to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

サイド・エフェクト

2013-09-09 12:39:56 | the cinema (サ行)

原題 SIDE EFFECTS
上映時間 106分 映倫 R15+
脚本 スコット・Z・バーンズ
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
音楽 トーマス・ニューマン
出演 ジュード・ロウ/ルーニー・マーラ/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/チャニング・テイタム

うつ病の女性に処方した新薬の副作用を巡って思いもよらぬ陰謀に巻き込まれていく精神科医の運命を描く、スティーヴン・ソダーバーグ監督のサスペンス・ミステリー
金融マンであった夫マーティン(チャニング・テイタム)が違法株取引で逮捕されたのを機に、以前に患ったうつ病を再発させてしまったエミリー(ルーニー・マーラ)は、交通事故や自殺未遂を引き起こすように。診察にあたる精神科医バンクス(ジュード・ロウ)は、かつて彼女を診ていたシーバート博士(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)に相談。エミリーが抱える症状の詳細を聞き出し、彼女の了承も得て抗鬱剤の新薬アブリクサを投与する。症状が快方に向かっていたある日、マーティンがナイフで刺されるという事件が起き……。

久々のジュード主演のサスペンスなので、初日鑑賞~♪
幸せな精神科医が巻き込まれていく殺人事件を巡る展開がスリリング!
ミステリー好きの方には途中で予測がつくとしても、果たしてそうなのか??と、
ちょっと疑念を持ったまま、最後までゾワゾワさせてくれて面白かった

出所間近の夫に面会に行く、どこか虚ろな若妻エミリー。
やがてマーティンが出所し、再出発に向けて引越しの話が出ていた矢先妻の車による自殺未遂。
運び込まれた病院の担当医は、イギリスからやってきた精神科医のバンクス。
彼はうつ病に苦しみながら、生活のために仕事も続けたいと訴えるエミリーの症状を、
彼女の過去の担当医に話を聞きながら、新薬を処方することにしたが…―

エミリーは新薬の副作用で夢遊病を発症、
ついには夢遊状態で夫を刺殺。

犯行時、薬の副作用で夢遊病状態であれば、エミリーに責任能力が無かったとされ、彼女は無罪。
しかしその場合、医師のバンクスは薬を処方した責任を追及されることになり、
製薬会社もまた責任を問われる。

患者を守りたい医師。しかし、それは同時に、バンクスの医師生命、家族の崩壊の危機を招き、
製薬会社、風評を気にする病院からも背を向けられる事態に――
果たしてエミリーは無罪なのか?
バンクスに打つ手はあるのか?―


これは、ミステリー好きの方であれば、大方の予想はつく展開に結末。
ですが、それぞれのキャラクターを演じる俳優陣の醸し出す緊迫感で引き込まれ、
自分なりの推理も楽しみながら、飽きずに最後までこの人間関係を見届けられました。

「うつ病患者」のルーニー・マーラ、腺病質そうな雰囲気がかなりよかったし、
すっかり貫禄がついたキャサリン・ゼタ=ジョーンズも「精神科医」似合ってました。が、
何といっても今回のジュードは、女に甘いだけの男じゃない役で、嬉しかった(笑)

少しセリフが多いですが、最後まで気を抜かずに
キャストの会話を注意して聞いていれば、ラストにちいさくガッツポーズできると思います

※この作品は、事件の核心、結末に触れている、完全ネタバレのTBは保留とします。
これからご覧になる方の楽しみを奪わぬように、ご理解ご協力、宜しくお願いします。
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12 コメント

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流れに身を任せて、、、 (ituka)
2013-09-09 21:06:59
観てたので真相が明らかになった時には「お~!」でした(笑)

冒頭の虚ろな表情のエミリーを見る限り、他に男がいると確信してたんですが
全然違ってましたね(いや、ある意味惜しい?)^^;

メガネルックのゼタ姐さんが結構お気に入り^^

itukaさん♪ (kira)
2013-09-12 13:00:24
流れに身を任せていた割に
他に愛人がいると睨んでいたんですね?
私なんか、もうある程度キャストが出そろった時点で、
○+○=アレ、しかないわ
という強引さでしたが

ゼタ姉さん、いつ髪を振りほどいて振り向き、ラーークス!っていうか、期待しました(うそ)
こんばんは☆ (ひろちゃん)
2013-09-12 20:45:13
やっぱり、kiraさんよりアップ遅くなりました(笑)
kiraさんが私は好きそうと言ってくださったので、その気で(笑)観に行きました。
前半は、私が好きそう?とちょっと疑問にも思いましたが(笑)kiraさんの言葉信じてましたよん♪
で、結果、面白かったです!

