一条きらら 近況

【 近況&身辺雑記 】

『都知事定例会見・12月2日』(東京MX)

2016年12月03日 | テレビ番組
『東京MX』が、都知事定例会見の翌日、最初から最後までを再放送しているので、毎週、録画して見ている。
 会見当日は、『ゴゴスマ~GOGO!Smile!』(TBS)を、平日は毎日録画の習慣のため、定例会見の生中継を断片的に見て楽しんでいる。
 その『ゴゴスマ~GOGO!Smile!』でも取り上げていたが、朝日だったかの記者の超アホな質問の時、小池都知事のオリンピック会場見直しについて、「大山鳴動してネズミ一匹。見直しは挫折ということになるのではないか」と言った時には、驚愕、憤慨した。
 小池知事は、「それは失礼なんじゃないですか」と、記者を見つめ、茶目っ気の笑顔で返した後、見直しによって、オリンピック会場整備費削減できたことに触れ、「整備費の削った部分は、今まで見過ごされてきたこと。費用がどんどん膨らむことに、一体、誰が歯止めをかけるのか。IOCか、組織委か。ネズミどころか大きな黒い頭のネズミがいっぱいいることが分かった。そのネズミを今後も追求していきたい」と述べた。
 その回答の言葉は、実に素晴らしいと拍手したくなったほどだった。無礼な言葉を口にした記者に対しての、有能な小池知事らしい回答であり、咄嗟(とっさ)の笑顔なのである。まさに小池知事の言葉が正しい。「失礼なんじゃないですか」と、茶目っ気の笑顔で返すところに、小池知事の魅力と賢さを、つくづく感じた。たとえそれが女の本能の、半ば演技的笑顔であるとしても、無礼さに対する怒りで動揺する並みの人間には、できない表情なのである。
 それに対して、全くの見当違いで、間違っていて、認識不足で、シニカルで、きっとインポで累積フラストレーション男と推測される超々々々々々アホな記者に対して、皮肉も嫌みも言わず返した小池知事は、やはり人間性も政治家としても素晴らしいと証明された会見だった。
 あのウルトラ超アホ記者の股間を蹴飛ばしてやりたい! と憤慨した小池知事ファンは多かったはず。現実にはそんなことはできないから、会見からの帰途、あの無礼千万ウルトラ超アホ記者は考え事かスマホ歩きして電柱に勢い良くぶつかって、おでこに激痛のタンコブ作りますようにと、神様にお祈りしておいた。
 概して、男性という生き物は、有能な女性に嫉妬する。小池知事批判を口にする男性は、小池知事が都知事という際立つ最高ポストにあり、自分より勇気があって精力的で情熱的で、自分よりはるかに行動的で頭脳明晰で有能な女性である小池知事に嫉妬しているように私には感じられる。それは同性への嫉妬より、はるかに強い激しい感情のような気がする。
 今までの税金泥棒怠慢無能都知事たちがしなかった、できなかった改革を、この3か月で10年分のエネルギーを使ったと言うほどパワフルに情熱的にエネルギッシュに取り組んでいる小池都知事を、心から応援したいと思う。