ地元のふれあいガイド ・岩立さん が千石船 文化や小木の歴史スポットまで、丁寧に案内してくださいました。

「木崎神社」

町の中央部から海に突き出た半島の城山公園の麓にある神社です。

初代の佐渡奉行大久保長安が、1609年に金銀輸送の航海安全を祈願して 勧進した神社といいます。

佐渡旅行記!たらい舟(2012.4.28)

2012年04月29日 15時24分04秒 | 国内旅行






「矢島、経島 」

元小木の海岸にある「経島」と「矢島」の手前には、赤い太鼓橋が掛けられています。

ここでは、水中を見れことが出来る「タライ舟」がありました。

「矢島」は、矢に使う竹を産出した所で、源頼政がヌエ退治にこの矢を使ったという伝説があります。


「経島」は、日蓮聖人の赦免状を携えた高弟の日朗[にちろう]が漂着し、読経して一夜を明かした所といわれています。


「小木のたらい舟乗船」

佐渡と言えば、たらい舟!です。
狭く入りくんだ岩礁が多い小木海岸でワカメやアワビ、サザエ採りのために、小廻りがきき自由に操作できるように「たらい舟」が考案されたと言われています。

櫂を使用して漕いでみましたが、最初は舟が同じ場所でぐるぐる回り、まったく進みません。ギブアップです。

ゆらゆらと波に揺られながら海から眺める風景は、この時しか味わえない特別なもので、体験出来て良かったです。

佐渡旅行記! 御所サクラ(2012.4.28)

2012年04月29日 15時06分47秒 | 国内旅行







「小木の御所ザクラ」

海潮寺境内にある「サトザクラ」の名木です。古来より順徳上皇の御手植と云い伝えられ、本堂前の石道をはさんで左右二株が並び満開に咲き誇っています。

花は優雅な「匂いザクラ」で、黄芽から一重と八重の白花が混り咲き、花弁の先端が不規則に細裂する珍らしいものです。

小木おけさに「小木の岬の四所御所桜、枝は越後に葉は佐渡に」と歌われてもいます。


「犬岩伝説」

バスの中で地元の語り部が、「真野湾の伝説を語り始めました。
その内容は、

「真野湾は長者の一枚田で、長者は毎年佐渡中の島民を集めて たったの1日で田植えを終えることで権威を示していた。
田植えが終わる前に日没しそうになった。 そのことに怒った長者は扇を煽って、西に沈みそうな太陽を無理矢理東に戻してしまった。
おかげで田植えは1日で終わったが、その直後、田んぼは陥没して海になってしまった。 長者は逃げ、 残され た犬たちは長者を追いかけて海岸までやってきたが、 長者が戻ってくることはなかった。あまりの寂しさに犬たちはみんな石になってしまった」と説明した。

案内されたのは、道路から下方に見える犬神平海岸の =岩=・・・そう言われて見れば岩が犬の形をしています。


2日目夕食
「トキ色ご飯!」

ホテルでは、トキ2世誕生を祝し、減農薬で作られた佐渡の認証米「朱鷺と暮らす郷」を使って、トキの羽色を表現した「トキ色ご飯」を宿泊客に提供してくれた。

2日続けて地酒〈真野鶴〉をいただく、また、佐渡の海岸で育つ天然のイゴ草を使った「いごねり」も料理に振る舞われるなど美味し料理で満腹です。

佐渡旅行記!鼓童佐渡特別公演( 2012.4.28)

2012年04月29日 15時01分18秒 | 国内旅行









太鼓芸能集団「鼓童」のベテランメンバーと研修生による佐渡特別公演を鑑賞した。

「鼓童」は、佐渡島で誕生し「佐渡の國鬼太鼓座」を経て太鼓芸能を舞台芸術へ、現在は世界46カ国で活動しているという。

今回は、結成から30年、「鼓童」の礎を築いたメンバーを中心として、特別な舞台演奏が披露されました。

さすがに磨き上げられた技、歌、踊り、打つことで発せられるエネルギーを感じます。腹に響き、感動そのものです。

持久力、筋力、軽快な身のこなし、一つのことに打ち込む美、飛散する汗など、彼らの勇壮な演奏は、観客を陶酔させてくれました。
(演舞の写真撮影は禁止!!)


「鼓動」の特別公演が行われた宿根木地区は、江戸時代に北前船の寄港地として栄え、当時の面影を残す景観が国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

明治時代まで回船業の港町で、船大工や海産物問屋、鍛冶屋など多くの職種が集まり、最盛期には、1ヘクタールほどの狭い谷あいに約100戸の家屋が密集していたそうです。

中でも「三角家」は、地区のシンボル的存在で土地の形状に合わせて三角形にら建てられユニークな形が観光客にも人気となっています。

当時「佐渡の富の三分の一が宿根木にある」とまで言われた歴史ある集落ですが、今は一歩集落に入ると時が止まらったかのような雰囲気に誘われます。