自 転 車 閻 魔 帳

非道の数々を綴る

06/29 r16 r12 信楽走

2017年06月29日 | 自転車

 唐橋を渡り、 r16 を西から大鳥居まで、 r12 で大戸川南の山を越え、信楽を経て、 r16 を東から大鳥居まで、 r12 で大戸川北の山を越え、大橋を渡る。南湖一周の体裁で信楽までを往復。

 曇天。夜明けが遅れる。蒸す。薮で蝉が活動を再開している。
 序盤から左膝関節に痛み。伸ばすタイミングで痛む。コキコキと何かが拘っている感じあり。ポキポキと鳴る場合あり。
 唐崎から先で雨粒落ち始め、信楽まで疎らに降り続く。 r12 最後の登坂を終えると一旦止む。

 r16西区間、相変わらず交通量が多い。バイパス工事は道路拡幅ではなく、ダム湖前提の東西新道の工事の再開続行だったようで、高所の斜面に桟道が付けられ、谷を跨ぐ箇所に高架橋が作られつつある。

 r12 南区間、車多、ダンプ多、某滝は草茂るが道は保たれる。途中の集落では富の源について想う。小雨。膝の痛みに苦しむ。今峠は比較的スムーズに越える。痛みさえなければ、という処か。長野(?)集落傍で路地道に移る。新宮の境内に茅の輪あり。平日の筈だが児童が行来する。駅前の大狸、傍でよく見れば、ペイントし直されている。

 駅から牧まで東の山際を北上する。気楽なこの道を知ってしまえば R307 の隅を卑屈に伝う気になれない。宮(寺)跡は今回もパス、しかし隼人川まで進み、黄瀬(?)から r16 へ移る。

 r16 東区間、右膝裏靭帯にも違和感が生じる。張りと、伸び切らない感覚あり。

 r12 北区間、曇天で気温も低く、登坂そのものは順調。左膝関節の痛みは、無いものと思って酷使すると、ピークに至る頃には痛みが和らぐ。麻痺か、異物が移動したか。

 山を降りる頃には影が落ちるほどのガス晴れとなるが、雨粒の密度はやや増す。風には砂ぼこりが混じる。

 守山区間で雨は一旦止む。クランクでチェーンのイン落ちあり。アスファルト混じりの砂を踏む。それぞれ処置に弱冠の時間をとる。

 降雨前に急いで帰るつもりで寄り道せずに先を急いだのだったが、最後のニ十分は本降りの雨に濡れる。空は相変わらずのガス晴れ。白く輝く空の何処にも雨雲らしき影は見当たらず。


 走行距離は 149.6km。

06/26 若狭走

2017年06月26日 | 自転車

 若狭を走る。国境、敦賀東郊、市街横断、 R27 トンネル、太田、美浜、倉見、水坂、檜、朽木、等々。


 敦賀東郊の耕地の多くは休耕地、雑草の植生は次の段階へ移りつつあるようでもある。
 長野集落に箱門の寺あり。これまで気づかず。

 市街東西横断、部分的に接合のずれた箇所あり、信号は多いものの切り換えインターバルは短く、交通量少なく、比較的スムーズに通過する。偶々か、早朝はそのようなものか。

 R27 某トンネル、側道からの接続ランプに自転車マークのペイントあり。明るく、幅の広い歩道あり。車道は東向きの二車線で内部は逆風。勾配配分は二対一でピークは西側寄りにあり。

 太田のバイパス側道、西側出口に獣柵ゲートあり。

 美浜集落道の橋はまだ工事中、 R27 に移り、三方まで進む。
 三方の丘旧道に学校二棟。
 前川旧道から神社参道に上がり再び旧道へ戻る。集落にはコワモテの瓦屋根の家々。前後の集落とは家並みが異なる。
 相田(藤井)も旧道を伝う。
 闇見の丘道、某寺奥の溜め池(?)の弁天社(?)を探して山道へ入るが、寺裏の獣柵の門は閂が渡され、その厳重さは獣ではなくヒトの往来を妨げる意図を想わせ、先へは進まず。
 丘陵の田畑の多くは休耕田か。
 佐柿からの一連の「旧道」は R27 に分断されてしまってはいるが、木々や古風な家並みもまだ残り、接続をもう少し何とかすれば「ナントカ遊歩道」と称して成り立つようでもある。

