森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

サイレントヒル

2006-08-09 09:54:11 | 映画
サイレントヒル - goo 映画


ゲームなんてものをやらなくなって久しいが、子供たちがやっているものを垣間見る時がある。このサイレントヒルは知らないが、例えば、知名度も高い「バイオハザード」などを子供がやっている時に背後から覗くと、
「突然後ろに立たないで、怖いから。」と、言われる事がある。実際やって、感情移入していると、かなり怖いらしいが、傍目にはヒロインが、靴音立てながら暗い建物の中を移動しているにしか見えない。その恐怖は、その世界に迷い込んでしまったものにしか理解出来ないにちがいない。

この映画は、そんなゲームの世界がそのまま映画になっているような感じだ。

ヒロインたちが入り込んでしまったサイレントヒルと言う町は、実際に存在する廃墟の町とは別の世界の、もう一つのゴーストタウンである。元のゲームがそのようなストーリーなのかもしれないが、別の世界のサイレントヒルに迷い込むという設定は、私にはスイッチと共に、その世界の入り口が開くと言うゲームの世界観がそこにあるような気がしてしまったのだ。

その世界・・・素晴らしいと思う。雪のように降り注ぐ灰の町。廃墟の町。その町をヒロインは靴音立てながら、消えてしまった娘を探し回るのだ。共に迷い込んでしまった婦人警官以外、人はいないのかと思うと、そうではなくて時々現れる人によってストーリーのヒントをもらえるところも、いかにもゲームっぽい。

ただ、そのゲームを子供の背後から覗いているような感覚ではその恐怖は伝わってこない。どんなにおどろおどろしていても、その中盤までは、その世界観を楽しむばかりである。

ホラー映画としての見せ場は一気に最後の最後にやってくる。胸が痛くなるような謎解きと、目を覆いたくなるような復讐シーン。

映画というものは、本当にラストのシーンが大切なのだとしみじみ思える映画だった。終わりよければ全てよしと言う印象が残る映画だった。

娘を助け出して、夫の待つ家路に向かう二人。最後のシーンは、悲しく切なく、そして美しい。

・・・・・だけど、本当の恐怖はそこから始まっている。
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サイレントヒル (Akira's VOICE)
震えるほどの怖さはないが, テンポのいいドラマで訴える子供への愛は伝わる。