社会統計学論文ARCHIVES(人生という森の探索)

社会統計学に関する論文を要約し、紹介します。
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ミュージカル・ギルドq.第11回公演「The Day-終焉と新生の狭間で-」(野方区民会館WIZホール)

2016-10-25 00:32:18 | 演劇/バレエ/ミュージカル

 ギルドq.の第11回公演。
    

 シリアスなミュージカルです。戦争放棄を定めた憲法が改悪され、それが発効する前日という設定。自衛隊の海外派兵に随伴したジャーナリストの江藤雄吾(別所ユージ)が戦地でテロリストに捕まり射殺されます(と、いったん観客はそう思い込まされます)。雄吾は佐久間家の長女・香苗(鈴木千夏)の夫です。長男の慎一(野口大輔)は、国防軍への入隊の決意をします。

 佐久間家のこの悲劇は格好の話題となり、テレビ新東京が国への忠誠を誓った家族愛というテーマで特番に組みます(報道局プロデュ―サー・宇津井冴子[斎藤清美]、アナウンサー・湊綾[村岸優希])。ゲストに阿藤甚三郎首相(迫英雄)が登場し、報道局次長の早見洋介(阿久津高広)と、新憲法発布の意義について話し合うシチュエーションとなります。

 しかし、戦地では隠された事実がありました(国家機密法で明らかにされない)。そして、番組は意外な展開に。

 こんなことはあってはなりませんが、憲法9条が換えられ、日本が国防軍をもち、戦争に加担する国になったとしたら、どんなことが起こるのか、人々は何を考えて生きていくべきなのかを描いたのが、この作品です。

 脚本が十分に練られており(いくつか仕掛けがあり)、俳優のみなさん歌も踊りも演技も達者で、おおいに楽しめました。問題提起の作品です。

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