 寒風トンネル東口で散水栓(歩道占有)の工事、車道は片側交互通行。寒風から水坂のトンネルまでの一帯は最初の融雪散水栓の工事が粗かった(舗装のみならず地面の下も?)ようで、各所で部分的な掘り返しが繰り返されている。折角交通規制するのであれば、寒風トンネルの荒廃した舗装のやり直しを願いたいような気がしないでもない。
 鯖街道でも片側通行規制。コーンが並ぶがまだ何も始まっていない。
 朽木先ではゲリラ的な樹木伐採に電線工事。長尾の河川敷の土盛り作業に多数のダンプが群がる。


 走行距離は 111.7km か。

06/24 朝宮信楽走

2017年06月24日 | 自転車

 湖畔を南下、鹿跳 から R422 、R307 や旧道、信楽集落道、 R307 、丘上旧街道、大橋、等々、南湖一周の体裁。

 南郷先の r3 は再舗装済み。

 R307 バイパスは避け、旧集落道を遠足気分で伝う。朝宮は舗装よくスムーズ。長野(?)は水道や補修工事のパッチだらけで滞る。江田はのんびり気楽な道。青看板が「伊賀」へと誘うが、百メートル進んで元のルートに戻る。

 信楽は東の際の林道や集落道で北上。序盤は流水、木の根、砂利などあり。寺、駅と連絡する吊橋、裕福な丘集落、森の奥の社、日雲神社の長い参道、等々。草木が茂り乾いていると印象が改まる。雲井駅に王朝風の巨大トイレあり。宮跡は奉仕の掃除中。

 石部の荒れ舗装が堪える。

 気温上がり、守山の田園の熱気に中たる。道端温度計に三十度の表示あり。吐く息が体温を越えると途端に体調を崩す。
 コンデション維持の為に南小松の丘に上がってみるが、登坂を終えた瞬間に頭痛が生じ、気分が悪くなる。風にあたりながら走り続ける分には保つが、信号待ちする度に熱気に浸かり、症状は段階的に悪化する。


 走行距離は 161.2km。

06/22 r242 東山走

2017年06月22日 | 自転車

 南郷、桜峠、 r242 、木幡、御陵、南禅寺、途中越え、朽木、等々。

 払暁小雨残るが、夜明けまでに止む。日中はガス空。

 浜大津直進。浜通りや集落道よりも赤信号待ちしながら進む方が低ストレスか。

 r242 、 r3 不通時に迂回路として走って以来となる。
 沢道と林道を繋げた狭道だが、交通量はそれなりにあり、登坂中に間切りが使えず、甚だ走りづらい。前半の舗装は良好、再舗装か。最初の村落手前に最大の坂、ギア比を越え、全力で踏み込み、クランクを押し込むようにしてジリジリと登る。登坂は続き、「林道」区間の手前にも短い急坂あり。「林道」中に一応のピークあり。一旦下り、二つ目の集落の先に第三の坂あり。湿度と低速の為に登坂中はサングラスが曇り視界の妨げとなる。サドルにトラブルあり、仮補修する。

 六地蔵から西際の南北道を北上、途中に一通区間あり、坂上田村麻呂の縁の墳墓あり、御陵へと抜ける。

 南禅寺から銀閣前まで鹿ヶ谷通り(?)で北上。交通量少なく低ストレス。南禅寺は門や周辺の小閣を外から眺める。狭い門をダンプカーが出入りする。早朝の銀閣の通りは欧亜の外国人観光客ばかりか。

 山中越えはキャンセルし、白川通りを北上、途中越えする。
 八瀬、大原は旧集落道を伝う。
 途中先のループ坂、 r242 でネジが巻かれたようで、体感負荷が下がる。小カーブ手前(離れ民家傍)の路上に警察車両が連なって駐車する。トンネル手前は厚塗り再舗装。

