アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

あの広重も覗いた!月の松

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 低気圧のせいで北海道では大雪だそうですが、東京は小春日和の良い天気が続いています。狭いようで日本も広いですねぇ。4日は二週間続けて上野公園に行きました。先週は会社のOBの会合で、天気も悪くゆっくりで見ませんでしたが、昨日は中学の同期会です。朝から好天でしたので、ちょいと早目に出て、久しぶりに公園を散策、国立博物館で特別展の「平安の秘仏」展を見ました。滋賀・擽野寺(らくやじ)の大観音とみほとけたちが東京へやってきた、滅多にない機会ですので楽しみにしていましたが、高さが5㍍を超える大迫力の秘仏はさすがに度肝を抜かれました。

 興奮冷めやらぬままに園内をぶらり、京都の清水寺を模した舞台づくりの観音堂で知られる、寛永寺清水観音堂に立ち寄りました。ご本尊の千手観音像は、京都の清水寺より迎えられた秘仏だそうです。お顔の部分だけの上野大仏など見どころいっぱいですが、いちばん興味を惹かれたのは歌川広重の連作浮世絵「上野清水寺不忍池」にも描かれている月の松です。観音堂から見下ろす松の枝が円くなっており、覗くと景色の先に不忍池の弁天堂が見えます。自然にそうなったのではなく、江戸時代の植木職人が松の枝を月に見立てて、技の粋を凝らして造り上げたと言われます。明治時代に台風で失われましたが、2012年に寛永寺が150年ぶりに現代の造園技術を駆使して復元したそうです。

 浮世絵に描かれた風景と同じように見られるという、ちょっと楽しい体験です。上野にお出かけの際はぜひお立ち寄りの上、江戸時代にタイムスリップを味わってみてください。
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