キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

"No" と "Why"

2015年01月16日 | KISの教育
子どもたちとの会話の中には、よく"No"と"Why"がでてきます。

「~しよう。」あるいは「~してね。」と言うことに対して、「No」と返したり、だれかが近くに来ただけで「No!」と叫んだりすることがあります。「No」ということで、自分の時間や場所を守ろうとしているのです。もし、「No!」と拒否されることがあったら、こちら側の都合を押し付けているかもしれないと考えて、「あと○分で××しようか?」と投げかけたり、「何分でできるかな?」と聞いて、子どもに判断をさせることでパワーが子どもに移動します。そうすることで子ども自身が納得して行動しやすくなります。他の子どもに対して「No!!」と言う時も、自分の場所や権利や時間が脅かされることに対して拒否の意思を示しているので、安心させてあげたうえで、子どもに選択肢をあげることが納得するためには大事でしょう。

「Why?」と質問することも子どもは大好きです。自分の身の回りに起きることを不思議に思ったり、理解しようとして聞く場合と、「どうして、ぼくにそんなことを言うの(させようとするの)?」と大人の権力に対する疑問を「Why」で表す場合があります。No の場合と同じように子どもに選択肢を与えて、パワーを移行させることで納得してスムーズに動くことができます。

選択肢の例は・・・
親:「買い物に行くから遊んでいるものを片付けてね。」
子:「どうして?」
親:「足りないものを買いたいからよ。」
子:「いやだ。」
親:「あと3分必要?5分?」あるいは「(ブロックなど)作っているものを棚の上にキープして今行くのがいいか、あと5分遊ぶのがいいのか、どっちがいい?」など

「どうして?」に対して「どうしても!」というのは避けたいですね

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