 鯖街道。旧道北部のバリケードがとうとう解除か、確認せず。法面工事にセルフジャッキアップのミニショベルカー。某神社前の水車の宿、改築か、水車と水路が消滅。自動車二台の事故あり。


 走行距離は 143.5km。

06/19 木の芽、栃の木、椿坂、余呉湖走

2017年06月19日 | 自転車

 国境、敦賀港、木の芽、栃の木、椿坂、余呉湖、等々。

 夏至前の最後の遠足。「夏」は終わり、日出時刻の後退が始まっている。最良の季節は過ぎてしまった。

 ずっと北風続きで若狭方面ばかりだが、そろそろシーズン未走区間がなくなりつつある。地図を何時間眺めても、舗装林道の類いの未知のルートは見つからない。山際で支線を見つけ、後で地図を調べるが、稜線に至る手前の山中で消え、どこへも通じていない。

 朝は予想より冷え、シャツを重ね着して出る。国境登坂で一旦仕舞い、峠で再着用する。
 山中低温、淡い霧が生じる。
 敦賀港周辺に散歩の柴犬多々あり。

 港から R476 で敦賀東郊へバイパス、一応は歩道もあり、昼間の利用も可か。
 砂利ヤード傍の旧トンネルにセンサーライトあり。歩道に砂利が溢れる。
 獺河内から葉原まで集落道や林道(旧道?工事用側道?)を伝う。気楽な道。

 新保先は日向の登坂、熱気に苦しむ。路肩に蛍が彷徨う。
 木の芽トンネルは冷蔵庫、熱さ帳消し。交通量少。

 栃の木登坂。沢奥に至る手前に地蔵、沢傍の石碑と共に周囲は除草され、同じ湯飲みが添えられている。涼しい日陰道、緩く気楽な登り。 R365 の交通量は椿坂バイパス開通以前と比して減っているかもしれない。乗用車数台。大型トラックの類いは見ず。時間帯の都合か。

 中河内、猛犬。神社傍からの短い旧道は、あるいはそうだったかと昔日を想う縁となる。
 二車線幅の国道を、リスが小幅に跳躍しつつ、ゆっくりと横断する。

 椿坂、旧道を試す。
 北側は路面状況に変わりナシ。汚れも傷みもない為にむしろ寂しく感じる。
 南側は荒廃すすむ。「峠」先に小バリケード、そこから次の小バリケードまで路面が荒れる。砂利原あり、流水跡あり、転石あり。砂防屋根の周りにツバメの姿ナシ。ヒトと車が去り、ツバメも去ったか。交通量が多かった頃はろくに眺める事ができなかった谷間の遠景だが、じっくりと眺められるようになってみれば、別段の魅力を覚えず。バイパスへの出口を塞ぐフェンスに隙間ナシ。

 椿坂集落の台上の神社、境内側面の建物は、絵馬殿のようであり、能舞台のようでもあり、しかし周りに戸板が巡らされている。

 余呉湖、丘上の旧集落道を伝う。地蔵社あり。アジサイ園の花盛りは当分先か。

 賤ヶ岳旧道、トンネルの冷気をありがたく感じる季節がきている。

 早朝の冷気等に与り、日中の暑さにも関わらず、水はボトル一本で足りる。
 座骨痛あり。発汗が障害となるならそれを阻止するフィードバックがあって然る可きではないかとも思うが、文明の要求に人体が応じるには応答速度も時間も(そもそもその必要性も)足りないらしい。

 走行距離は 125.8km。

06/17 大島半島、池河内走

2017年06月17日 | 自転車

 水坂、 R27 、湾岸遊歩道、加斗自転車道、大島半島赤礁、本郷先を折り返し、集落道に R27、勢浜の丘を越え、青井から若狭西街道、 r23 池河内まで往復し、農道、上中丘、水坂、檜、市場。

