季節の野原で葉っぱの音を・・・。

心の畑も耕せる農家でありたい。

環境を整える

2017年06月22日 | 気持ちを語る

田植えやら、小麦の収穫やら、大豆の種まきやらが進みながら

季節も進んでいく梅雨の最中。

それと並行して、ここに暮らしてからあれこれと作り続けてきた中で、

初めて、壊しています。

解体しながら、どうやってそれを作ってきたのか、その時その時のことを思い出し

釘1本、土台ひとつ、材木の刻み後と無我夢中で進んできた月日が複雑に混ざり合います。

壊しながらも、新たな仕組みは動いており、お世話になっている方々に感謝につつ

その丁寧で地道な対応に頭の下がる思いを感じながら

人間社会のザラザラを突き付けられ、どうか平和な心を保てますようにとできる限りで奔走しつつ

来年の春の開花を目指してがんばっている種の応援もしている今年度。

作物が育つ条件として

「光・温度・水・土・肥料・有害物質の除去」の環境が整うこと。と教えてもらったのは20年前ですが

作物だけでなく、人が心身共に健やかに育つには

やはり、同じように、相手を想う明るさ・思いやりある暖かさ・うるおいながら流れるような人間関係・

食・そして・有害な人と距離を置くこと。

農業で培った心の在り方を、今年度は人に対して整える時期なのだと

様々なことに向き合いながら、覚悟をし、そして決断しています。

なので、今年はこれと言った花も咲かず、実にも行きつかないと、端からも見えるでしょうし

自分でも、「今は環境を整えているのだから、種を撒く時ではない。今ある根を、掘り起こし新鮮さな空気にさらし

余分な根を切り、それから新しい環境に植え直す。」と自覚しています。

悶々とする心で外に出れば、こうやってそっと傍に来てくれる命もあることだし

(ネコとアヒルの本心はどこにあるのかわかりませんが)

人間を含めたみなさんのおかげで、一喜一憂せずに準備をしながら来春に備える心境でいられます。

 

 

