日々好日

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茶の点前 中置

2016-10-19 | 趣味の世界


        今日 茶道の指導をしている友達の茶道教室を訪ねました

        十月初旬から炉開きまでの時期に行なうお点前です

        風炉点前の際 火気が恋しくなる時季に 客の方へ風炉を近づけて行なう

        ご亭主の心づくしのお点前です

 


        道具畳の中心に風炉を置きます

        反対に水指を勝手付の方へ遠ざけて半掛りに置いています

        棚は玄々斎好みの「五行棚」を使っています

        風炉は土風炉で釜は「万代釜(もずやかま」

        水指は細水指を使います   以上が「中置」の道具立てだそうです

        

        私の流儀にはないお点前ですので拝見させていただきました


        お待合の軸は色紙掛け「栗の画」

        おかめとひょっとこは姫路の張子の面で秋祭りの雰囲気を演出


          




 



       

            床  掛け物 百人一首 九十四番   参議雅径

               みよし野の 山の秋風さ夜ふけて
                          ふるさと寒く 衣うつなり 


          



          

         花入 宗全籠  花名  山牛蒡 尾花 芙蓉 他雑草

                 花は私が野原で調達したのを持って行って生けました



         香合 根来塗 銘:富士山

 




         棗  籬(まがき)に秋草蒔絵

 




        茶碗  俵茶碗 米俵を半分にしたような形 高台は枡型 萩焼

    


    




         粉引茶碗  菊絵   勝龍寺窯

    




         日月茶碗  宮島焼 安芸の国巌島の陶器 御砂焼 神砂焼とも云う

               厳島神社の砂を混じえて焼いたと云われておりその後廃絶

    


    



    

         意匠も紅葉(もみじ) 太陽  月 青海波です


          

       お稽古なのに季節感あふれる道具立 珍しいお茶碗で一服点てて頂きました

  




  




  




  




    
                主菓子   銘:友禅菊   煉り切り



    
                干菓子   栗 桔梗  ハロウィンのランタン




    




    




    


         お弟子さんが来られる前に一服点てて頂きました

         他流の作法やお道具を見せていただくのも勉強になります

         












    






        



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