 加斗自転車道、管理されず林道化しつつある(GMaps では私道扱い)が、景色は良好。西方の青葉山、中腹だけが明るく樹色鮮やか。遊歩道の標識が大橋方面へ導くが、海水浴場を横切った先で道は途切れ、駐車場ゲートまで逆戻りせざるを得ず。

 大島半島。青戸大橋を北に渡ると熱気に入る。旧道にはアコーデオンフェンス、リング錠あり、進入不可。道路工事中か。殆どのオンライン地図から消されている冠者島。復元砲台を偵察。

 本郷先の踏切を折り返し、集落道を伝い、 R27 を伝い、勢浜から丘越えし、青井のトンネルから若狭西街道に移る。

 r23。舗装が途切れる処まで松永川(?)を遡る。渓流区間は砂利に石に落ち穂。鋼板あり。未舗装区間は流水で土が黒く湿る。徒歩で曲がり角の先までゆくが、自転車は一切試さず。木が香る。青サギが居るなら渓流魚も居るか。岩ツツジ(?)の赤い花。明通寺は門前まで。石段に無数の太陽、丸い木漏れ陽。某神社参道脇に幹がウロになって尚葉を茂らせる小木あり。川東の休憩所は北側からは到達できず?「若狭自転車道」の標識あり、堤防の「農道」がそれか。バッタ飛び立つ、乾いた羽音。集落口に浮世絵のような大木。「自転車道」(この道もGMaps では私道扱い)はさらに先へと続くようだが、広域農道までで止める。

 目にゴミ。溶けて不快な炎症を生じるが、無用な注意を削ぎ、暑さや農道区間の走行ストレスを低減させる。

 r23 を折り返した頃から空が晴れる。気温が上がり、風が熱気を帯び始める。予め水を摂り、水坂を越え、ついでに鯖街道を市場へ抜ける。

 走行距離は 146.9km。

06/15 南湖一周走

2017年06月15日 | 自転車

 浜大津から路地を伝い、丘上の団地を伝い、桜峠、内畑、曽束、関津、 r42 、野洲堤防、大橋、等々。

 払暁また低温。叢にコオロギの声。

 浜大津から路地を伝う。世間が動き出す前にさっさと南下する。
 桜峠から内畑へ。山側斜面に鹿。視線をやるまで逃げずにその場でそっと待つ鹿もいる。
 山際で寒暖差あり。日向は暖かく、山陰や沢の傍では冷える。
 ダンプの群れ、砂ぼこりを従えゆく。土砂は山中から持ち出されるのではなく、他所から持ち込まれる。

 某ホームセンターで指ぬきデザインの手袋を見て回るが、真夏に使えそうなものは無い。自転車売り場はあっても、駐輪場ナシ。

 r42 は信号待ちが頻発、ジリジリと進む。マルの走行ペースに問題があるのか、信号サイクルが変更されたか。
 守山の文教地区の中央分離帯に植わる背の高い木々は、旧野洲川筋の伐採された樹林の生き残りか。花壇のような分離帯であり、幅も深さもそれらの大木を活かすには足りないようでもある。
 遠足の学童の一団が賑やかに歩道をゆく。細長い一列縦隊は交差点を一度に横断しきれず、先行したクラスは渡った先で後続を待つ。

 野洲川堤防上は西風。この日はずっと逆風。朝は南風、昼は北風。アスファルト地帯で生じる不快な熱気が風に混じる。

 湖畔の歩道、ピエリの駐車場脇まで自転車で通れる。

 排ガスや農薬の化学臭で夏特有の頭痛を催すも、特効薬の「水」で散らす。

 湿度が低く、風があり、予報されたほどの暑さとはならず。暑さに怖じ気付いて本来冬場に走るべき無難なルートを選ぶが、夏至前の貴重な一日をムダにしたような気がしないでもない。

