切れ切れ爺さんの徒然撮影&日記

主に寺院や神社等を中心に、文化財の撮影と紹介。
時に世の中の不条理への思いを発言していく。

東福寺と周囲の寺院~相変わらず、すばらしい!!

2017-05-18 23:30:03 | 撮影
 今日は澄んだ青空。昼に東山区の法性寺に向かう。
 途中、伏見稲荷の前を通ったが、まるで初詣のようなものすごい人々。欧米人、中国人、修学旅行生、入り乱れて、そこにタクシーや車。なかなか進まない。もはや伏見稲荷は年がら年中こんな有様。儲かって儲かってしょうがないやろうと思う。

 やっと通り抜けて、少し行くと法性寺。
 さてこの法性寺は平安時代の創建で、実はすぐ横にある東福寺の前身にあたる。この法性寺には国宝の千手観音立像がある。お寺自体は非常に小さいが、これを見るために訪れた。インターホンを押してしばらく待つと、多分住職のお母さんらしいおばあさんが現れて腕でペケ印。聞いてみると拝観をしてないと言う!いつだったら参拝できるか聞くと、拝観そのものをしてないと言う!!ショック!拝観拒否寺院ではないはずだ。またいつか機会を見て、住職がいるときに訪ねてみようと思う。
  (他HPより)

 まぁこんなこともあろうかと言うことで、東福寺と塔頭寺院をゆっくり見て、撮って歩く。
 退耕庵。拝観はしていないという。この日は、何か「寺院でアリア」と題して、ソプラノの歌声が響いていた。門を入ったところに地蔵堂があり、撮らせていただいた。小野小町所縁という。
  

 同聚院。以前にも来ている。本尊は重要文化財、不動明王座像。元々、法性寺にあったものが、こちらへ来た。凄い迫力。両脇に、十一面観音像と不動明王像がある。
   (他HPより)

 竜吟庵。東福寺に行くたびにここにも寄るが、一度も開いていない。国宝の方丈の屋根が見えるだけ。残念。公開日が決まっているんだろう。


 東福寺。秋の紅葉は全国レベル。圧倒的な素晴らしさ。伏見稲荷に比べると、来てる人は少ないが、欧米人と修学旅行生が目立つ。国宝の三門はただただぼう然と見上げるだけ。素晴らしい、見事、もう表現のしようがないほどや。
 何とよく見ると、修学旅行生が住職に伴われて、三門の上に上がっていた。多分学校と特別に交渉して上がっているんだろうと思う。一般には解放されていない。あー自分も登りたいと思うけど、修学旅行生がうらやましい。
  国宝 三門    

 東福寺には何回も来ているが、何時でも脳みその中に、その素晴らしさが蓄えられていくようだ。塔頭寺院も既に回っているが、同様に素晴らしい。
 こういう場所では、見ず知らずの人とも話が出てしまう。両脇の仏像は何と言う種類なんでしょうか、などとお互いに話し合ったりして、共通の思いが持てるもの。

 東福寺の方丈庭園や通天橋には、もう以前に入っているので、今日は中に入らず、御守りだけを購入して、全て外からだけ見た。

 東福寺は一番最初に行った法性寺が元になっていて、かつては大きな伽藍を持っていたが、鎌倉時代になって、京都にも大仏を作ることになり、奈良の東大寺と興福寺の名前をとって、東福寺と名付けられた。盧遮那仏に劣らない、巨大な大仏が完成したが、残念ながら後に焼け落ちて、また再建された。さらに焼け落ちて、今はその極一部の腕の部分だけが残っている。その大仏が残っていれば多分、奈良の大仏とともにすばらしい国宝になっていたと思う。

 尚これとは別に、国立博物館のすぐ近くにある方広寺に、秀吉により京都大仏が建立されたことがある。それも地震、再建、火災等、今は一部のみ部品が残っているだけだけど、京都もそれなりに、大仏に対する畏怖みたいなものがあって、庶民の信仰を集めるために、為政者が作り出したものだと思う。

 東福寺といい、仏像といい、いろんな視点から見ると、ほんとに面白い歴史が秘められていると思う。また機会を見て行ってみたいと思う。
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