森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒15第16話「ギフト」

2017-02-23 23:37:26 | ドラマ(相棒)

毎回恋バナが絡んでちょっとウザかった陣川くんのシリーズを、「お気楽返上」で根底から覆してしまった「相棒14『第12話 陣川という名の犬』」。

その時の犯人が再び登場。

昨日、その時の記事を読みに来ていただいた方が結構いらしたみたいなのですが、それを読み返すと申し訳ない事に犯人の事をちゃんと書いていないんですよね~。臭いと言われた男の事しか思い出せず・・・・・。

恐ろしすぎて触れたくなかったのかも知れません。本筋攪乱キャラだったからかも知れません。いずれにしても書く事で記憶のインプットのし直しがなく、この北と言う男の事はすっかり忘却の沼に沈んでいました。これの再放送を昼間にやったんですよね。見て復習しておけば良かったナと思いました。

ああ、でもな。

そのお話、また見たいとは思えないのです、やっぱり。陣川くんが可愛そうでね。

 

だけど今回、イギリスに研修中の陣川くんから亘に手紙が来ていました。

 

handling warning と言うカッコいいニックネームが付いているらしい。意味は「取扱注意」。

優秀なんでもう日本に帰っていいと言われている。

幸子さんは言う。「あっちでもなんかやらかしちゃったんでしょうかね。」

「本人は、気が付いていないと思いますよ。」と冠城さん。

 

「鈍感力」って言葉は昔はあまり好きな言葉じゃなかったけれど、彼は、時にはその「鈍感力」も大事な事なんだなって思わせてくれるのでした。

ホッと出来る最後のシーンでした。

 

最近「相棒」はシリアルキラーを取り扱うなと思ったのですが、やっぱり単なる殺人鬼の物語ではなかったですね。だけどやっぱりそうとう気持ちが悪いことには変わりはなかったです。

でも私的には、今回のお話は見ごたえがあったように感じました。

 

シリアルキラーである北を捕まえたイタミンに、個人的に連絡を取って来る。逃亡した後に殺害した女性を冷蔵庫に入れて送りつけてくる。如何にもシリアルキラーのドラマの定番。でも見たいのはそんな物語じゃないんですよね。特に「相棒」では。

 

『右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、上層部からにらまれながらも独自の捜査を開始。一年前の事件では、特命係によって、北が自分と“同じ臭い”がする殺人犯にシンパシーを覚え、身代わりになろうとしたという事件の真相が解明された。右京と亘の脳裏には、“誰かのために罪を犯すことに喜びを覚える”という、北の不可解な思考が蘇っていた。その考え方を踏襲しているのであれば、今回の犯行も共犯者のために行っているのではないか?』HPより

 

北の逃亡を助けたのは誰か。

北は誰の為に罪を犯そうとしているのか。

なぜ刑事は殺されて顔を刻まれてしまったのか。

外に出てから、北を助けたのは誰か。

被害者、有村みなみはどのような女性だったのか。

担当弁護士の連城はどのように絡んでいたのか。

 

刑事の顔の謎の話をした右京に、「そこまで分かってくれて。」と北は喜びますが、いやあなた、テレビ前ではほとんどの人が「そこまで分かって」いたって。

だけど有村みなみ・・・・。

うげぇ。

理解出来ん。

いや、しかし、北はさりげなく彼女には体に秘密があって隠すような服を着ていたのような事を言っていたような・・・・。

サラリと言っていたけれど、語れない彼女の屈折したそれまでの人生があったのでしょう。

「わたしを殺して。」「わたしを切り刻んで。」

ちょっとエロチックなような感じもするし、

ふたりだけの最高の愛の行為だった・・・・

うげぇ。

あら、ごめんなさい。だって私そちらの人間じゃないものですから。

「こちら側」「そちら側」と北は言う。

でも右京はあなた側の人間なんていないんですよ、と強く言いました。

いや、確かに二人はいたのです。

だけど今はもういない。

だって北が二人とも殺してしまったから。

だからと言って、もう誰にも理解してもらえずに一人寂しく死んでいくのだと言うわけじゃないのでは。

「ああ、楽しかったなあ。」と彼は言いました。

 

彼はまだ裁判中。死刑が確定していると言うわけじゃないんですよね。だけれど彼は末期がんでその死は約束されているような物。

まるで最後の思い出作りのお話だったみたいじゃないですか。

 

タイトルの「ギフト」って、誰からの誰へのギフトだって言うの・・・・。

ああ、そう考えちゃうと、そうとう気持ち悪いし、怖いような気がしました。

 

あっ、私・・・・

ちょっと黒い事を考えっちゃった。

私だったら北に

「何が楽しかったって言うのよ。最後に失敗したくせに。もうすぐあんたは別のあっちの世界に行くんでしょ。その時さ、なんて言うのよ、彼に。彼は命までかけたって言うのに、あんたは平気な顔で失敗したよって言えるんだ。それがどんなに悔しくても、もうあなたは死ぬのよ。ふっ、悔やみながら死ぬしかないのよ。」って言うな・・・・・・・・あれっ、私、一歩北さん側に歩み寄っちゃったかしら、ねっ、やじさん。

 

 

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