 走行距離は 138.4km。

06/13 立石、白木、敦賀半島走

2017年06月13日 | 自転車

 国境、敦賀港、松原、立石、白木、 R27 倉見、水坂。

 払暁また低温、山間は十一度。

 以前は敦賀港まで二時間で行けたものが、マルに乗り換えてからは二時間半かかる。

 敦賀半島東岸、往路は旧道、復路はトンネル。旧道の交通量はゼロだが、路面は以前と変わりなし。浦底のトンネル工事出口は目立たず。原発傍から立石集落までの区間でもトンネル工事あり、仮設ヤード等工事用の施設点々とあり、立石口は工事バリケードが道を半ば塞ぐ。狭い交互通行の道路を路線バスが行く。原発脇には廃止措置云々の施設案内看板あり、時勢の入れ替わりを示す。立石を折り返すと就業シフトの切れ目を迎えたか、それまで遭わなかったバスが群れを為して続々と北上し、また南下する。ダンプやミキサー車等も往来を始める。

 水晶浜(?)で再開発か、新たに資本がついたか、バイパス用地買収で補償が出たか、空き地に海水浴関連施設が建ち始めている。

 敦賀半島西岸、美浜原発までの送迎バスや作業車の往来は少なからずあり。白木、小さな工事ヤードが丘の途中に幾つも設けられ、それぞれ少数の作業員が屯する。食堂あり(以前もあった?)。新しい道路が作られ、以前の道は断ち切られ、元からややこしい道がいよいよややこしい。遠望するもんじゅに蒸気の靄が立ち上る。漁港に蓋をする堤に触れると塩や有機物が粘る。自転車のタイヤもそれに塗れ、復路の旧道登坂ではタイヤがキュルキュルと鳴る。波際に海パン姿で戯れるヒトあり。神社参道の木に幸福祈願の木札。復路は旧峠を偵察。北側は路面が綺麗で走行に支障ナシ。溜め池には黄色の色鯉と赤い金魚あり、カモの姿はナシ、巨大なアメンボあり。峠手前に塩の袋あり。空き地にモニタリングポスト。スズメバチの羽音。越えて南側は、流水、水溜まり、砂利、舗装の剥離、荒廃が進む。

 丹生の漁港、小魚が群れる。珍魚見られず。

 佐田までの区間の舗装の荒れを意識する。トンネル工事が片付くまで補修はナシか。

 南向きの車線は交通量が少なく、上中手前まで R27 をそのまま伝う。
 美浜市街では拡幅工事。高速インターの前後は景観も道も見違えるほどに改善あり。三方駅傍までは舗装がよくなり、スムーズに進むが、それ以後は以前のままで滞る。石地蔵、山門を擁する大社、相田の山門の寺、何れも素通りする。相田新庄線の木標、地図では繋がっていない

 上中の辺りは曇天で風は昼とも思えぬ風の冷たさ、降雨を恐れて先を急ぐが、降らず。湖国に越えると晴れている。

 走行距離は 149.5km。

06/11 r285 、栃の木山中林道、山中大谷林道走

2017年06月11日 | 自転車

 余呉より丹生川を r285 で遡り、栃の木山中林道を伝い、山中大谷林道を伝い、 R8 で南越前から敦賀へ南下、国境で県境を越える。

 払暁曇天。月が雲に滲む。肌色の黎明。桜色の朝焼け。

 余呉から丹生の山間冷える。

 r285、石や流水少々、半ばより先はやや多め。目の前に拳大の石が転がり落ちる。路面に測量鋲、菅並先から中河内に向かって逆算の距離ペイント。各所に未舗装の離合帯。道路改修の可能性ありか。崩土箇所はセメント吹きつけで復旧済、土嚢も退けられている。路上の石は少なくないが、車の往来もまた少なくないようで、轍を伝えば走れなくもない。渓流。湿原。伸び伸び樹木。深い淵は深い緑色。尾羽梨の日吉神社跡、草木に埋もれる。廃村標識はいよいよ目立たず。振り返って逃げる鹿。遠目で見つめ、傍に寄るまで逃げない鹿のペア。中河内側のバリケードにワイヤー無し。路肩の背の高い草々は薙いだように先端が断ち切られている。

