2017年08月20日
カムチャツカ発
[カムチャツカ地方で密漁者が内務当局により発砲を受け1名負傷]
2017年8月8日、カムチャツカ地方エリゾフスク地区において、サケマスの密漁を行い、同地方内務当局(*МВД:MVD)職員の発砲を受け、男性1名が負傷する事件が起きた。
この取締活動は、作戦“漁期-2017”(“Путина(プチーナ)–2017”)の枠組みで行われた。
当局は、同地区ビストライヤ川ほとりで、太平洋サケマスを密漁しているグループを発見、男性1名が重大な証拠を破壊、隠ぺいを試みたため、武器を使用しこれを阻止した。
この男性が負傷したため、当局は救急車を呼び、任務遂行チームに報告した。
なお、負傷した男性は、同地区の病院に入院した。
*МВД
ロシア内務省(Министерство внутренних дел)は、ロシア連邦の内政を管掌する機関。ロシアの警察機関であると同時に、分離独立運動対策のための軍事組織ロシア国内軍を有していたが、現在は国家親衛隊として独立している。