先週の予告編で、なんとなく今週は見逃しては損してしまうような予感が。そんな予感どおり、涙ポイントがたくさんあった「父の涙」でした。
先週最大のミステリーと感じた菊本の死ですが、身分が低い出の自分が乳母であったことは姫のこれからに差し障ると、死を持って自分の存在を消す事だったのですが、いろいろな意味で理解に苦しむ難しい死でした。死んだ場所、死んだ時期・・・。その理由も「今と言う時代」を生きている私にはよう分かりません。
ただですね、やっぱりNHK は幽霊好きでした。でも、その幽霊のセリフには涙が出ました。
「重い体を捨てて、これからの姫様の行く道が何処であろうがお守りいたします。」←正確にはあらず。
菊本が残した三通の手紙。でも、於一への手紙は燃やしてしまったと母は言いましたが、そんなわけはないですよね。なにが書いてあったのでしょう。このミステリーは、続くと言う感じですね。(サスペンスではないですけれど。)
次の涙ポイントは、やっぱり尚五郎でした。
お城に上がる前日の夜、家族で祝いの膳を囲んでいる時に、肝付家の祝いの品をもって尚五郎が現れます。家族だけの祝いの膳と知って早々に引き上げようとする尚五郎を、父は引き止めます。最後の碁を打っていってはどうかと粋な計らいです。
二人で碁石を片付けるシーンは、泣けました。
切々と黒石白石を分けていく二人。二人の道が分かれていく事を綺麗に描いていましたね。二人で交換したお守りのシーンも素敵でした。
生まれる前に父達の手で交換されたお守りは、また子供達の手で交換されました。二人の深い縁を感じてしまいます。でも、この二人の事は原作にはなくて、このドラマのオリジナルだと聞きました。素敵なお話で、篤姫の青春時代を飾りましたよね。
籠に乗って往来を行く時に、尚五郎がお守りを見せて見送っていたのも、西郷たちが見送っていたのにも心を打ちました。籠の中からやはりお守りを見せて、別れを告げる於一。
この先もそのお守りを握り締める日が、何度も訪れるのではないでしょうか。
「想い」を伝えると言うのは、「好き」と言う言葉を伝えるだけではない、そんなことを感じさせる尚五郎の別れの態度でした。最後の夜に泣きながら於一の家を去る尚五郎は、とても素敵な男に見えました。前を向いて生きろと言う彼の言葉が合ったからこそ於一は、菊本の死からも立ち直れたのですよね。
そして最後の涙ポイントは、やはり父、そして母でした。別れが近いというのにまともに話をしようとしない父でしたが、於一と会う時は、いつも目を大きく開けて瞬きも我慢の父。尚五郎と違って泣くことが出来ない父は辛いですよね。逃げるしかないですよ。とうとう前日の夜まで狸寝入りです。
でも於一が籠に乗ったときから、家族が上のものにするようなお辞儀に切り替えて見送った時に、別れというものが伝わってきました。庭で一人泣く父の姿にもでしたが、その時まで、常に微笑を絶やさなかった母の涙にも胸を打ちましたね。
籠が尚五郎たちを行過ぎて、角に差し掛かったときから、いきなり音楽が変わりました。第二ステージに入ったと言うことでしょうか。
先週最大のミステリーと感じた菊本の死ですが、身分が低い出の自分が乳母であったことは姫のこれからに差し障ると、死を持って自分の存在を消す事だったのですが、いろいろな意味で理解に苦しむ難しい死でした。死んだ場所、死んだ時期・・・。その理由も「今と言う時代」を生きている私にはよう分かりません。
ただですね、やっぱりNHK は幽霊好きでした。でも、その幽霊のセリフには涙が出ました。
「重い体を捨てて、これからの姫様の行く道が何処であろうがお守りいたします。」←正確にはあらず。
菊本が残した三通の手紙。でも、於一への手紙は燃やしてしまったと母は言いましたが、そんなわけはないですよね。なにが書いてあったのでしょう。このミステリーは、続くと言う感じですね。(サスペンスではないですけれど。)
次の涙ポイントは、やっぱり尚五郎でした。
