コメントとか。

2017-06-05 | 将棋
​藤井四段が言った「僥倖」が急上昇ワードになるくらい話題になっていましたが、カイジを連想する人がほとんどですよね?違うか。
局後のコメントってタイトル戦では毎局聞かれますが、いつも同じだと同じと言われるし、変えれば目立つし、難しいんですよ。

コメントで印象に残っているのは佐藤康九段との竜王戦で自分が3勝目を挙げた将棋の局後、佐藤九段が数十秒の長考の末に「闘志を燃やして頑張りたい」と言われたんですが、これは珍しく、佐藤九段と親しい記者の方も「長考してるから普通のことは言わないと思ったけど意表を突かれたなあ」と反応していました。

フットサル合宿で、ある奨励会三段がその日に奨励会で指した将棋をみんなで見たんですが、技術的にはプロと変わらない印象を受けました。藤井四段の快進撃を多くの人が予想していなかったのは、三段リーグが13勝5敗という昇段者としては並の成績だったからです。これが17勝とかだったら、期待値は違ったはずで。
三段、プロ、トッププロの力がどれくらい違うのか、という比較は常に難しいですけど、いつの時代も三段リーグは厳しい競争だと改めて感じた出来事でした。
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