森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ゲキ×シネ「シレンとラギ」

2013-10-14 07:26:37 | 観劇・コンサート日記

舞台でも見た「シレンとラギ」、映画館のゲキ×シネで観て参りました。先週の日曜日10月6日に早々と観てきたのですが、続きで書いていたものがあったので感想アップが今日になりました。

ちなみに舞台の感想はこちらです→「『シレンとラギ』を観てきました」

 

舞台とゲキ×シネは同じお芝居であってもちょっと違うということを再確認してきました。

どちらが良いというのではなく、どちらも良いというのがその結論です。

私は、妹などが若い頃舞台の端に立つ人だったので、未だに舞台を見る時、全体を見て主役を観て、そして端に立つ人ずっと後ろの人の陰に立つ人などを見る習慣が残っています。時にはそれで、主役の人のある瞬間を見逃したりもするなんてことがあるのがリアル舞台なのですが、ゲキ×シネの場合は物語の本筋から外れるような映像などあるわけもなく、更にアップ映像などから感情移入度が高かったです。

この舞台、じんわり泣けました。その涙の数も舞台よりも多かったように思います。

お芝居で見た時には、『I'M FLASH!』『日の浦姫物語』以前だったので、教団の教祖、母との近親愛ということから、藤原竜也の先の仕事を連想してしまったのですが、それらも観た後の今では余計な雑念に囚われることなかったのも、物語に心酔した理由かもしれません。


ただ全体の舞台を観た時に感じた、シレンとラギの出会いのシーンに『ロミオとジュリエット』の出会いの舞踏会シーンに重なって感じたというようなことはなかったように思いました。

全体の舞台からしか感じられないものも、実は確かにあるのですよね。

って、それがなければ逆にちょっと寂しいというものです。

 

だけどやはり回数を重ねてお芝居を観に行くことは困難ゆえに、ゲキ×シネはありがたいです。

見せたいシーンがストレートで入ってくるので、今度は見逃さなかったというシーンがありました。

それはシレンがラギの子供を身ごもっているのではないかと思われる所です。何の説明もセリフもないのですよね。だけど何気ない仕草から、もしかしたらと思わせるものを感じました。

ゲキ×シネを観に行くからと言って、自分のブログ記事を読むなどの復習とかは全くしていきませんでした。この記事を書こうと思って読みなおしてみたら、舞台を観た時には全く見過ごしてしまっていた事を思い出しました。

コメントで教えて頂いたのでした。

多分私のことだから一瞬舞台の端っこの方を見ていたのだと思います。

今度はカメラで見せていただいたので、見逃しませんでしたよ~、S様。

 

感動ポイントは、当たり前のことかもしれませんが、同じ。

永作博美のシレンと藤原竜也のラギ、二人は本当にほんとうに美しく、切ないアイの物語でした。

そして脇を固めた人々のシーンで泣けた場所も同じ。

教団を支えたシンデンの敗れた夢を語るシーンには、「ああ、本当にそうだったら良かったのに。」と気持ちが共鳴してしまうがゆえに響いたのでした。

もしかしたらあったかもしれない別の人生、別の幸せ・・・・・・。

 

それからアップで見たら予想外に美しかったモンレイの娘。下品な役をやるのって綺麗で楚々とした役をやるより大変 な事だと思います。だけど記憶に残る良いセリフを貰えたから報われるというものかしら。

やっぱり心に残りました。

「そうこなくっちゃ、お母様。それでこそお母様よ。今は海の水で隠れているだけ。潮が引けばあさりもしじみも取り放題よ。」

 

時待てば、必ずまたチャンスは巡ってくるのだと、なんか励まされてしまったのでした。

 

そしてこのHPのあらすじのページに
>作中島かずきが「このラストが書きたい」という願いを込めて世に発した『シレンとラギ』は、いのうえ歌舞伎に新たな歴史を刻んだ作品となった。
とあるように、救済の未来に向かって去っていく二人の姿はとっても印象深かったです。 

 

その「シレンとラギ」のHPは→こちらです。

 

 

 トップ画像は映画館で配布されたカードです。

 

 

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2 コメント

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こんばんは。 (しゅう)
2013-10-15 19:31:14
私も観てきました。
観劇の席はかなり後ろの方(涙)でしたので、アップがたくさん見られたのは嬉しかったです。ラギの様々な美しい表情に切なくもドキドキしました。
ただ、一幕のラストの劇場全体が震えるような空気感はやはりライブのものですね。ダイナンのアドリブも観劇時と違っていましたし。
>予想外に美しかったモンレイの娘。
はい、思ってたより(ごめんなさい)可愛い方でした。

「ムサシ」はもうすぐ行きます♪
kiriyさんは、来春のコクーンでご観劇の予定ですか?
しゅう様 (kiriy)
2013-10-17 09:37:33
私もお席は後ろの方だったと思います。姉なんかは後ろとかドアに近い端とかが安心するというので、意外とそういう席多いです。
だから遠目に見ても美しかった二人のアップは、結構楽しみにしていました。
たっちゃんのラブストーリー、胸がきゅーんとしましたね。
♡ ♡ ♡

遠目で見るとモンレイの娘、行動からもなんかおサル顔に思っていました。
ちょっと違うけれど、「脳は錯覚を記憶する」というのに通じるのかな。お芝居からのイメージで遠目の顔が出来上がっちゃってたというか(笑)

「ムサシ」はコクーンで見るって決意している今の私。
感想を何かの機会で教えて下さいね。

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