お城に上がる前日の夜、家族で祝いの膳を囲んでいる時に、肝付家の祝いの品をもって尚五郎が現れます。家族だけの祝いの膳と知って早々に引き上げようとする尚五郎を、父は引き止めます。最後の碁を打っていってはどうかと粋な計らいです。
二人で碁石を片付けるシーンは、泣けました。
切々と黒石白石を分けていく二人。二人の道が分かれていく事を綺麗に描いていましたね。二人で交換したお守りのシーンも素敵でした。
生まれる前に父達の手で交換されたお守りは、また子供達の手で交換されました。二人の深い縁を感じてしまいます。でも、この二人の事は原作にはなくて、このドラマのオリジナルだと聞きました。素敵なお話で、篤姫の青春時代を飾りましたよね。
籠に乗って往来を行く時に、尚五郎がお守りを見せて見送っていたのも、西郷たちが見送っていたのにも心を打ちました。籠の中からやはりお守りを見せて、別れを告げる於一。
この先もそのお守りを握り締める日が、何度も訪れるのではないでしょうか。
「想い」を伝えると言うのは、「好き」と言う言葉を伝えるだけではない、そんなことを感じさせる尚五郎の別れの態度でした。最後の夜に泣きながら於一の家を去る尚五郎は、とても素敵な男に見えました。前を向いて生きろと言う彼の言葉が合ったからこそ於一は、菊本の死からも立ち直れたのですよね。
そして最後の涙ポイントは、やはり父、そして母でした。別れが近いというのにまともに話をしようとしない父でしたが、於一と会う時は、いつも目を大きく開けて瞬きも我慢の父。尚五郎と違って泣くことが出来ない父は辛いですよね。逃げるしかないですよ。とうとう前日の夜まで狸寝入りです。
でも於一が籠に乗ったときから、家族が上のものにするようなお辞儀に切り替えて見送った時に、別れというものが伝わってきました。庭で一人泣く父の姿にもでしたが、その時まで、常に微笑を絶やさなかった母の涙にも胸を打ちましたね。
籠が尚五郎たちを行過ぎて、角に差し掛かったときから、いきなり音楽が変わりました。第二ステージに入ったと言うことでしょうか。
両親とも尚五郎とも辛い別れでしたね。
父親が於一を避けていたのは涙を見せたくなかったからだと思うとより切ないです。
もちろん私も。
そして、夫はお風呂テレビで入浴しながら見ていたのですが、「泣いた?」って聞いたら、「ちょっとね」なんて照れ隠ししてました。
みんなの前で泣きたくなかったからお風呂に逃げたのか?(笑)
私も尚ちゃん、母親、父親、みんなに泣かされました。
尚ちゃんが道で膝を突いて頭を下げて待っているのを見た瞬間はかなり泣けちゃった。
お守りを見せるシーンはちょっと水戸黄門入ってたけど(笑)
尚五郎はこの数回で立派な男性に成長しましたよね。
強くなった尚五郎の今後が楽しみです。
お返事が遅くなってしまって申し訳ありません。
突然のめまいに襲われて、PCから離れていましたが、ようやくおさまってきました。もう明日が次回と言うことですが、「父の涙」がとっても良かったので楽しみですね。
>スペードのA様
涙を見せまいとしていた父の姿を長塚さんがいい感じで演じていましたね。父は辛いと思ったら、母も我慢していたんだなあといろいろ泣かされたお話でしたね。
> ミチ様
だんな様は涙を見せたくなかったのでしょうか。いつの世も男は涙を見せられないものなのかも知れませんね。日本男子は辛いです。尚ちゃん以外は(笑)
>phee様
見た後はいかがでしたか。やっぱり泣けましたか。ドラマの感想はストーリーは詳しくは書いてはいませんがネタバレで書いているので、なんとなく分かってしまったかもしれませんが、それでも今回は結構泣けたのではないかと思います。新たな展開が楽しみですね。
>琉河岬様
この数回での成長した尚五郎を見ていると、なんとなく将来の小松帯刀に繋がるような気がします。
第一ステージも終わりで新たなる舞台の幕開けですね。明日も楽しみですね。