パソコンじゅく高森教室

生徒さんとの日々のやりとりや日常の出来事を気ままにつづるページです

神島

2013-03-23 17:29:36 | 日々の話題
先週の木曜日に伊勢湾からほど近い三重県神島へと写真クラブの
合同撮影会に参加してきました。。。

この神島は三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった島で有名ですね。

数年前までは猫が沢山いる事から猫島としても
有名でしたがここ数年餌を与える人がいなくなり
猫も少なくなったと聞きました・・・
猫目的で参加したきりんにとっては
ちょっと残念でしたけどね・・・



あいにくこの日は風が強くて港から船が出ないとのこと・・・
一見穏やかに見える港ですが立っているのがやっとでした




島崎藤村の「椰子の実」の詩でも有名な
恋路ヶ浜でとりあえず神島を望む!




泳いで行けば渡れそうな位の距離・・・




神島とは反対方向の海・・・
波間に揺れる光の反射が綺麗だったので
露出をマイナスにふっての撮影(いちまい)




恋路ヶ花の後は田原市名物の菜の花畑で小休憩しながらの撮影




お昼を済ませたあとで佐久米駅のゆりかもめを撮影
ゆりかもめの最盛期は1月上旬なのでもう居ないかなと思っていたら
少しだけ飛行機に乗り遅れた輩が残っていましたwラッキー!




駅内にある喫茶店のマスターが
ゆりかもめを餌付けしているので
パンの耳を投げると一斉に我先にと
空中でパンの耳を補食するカモメ達を撮影(ぱちり)




お天気が良くないのでISO感度を上げて
シャッタースピードを稼ぎます。。。
コンティニアンスAFにして愛機ペンタの
高速連写秒間7コマで頑張ってみましたwww

K-5 II s はローパスレスですので
ピントが来ると超シャープ!
かなり解像度が高い画が得られます
画像を縮小してあるのでわかりませんが
原寸大で見るとしっかりパンの耳をくわえてます!




帰路、豊川稲荷へ参拝しがてら撮影に・・・
お稲荷さんは自分の名前の一字も頂いている
家業の神様を祀ってある伏見稲荷が総本山です。
最近伏見稲荷へ参拝してないので
ヤキモチやかれないか心配しながらの参拝でした。

近々伏見のお稲荷さんにも足を運びたいです・・・




産業界全般に信仰されるお稲荷さんですが
なぜかカップルも多いのでしたwww

予定を大幅に変更しての撮影会でしたが
久々にカメラを持ち出してシャッター切れたので
よしとしましょう!っとw

猫を撮る為に参加した撮影会だったのですが
消化不良でしたので今度所属するクラブにて琵琶湖にある
沖島(猫が沢山居る島)へ行く計画を立てています

何が何でも猫島リベンジしたいのだっ!!www
コメント (3)
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哀の詩

2013-03-06 23:01:15 | もの想う葦
先週末に母の一周忌法要を終えた
もう一年なんだなぁ・・・と
感慨に耽る己(じぶん)が居る

お寺参りの際ご本尊を前に
御念仏を唱える・・・
阿弥陀様のお顔が母の顔と重なった
優しかった母を憶い出した

心が”ほろっ”とした瞬間だった
心に映し出される憶い出(おもいで)は
ただただ”ありがとう”という感謝の念(きもち)

法宴の施主挨拶で親戚一同の前で
「故人を偲ぶということは
故人を忘れないでいるということ
故人を自分の心の中に生かしていくこと
それが人を弔っていく真意だと感じています」
と挨拶をさせていただいた

その後の宴席で同じように
数年前に母を亡くした従兄弟の秀さんが
自分の胸に手を当ててこう話してくれた

「みっちゃのいう通り
一番穏やかで安定した母親が
自分の”ここ”に居てくれる
それがいつも自分を見守ってくれる
それが佛(ほとけ)なんだよ」

うんうん、そうなんだよね
秀さんありがとう。。。

結婚前の母が母の実家で
幼い秀さんと一緒に
にこやかに写っている写真が
母のアルバムに残っていた
ここにはきっと大切な
記憶(じかん)が刻まれている
まるでこの日の秀さんの言葉を
予言しているかのように・・・

母の部屋は一年経った今でも
片付ける事ができないまま・・・
あの時のまま、時間(とき)は動いていない
そう、心の時計は動いてはいないのだ
眠るように息を引き取った
母のその時のその時刻のまま・・・
刻まれるはずの時間(とき)を止めたまま
心の針は動いてはいないのだ・・・

憶い出(おもいで)という言葉に
感情を預ける事ができるとしたら
その憶いを涙(かんしゃ)の雫に昇華し
浄化できるのにね・・・

浄化とは捨て去る事ではなく受容し
受け入れることだと認識している。
まだまだ浄化するには時間が必要(いるん)だ

冗談よろしく・・・
憶い出の終焉に感傷を載せ(トッピングし)たら
誰が目にしてもきっと感動的なアルバムになるんだろうな

今宵の心(うた)は憶い出を伴奏に
少しもの哀しい感情(せんりつ)を奏でる
そんな瞬間(ひととき)を過ごす夜もあるのだと
私は独りキー(心音こころね)を叩く・・・

ふと耳を澄ますと
微かに春の足音がきこえてきた
今年の桜は母の分まで愛でてあげよう
それが一番の供養だよって
春暖に誘われて芽吹く春花(遙か)の蕾達が
そっと私に囁い(おしえ)てくれた・・・

母さん、いつかきっと
また一緒に花見をしよう

春よ来い!早くこい!

今年の春も、母は心(ここ)に居る・・・
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