結局、お気楽陣川コメディ路線をざっくり変えてしまったのは、真野勝成さんなんだなあとしみじみと思いました。
今回のお話、ジーンときましたよ。ちょっと久しぶりに涙で瞼が湿ったような気がしました。
親に愛されなかったり捨てられてしまった子供は、大人になった後にも、ふと消え去りたいような衝動に駆られるー。
(なんだか次の時間に見た「anone」と共通するものを感じてしまいました。なんだか悲しいな。)
咲の親友の麻里は自殺だったのか他殺だったのかー。
咲と陣川が出会ったのもロンドンのブラックフライアーズ・ブリッジ。最後に右京さんが言う所によれば、自殺の名所だそうです。この橋は実際にある橋。画像のページにリンクさせておきました。だけどたぶん自殺の名所って言うのは、本当かしら?
麻里の気持ちが分かるから、自殺を止めなければと差し出した手を止めてしまった。児童相談所の時の仲間だった彼女(名前を忘れてしまった(^_^;)に、保身の気持ちが働いたのかと厳しい事を言う右京。
法では裁けないかも知れないが、贖罪の気持ちは消えるわけはありません。
彼女はその贖罪として議員を辞めずに子供たちを助け続ける道を選ぶのです。
辞めるばかりが、責任と言うわけではないのですよね。(この場合に限っては。)
咲は麻里の死を不審に思っていました。そして彼女を死に追い込んだ者に復讐しようと思っていたのです。ナイフを持って突き進む咲を、三人の大人が身を挺して止めるのです。特に陣川はそのナイフを握りしめ血まみれになりながら。
陣川君、「相棒14『第12話 陣川という名の犬』」であんなにシリアスになってしまって、どうやって「相棒」に戻ってくるんだろうかと思っていましたが、見事に復帰できましたね。
咲は陣川に「ありがとう」と伝えます。
「陣川にもきっと良い事があるよ。」と微笑みながら。
その微笑みこそが、既に彼の良い事だったに違いないと思いました。
そして、陣川君は二課ですが、とうとう念願の刑事になりました。
良かったですね♪
だから、今回の相棒もリアルタイムで見ていなくて、kiriyさんが相棒の更新をしているなと思っても、記事を読むのを我慢していました。
さっきようやく見終わったので、慌ててここへ飛んできました。kiriyさんの記事を読みたくて仕方がなかったのです。いつもドラマの感想を楽しみにしています。深く掘り下げた視点が好きなんです。
たまに我慢できなくて録画を見る前に読んでしまうこともあります(笑)。それはそれで面白いのです。ドラマを見ながら、そうかkiriyさんが書いていたのはこういうことなのか、なんて思ったりできるからです。
我慢なんてしないで先読みしてもいいかなと思っているところです♪
だけどけいさんみたいにおっしゃっていただけると、なんとなく励みになると言うか…とっても嬉しく感じます♪
ただドラマの感想を書くときは、ネタバレ全開で書いていることがほとんどなので、サスペンスなどお気を付けくださいね^^
いつもありがとう♡