その時々の記述

何か思うことや感じることがあった
その時、その時を書きとめていこうと思います。

後ろ向き発言反対

2017-02-22 01:37:45 | 日記
2月11日、中日新聞に掲載された、この国のかたち 3人の論者に聞く
http://chuplus.jp/paper/article/detail.php?comment_id=435172&comment_sub_id=0&category_id=562

という特集で、社会学者で東大名誉教授の上野千鶴子さんという方の発言が物議をかもしているのだそう。

で、遅ればせながら読ませていただいた。

要約すると、
人口を維持するために、移民を受け入れるのはツケが大きすぎるから
日本は人口減少と衰退を受け入れ、緩やかに、平等に貧しくなればいい。
平和に衰退していく社会のモデルになればいい。

というような主旨の発言・・・。

確かに、出産可能年齢の女性が少なく、しかも若い世代の非婚率が高いのだから、
今のままだと、日本の人口減少は止まらないだろうし、東芝やシャープなど高度経済成長を
下支えしてきた大企業がえらいことになって、片や非正規雇用も増えて、産業構造の変化で
不要な職種も生まれてきて、賃金は上がらず、治安にも貢献してきた中産階級が減って、
年寄りばかりになって等々、問題は山積、それについて政府は有効な手を打っているようにも
思えないので、余り明るい未来は期待できそうにないと私も思う。移民の受け入れ方も
よく考えないといけないと思う。

でも、平等に、緩やかに貧しくなればいいというのはちょっと・・・

仮に、小さな小さな企業でも、
時代の風向きが悪い、今後業績も期待できそうにない、しかし、今まで地道にやってきた蓄えがあるから、
これからはその蓄えを平等に社員に分配し、あとは定年までのんびり平和に衰退していけばいいや
なんて経営者が考えていたら、社員にも伝染して、緩やかどころか、その3倍速、4倍速、否、それ以上の
スピードで、下り坂をごろごろころ転がって、最後は、みんなで首を括っておしまい。

なんてことに、マジでなりうるよ。

高齢化社会の本当の怖さは、こういう後ろ向き発言が増えていくことにあると思う。

年寄りが増えると、望む、望まないに関わらず、だんだん自然現象で活力がなくなっていくもんだから、
もうこの辺でいいんじゃない、十分やん、先もそんなに長くないしガツガツせんでもという考えに至りやすい。

年寄りって、年を取るって、そういうことだから。

刻々と、これから日本は年寄りが増えていくわけで。
今、40代の人も、もうすぐ50代で、50代の私も還暦なんて、すぐそこだよぉ・・・ゾゾゾ。

そう、自分に当てはめてもそう思いますもん。
もう、疲れたなー、もう、引退してもいいかなーって。
とか言いながらまだ踏ん張っているけれど、
さすがに一億総活躍社会で、老人認定が70歳とか75歳とか言われだしたら、
ああ・・・もぉ、勘弁してと、疲れが蓄積した日には、泣き言のひとつも言いたくなりますから。

それに、その考え方、今となっては大失敗だと言われているゆとり教育と似ていませんか。

あれは確か、学習習熟度が平均6だから、だったら最初から10を目指して詰め込みしないで
平均の6を目指そうやっていうことになって、蓋を開けたら6どころか1とか2が増えたっていう
話じゃなかったっけか・・・。そこからまた失った時間を挽回するのが大変で、結局、若い人達が
大変な思いをしているという。。。

ああ、もう。ダメ元でも、下を目指しちゃダメだって。

後ろを向くのはまだ早いと思う。
まだ、やれることはきっとある。

私にも。微力でも。せめて、心意気だけでも。












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