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そうゆう日。

2017年05月19日 | 気持ちを語る

知らない間に娘が撮っていた、幸せの中にいるカエル。

カエル自身は、大きな大きな人間に見つかってしまい、きっとドキドキして幸せなぞ感じていないでしょうね。

朝、手の指に木のトゲが刺さったのですが、3mmほどの細いもので、すぐに抜けなかったので

そのままにしてあれこれやっていました。

その、あれこれやっている最中、道路を運転中にドン!と何かをタイヤで踏んだのですが

それも、踏む直前の目視では小さなものだったので、

そのまま走り続けました。目的地はそぐそこだったし。

何百メートルかで体に感じる異変に気づき、目的地である衣料品店の駐車場へ。

やはりタイヤが軽く凹んで、パンクしています。

そのままそこに車を置かせてもらい、知り合いに電話をして家まで送ってもらいました。

その方の自宅、すぐそこだったのです。

夕方、夫の手のすいたところで一緒に行って、パンクしたタイヤを外してタイヤ修理の店に運んでもらいました。

タイヤ修理のお店も、すぐそこにある場所でした。

タイヤのない車の横で待っていると、ほどなくして修理を終えたタイヤと

共に夫が帰ってきました。「これ。」と差し出した手には2センチほどのネジが。

こんな小さなものが刺さっただけで動かなくなるんですね。車って。

取り付けが終わり、お礼に用意していた3色団子10本入りをお店の方にお渡しして、用事を済ませ帰宅。

夜になって指のトゲが存在を主張するようにズキズキしてきました。

自分で抜こうと試みたのですが、抜けません。

針と刺抜きを持って夫のところに行きました。すぐそこにいたもんですから。

格闘の末、小さな小さなトゲを抜いてくれました。

大きな体をして、3mmのトゲが痛くて動けないんですね。人間って。

「今日は刺さってばっかりだわ」そうゆうと

「今日はそうゆう日だったんじゃないの」と言われました。

釘やらトゲやらが刺さりはしたけど、すぐそこに助けてくれる存在がたくさんあって

痛みも少し伴ったけど、すぐに修復できました。

今朝、少し前から心にチクチク刺さることが多かったことについてあれこれ思いを巡らせていて、

「みんなに思いを伝えて、夜には修復するぞ!」と決めていました。

気持ちと現実って連動するのでしょうか。今からすぐに取り掛かります。

今日はそうゆう日なのでした。

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葉っぱから伝わる想い

2017年05月06日 | 気持ちを語る

ここは、普段人目につなかいひっそりとした我が家の裏山に続く道の土手。

子どもの部屋をこの後ろに置くまでは、それはそれは荒れ放題で到底人目につかせたくはない場所でした。

何ができるのかと言えば、環境を整えることしかできないのですから

心にとめて時折手入れをするようになりました。

それでも、少し手を抜けば雑草が茂るばかりですが、新緑のおかげか

見ようによっては一面の緑で心穏やかに、心静かに文字を追うほんの少しの助けになればと

いいように思う五月のはじめ。

新芽に励まされながら徐々にいろいろなことが進んでいく中で

そこまで思っていてくださったのかと感謝することが時折あって

それが心のより深くまで染み渡っていきます。

日差しが強くなってきたので、木陰で風に吹かれながら体温を下げ

増えすぎて往生する、くさぎという名の植物をのこぎりで切りまくっていたのですが

多勢に無勢で勝ち目はありません。

ふと思いついて、まだ若くてそう臭くはないうちの葉っぱをむしり取れば

光合成でできた栄養は茎を伝って根まで届かず、いくら根から水分や栄養を吸い上げても

そうそう成長はできないのでは・・と、ミジミジとむしり取り、棒だけとなったくさぎがたくさんできました。

申し訳ないけれど、枯れていくのを待つ心境です。

そして必要なのは、花より葉っぱ。とも思っています。葉っぱがあってこその命だと。

きれいで目を引く花にも言い分はあるのでしょうが、ほんのいっときの美しさだけに気を取られるよりも

何色あるのかわからないほどの緑色した葉っぱのことは、もしも植物の一部となるならどこがいいと聞かれたら

迷わず、ここで。と言う自信があります。

光を受けて新たな何かに変えて、花や実や根のために届けられたらいいなと思うのです。

やがて色を変え、本体から切り離され手も尚、次の葉っぱを用意しておけばいいのだと。

ただ、邪魔扱いされてむしり取られることはないように、要注意ですけど。

新芽のころにはあれこれ思うのです。

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ログハウスの展示場で食農体験!

2017年04月28日 | 企画とお知らせ

人が暮らすためには、家が必要です。

長い人生の間には、様々な事情で住まいを移ることもあるのでしょうが

こんな素敵なログハウスに住まうご家族のみなさんは、

家の外観や間取りそのものだけでなく

きっとどう暮らすのか、どう生きるのか、それを根本から見つめ、

この家を終の住み家と決めて、決断されるのだろうな。

そんなことを想いながらログハウスの展示場での打ち合わせをさせていただきました。

BESS南愛知

http://minamiaichi.bess.jp/

竹パン作りは、我が家と同じ地区に住む、このBESSの家に暮らす知人が担当してくれます。

ウチのお米から仕込ん米糀を発酵させた天然酵母で生地を作り、

炭火でこんがり焼いておいしいパンになること請け合いです。

素敵なログハウスの広い中庭で、これからの家族の暮らしを創造しながらの1日。

パンの酵母のようにみなさんの心沸き立つ時間となれば、うれしいです。

 