 中河内、稜線を伝いながら自衛隊の偵察ヘリが低空飛行。

 栃の木山中林道、ゲレンデまで多少の上下あり、そこからやや長い登り下り、短い登り下り、以後は延々下り。花の咲いたコブシ(?)の周りに白蛾の大群。メタリックグリーンの昆虫。敦賀湾は樹間を通して見えそうで見えない。側溝の蓋、裏返しや隙間や欠落あり。旧峠や某地蔵は何れも見落とす。気付かない筈はないが、キツネにツママレタように、まるで意識に留まらず。
 周期音がして調べると前輪に大量の棘や石片が刺さる。ゴムのヒビ割れた年代物の IRC のセミスリックだが、刺し傷によく耐える。

 山中林道、日向道、山中側の登りも意外に手強いかもしれない。下りは砂利に流水に苦手なブレーキにと、予想通りに難渋する。

 R8 は交通量が少ない。海岸に降りるのは止め、トンネルを試す。内部は下り車線に流水あり。敦賀までの R8 南向き車線は舗装がいまひとつ。舗装が白線まで及ばない箇所が少なくない。片受けトンネルは路肩はセメントで砂利に覆われる。

 敦賀市街は東へ迂回する。

 国境登坂は追い風。日曜の昼に合わせた筈だったが大型車の往来あり。路肩が確保されていれば本来は緩い坂だが、セメント枠と舗装との隙間が数センチ空いているような道路は無用にストレスを感じる。

 知内堤防から農道を伝う。強烈な追い風のアシストでペースアップするが、ギアが五速止りでは巡航速度が伸びない。

 雨は降らず。脚は異常ナシ。暑さは支障とならず。

 走行距離は 149.6km。

06/09 京北花園走

2017年06月09日 | 自転車

 鯖街道梅の木、久多、桂川の谷、無名峠(狭間峠)、京北、 R162 を花園へ、今出川通り、山中越え、バイパス側道や旧道や旧国、等々。

 払暁、西の空に丸い月。夜が明ける前に稜線の向こうに沈む。
 山間低温。十二度。谷奥の狭隘地毎に霧が湧く。

 久多、沢奥に至ると霧の上に出る。峠の手前から、谷間に霧が溜まる様が見える。

 桂川の東西筋を西へ。低温。シャツを再着用しても暖まらず。ミニパトの幅寄せあり。周山街道手前の渓谷区間の濃霧を避け、 r366 で山越えする。狭間峠(?)の前後の山間は見所ナシ。

 R162 の南北筋に出ると霧は気配もない。一転して暑さを覚える。最初のイン落ちあり。持参のレジ袋でチェーンを戻す。この日は空振りを含め、何度もイン落ちする。
 笠トンネル、工事開始前に通過。内部には相変わらずの流水あり。
 再舗装箇所が増えている。
 工事箇所あり、片側交互通行。
 清竜川の谷間、中川(?)の旧道、材木業者の村。蛇行する川筋に貼り付くような家々。学校脇の神社は八幡社だったか。川を挟んだ対岸に戸板のない工房連なる。二階屋に三階屋。細身の丸太が並べられ陰干しされている。
 その南の旧道、苔や落ち穂や砂利の道。国道とは立体交差。
 高雄、道は丘に巻きつくように円を描く。湿っぽい木蔭の御経坂峠にバス停。
 以南は路肩のない狭道、見通しの悪い曲がりくねる道を、ダンプが続々と南下してゆく。教習車まで現れる。

 白川通りまでの今出川東西往来、交差点の赤信号や路上駐車の車やバスをやり過ごしつつ、熱気にやられぬよう、先を急ぐ。

 山中越えでは暑気を覚える。集落外れから序盤は再舗装区間あり。登坂は冒頭に難所があり、あとは先に進むにつれ斜度は緩くなる。山間集落に迂回するよりも、幹線道を進むほうがストレスが少ないかもしれない。

 大物比良区間で下水道工事。片側交互通行。自転車走行レーンがスコップ舗装になっている。

 志賀の旧線路区間にカマボコ舗装箇所多々あり。修復は期待薄か。


 走行距離は 156.0km。