今日 茶道の指導をしている友達の茶道教室を訪ねました
十月初旬から炉開きまでの時期に行なうお点前です
風炉点前の際 火気が恋しくなる時季に 客の方へ風炉を近づけて行なう
ご亭主の心づくしのお点前です
道具畳の中心に風炉を置きます
反対に水指を勝手付の方へ遠ざけて半掛りに置いています
棚は玄々斎好みの「五行棚」を使っています
風炉は土風炉で釜は「万代釜(もずやかま」
水指は細水指を使います 以上が「中置」の道具立てだそうです
私の流儀にはないお点前ですので拝見させていただきました
お待合の軸は色紙掛け「栗の画」
おかめとひょっとこは姫路の張子の面で秋祭りの雰囲気を演出
床 掛け物 百人一首 九十四番 参議雅径
みよし野の 山の秋風さ夜ふけて
ふるさと寒く 衣うつなり
花入 宗全籠 花名 山牛蒡 尾花 芙蓉 他雑草
花は私が野原で調達したのを持って行って生けました
香合 根来塗 銘:富士山
棗 籬(まがき)に秋草蒔絵
茶碗 俵茶碗 米俵を半分にしたような形 高台は枡型 萩焼
粉引茶碗 菊絵 勝龍寺窯
日月茶碗 宮島焼 安芸の国巌島の陶器 御砂焼 神砂焼とも云う
厳島神社の砂を混じえて焼いたと云われておりその後廃絶
意匠も紅葉(もみじ) 太陽 月 青海波です
お稽古なのに季節感あふれる道具立 珍しいお茶碗で一服点てて頂きました
主菓子 銘:友禅菊 煉り切り
干菓子 栗 桔梗 ハロウィンのランタン
お弟子さんが来られる前に一服点てて頂きました
他流の作法やお道具を見せていただくのも勉強になります
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