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動かない時はネコを見習って。

2017年04月20日 | 気持ちを語る

冬から春にかけて、誰もが何かしらの事が生まれている日々を送っているのでしょうが

私もあれこれしながらの毎日でした。

決して多忙でバタバタとしていたわけではなく、一見すると「何やってるんですか?」と

聞きたくもなりそうな動きのあるようなないような日々。

冬芽が止まっているように見えても中では春の準備をしている。

そういえばカッコよいのですが、もう春なので動いてきてもよさそうな時期なのに

なんだか、あっちもこっちも微動だにしません。

それは、この春の気温が低いせいでは決してないことはあきらかです。

どうしてこんなに動き出さないのだろうか。そう夜更けに考えても答えは出ず。

たくさんの人がたくさんのことをしていく様子を感情を入れずに見送りながら

ほんの少しづつ動くところを動かすよりほかに手はない。

そう思っていたのですが、ふと「自分のことが動かないなら、動いている人のお手伝いをしよう。」と思いました。

動かしたいものは自分のためだけではないはずだけれど、それでも、どこかにきっと自分のためにという気持ちがある。

自分でそれがわかっているからこそ、動かないことにいらだちやら焦りやらが交錯している我が身を省みます。

いろいろある時、ネコは気楽でいいわねえと、世間ではよく言われてます。

うらやむよりも、自分も気が楽。という意味で気楽になればいいのだ。と

春のおおあくびを見ながら、けれどもそうそうすぐに気楽にもなれず、まだまだ我慢や忍耐の修行は続きます。

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手を合わせて、ていねいに暮らすこと。

2017年03月07日 | 気持ちを語る

冬の間、明けても暮れてもアタマから離れなかった味噌作りですが、

仕込みにお見えになるみなさんと一緒に過ごした時間が無事に終わりました。

大豆を育てて、収穫して・・は、大部分が夫の仕事ですが、

その間にも四季折々農的暮らしの体験にみえる方々と向き合い、

そして新たなご縁をつなげ、ご案内の言葉を心の中からすくい上げ、

お申し込みを受け取りお返事をお返しし、麹の準備をしながら

何種類もいる動物たちの世話をし、場を整えて、当日お会いするみなさんと

出来る限りの丁寧さで味噌作りをお伝えし、

自然の風景や無数の命たちにみなさんへの心の接待をしてもらい

それから1年かけてようやくみなさんの台所に置いてもらい

それからの1日1日をそれぞれのご家庭の食卓でささやかながらもお役に立ち

それで、みなさんの心がほんの一滴分でも平和になればうれしい。

それが私の味噌作り教室なのだと。

わかっておりましたとも。

以前「場の空気がいいことって大事なんですよ」と教えてくれた方がいました。

その時は、わかっていた。・・・・つもりだったと、今更ながらに自分のわかってなさを痛感する今日この頃。

味噌そのものだけに価値があるのではなく、

どれだけ多くの自然や命、お世話になっている方々、道具その他もろもろに助けられていたことか。

麹をほぐす手のように、心の中でも手を合わせることを忘れないでいたいと思います。

親指の傷、痛くはなかったでしょうか。

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花でなくとも。

2017年03月02日 | 気持ちを語る

見てもらいたい。そう思ってこの花は咲いたのでしょうか。

誰に。ということでなくても、陽を浴びて開花したからには

みてもらえたらうれしい。という密かな気持ちは必ずあるはず。

置かれた場所で咲きなさい。という題名しか知らない本がありますが

置いた誰かがいるのです。

置かれたから、精一杯咲いたのに、

「この色じゃなくて、赤がいいわね」と、眠っている間に根こそぎ引っこ抜かれて

気が付いたら、置かれたはずの場所に自分はなく、赤い花があったなら。

その時の青い花の気持ちたるやいかに。想像するのは全然難しくはありません。

花ならそのまま腐るだけでしょう。

人間だもの。

他に自分を必要としてくれてる誰かの存在を信じ、いつかそれが見つかった時には

より一層の感謝を感じられるはず。

根を張って生きるのは、花でなくても、稲でなくても、人間であっても同じ命。

痛みを感じてこそ他者を思いやれる心は育ちます。

種を蒔いて、実ったところで収奪するのが農家だもの。

感謝していただかねばなりません。

心して春を迎えたいと思います。

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バランスを取る。ということ。

2017年02月17日 | 気持ちを語る

農家の我が家の冬は、味噌作りに明け暮れながら、毎日が少しずつ進んでいきます。

塩を量る、この秤。左が定量にはまだ足りず、ネコを乗せたら重すぎます。

バランスが均等となる寸前まで、ビクとも動かず、釣り合うほんの少し手前で揺れだし

「その時」がくると、急にカタンと音と共に動き、そしてそれ以上重くなっても

再び、びくともせずに静かに耐えています。

重すぎた。そう気がついたところで、行き過ぎを詫び、負担を軽くしてやると

静かにゆらりと戻ります。

けれども、取りすぎると再びへこむ繊細さを見ながら、どこが釣り合うところかを

みなさん、それぞれのさじ加減で探っていき、最後にはちょうどバランスのとれたところを

見つけて、その塩を大豆の中に加え、麹も入れて味噌の仕込みは進んで行きます。

人生も。経験も。人間関係も。学校も。子育ても。仕事も。

みんな、そうやって、すぐに目には見えない相手の心や、自分の内面のバランスを量りながら

失敗したり、行きすぎたり、唐突だったり、省みてゆるやかにしてみたり・・・。

日々、何度も何度もバランスを取って生きて、暮らしているのだろうなと、この赤い秤を見ながら

いつも想うのです。

デジタルならば、途中経過が数字で見えて間違いも少ないのかもしれません。

でも、人の心、数字で読めますか?

だからでしょうか。

味噌を仕込みに来てくださるみなさん、みな、「これ、いいですね。」と言ってくださいます。

平和な心も醸されますように。それが、私が味噌作りをさせていただく最終的な唯一の理由です。

 

 

 

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美浜ピクニックラン♪ & 地元農家で醤油絞り体験!のご案内

2017年02月06日 | 企画とお知らせ
数年間から、発酵教室などに参加くださっている方からの企画のご案内です。
川の流れのように、一方方向からの流れだけではなくて、
海の波のようにお互いが様々な方々とご縁でつながり、引き寄せあうエネルギーで、
こんな企画に育ちました。
みなさま、是非、木々芽吹く春の一日を、
愛知県知多郡美浜町の里山、里海、田畑の中で過ごしてください。
 
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春分の日。

春を感じながら自然のなかをゆるっと走りませんか〜?

車では見過ごしちゃう景色や地元の穴場スポットをゆっくり走り

途中で駄菓子屋さんや10円からあげ買って海をみながらちょっとひといき♪

走ったあとは...地元農家で醤油絞り体験をして

絞りたて醤油で食べる農家さんの無農薬はざかけ米卵かけご飯と
大豆から育てたお味噌汁付きのぜいたくな昼食付きです♪♪

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小さなお子さま連れや走りきれるか心配…という方

自転車で一緒にまわるのもよし
ショートカットするのもよし

季の野の台所で留守番しながらお昼のお手伝いもよしです^ ^

季の野の台所は動物もたくさんいるから
留守番もまた楽しめますよ〜♪

※走らなかったり、先に帰って来る子どもがいる場合、必ず同伴の大人がついていてください。

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●日時…3月20日(月・祝)9時30分〜14時30分(9時〜受付開始)

●タイムスケジュール

9時〜受け付け開始
9時30分〜準備運動

※なんと!!プロマラソンランナー原田拓氏(拓プロ)に走る前の正しい準備運動を教えて頂けます。

9時50分〜ラン
※山〜海まで約3㎞を走ってちょっと休憩をはさんで、違うルートで戻ります。トータル6〜7㎞のコースです。

11時〜醤油絞り体験
12時30分〜昼食〜14時30分 終了予定

●場所…季の野の台所 愛知県知多郡美浜町布土豆池23

●参加費…大人3,500円、小学生以下1,000円 美浜町民は3,000円(大人のみ)

※参加費は当日受付にてお支払いください。

●定員…40名
●申し込み…Facebook https://www.facebook.com/events/143924126117695/
または、季の野の台所まで。


●走りやすい服装・靴でご参加ください。
●食べ歩きの代金は各自でお支払いをお願いします。
●ラン途中の水分は各自ご用意ください。
●体験も外で行いますので、温度調整できる服装での参加がおすすめです。
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雪の中で。

2017年01月15日 | 日記

具体的な数字は申しませんが、今日、これまでの人生の中で一番深く雪が積もりました。

あひるの歩いたところが道になり、足が見えないほどなので、まるで水かきで進んでいるかのようです。

足は冷たくはないのだろうかといらぬ心配をしつつ、羽毛布団にくるまれている姿をうらやましくも思います。

甘夏に雪の積もる冬の1日。

今日、この日が大切な日の方も多かったことでしょう。

明日は月曜日。様々なことが平常に動くことを祈ります。

 

 

 

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