>今回のジュードは、女に甘いだけの男じゃない役

確かにただ甘いだけの男ではなかったですが、奥さんにはめちゃ甘くない?
あの奥さん、酷い!と思いましたもん(苦笑)

そうそう、
ルーニーマーラーが初めてかわいく見えました(笑)
表情、演技も良かったです^^

>最後まで気を抜かずに
キャストの会話を注意して聞いていれば

私は、それ疑問かも(;´Д`)
TVで放送したら、注意深く台詞聞いてみます
(って言うか、吹き替えで聞きます・笑)
ひろちゃん~♪ (kira)
2013-09-14 20:54:50
うん
勝手な私の印象では、ひろちゃんが好きなのは、
「動物モノ」「社会派サスペンス」または「大人コメディ」「アメコミヒーロー、アクションもの」
って印象なんだもん~。

〉今回のジュードは、女に甘いだけの男じゃない役
結構モテ男の役とかでも、受け身だったり、惚れた女に甘いっていう役が印象にあるんだけど、
今回は泣寝入りナシで、
あのキツイ奥さんでも離さなかったところがエライ(爆)

ルーニーって、上手いとは思うんだけど、
なんか誰かに似てる顔??よくある顔??ってかんじで、
私は覚えていられない気がする
ある種、、、 (オリーブリー)
2013-09-15 01:27:06
ジュードの妻は、良い悪いより、このクラスの人たちの象徴と思いました。
自分と同じようなランクというか、、、そんな選択しか選ばない(選びたくない)みたいな。
それも間違ってはいないと思う…^^。

ラストに向けての駆引きや、ルーニーの一言が意味深で、サスペンス映画だわ~と小気味良かったわん(笑)
ホント、キャストの会話は聞き逃せないねぇ~!
オリーブリーたん♪ (kira)
2013-09-15 02:00:45
そそ、ジュードの妻はある意味普通のオンナの反応だったよねー
まだ夫が順調な時に、彼の「患者」のルーニーと会った時といい、
夫が自分のとこにかまけて(苦笑)息子のお迎えを忘れた時の冷やかさといい
でも、そこからが
ジュードのキャラとしては今までと違ってた

虐められっぱなしじゃなくて良かったわん(笑)
アレもいいんじゃないの~とか思っちゃった
こんばんは♪ (yukarin)
2013-09-15 23:49:06
そんなに難しい話ではないですね。
私も女に甘いだけの男じゃないジュードが良かったです♪
ルーニーの繊細な演技はうまいなーと思いました。
キャサリンは最初からなんかうさんくさかった~(笑)
yukarinさま♪ (kira)
2013-09-17 07:40:22
はい、全部同じだわ~~
メイン3人が、全員豹変するすっていう瞬間があるのも
そこは珍しかったと思うけど(笑)
女の豹変はちょっとゼンネンで(笑)
男の豹変は「よくできたね」みたいな
小さくガッツポーズ (ノルウェーまだ~む)
2013-09-29 00:56:00
kiraさん☆
最後、しっかり小さくガッツポーズでしたね。
私はなぜか勝手にもっと社会派な映画と思って観ていたので、ちょっとあれ?ってなりましたが、サスペンスとしては見応えのある面白い作品でした。
ノルウェーまだ~む♪ (kira)
2013-09-29 23:31:51
ジュード主演作であまり外れた記憶がないので、
無条件に、巻き込まれる精神科医の設定を愉しみました
リアルでも、ストレス社会で精神不安定な病歴をもつひとの犯罪は、後を絶たず、、というところで、
妙に怖さがあって、してやったりも味わえて、面白かったです
Unknown (ぺろんぱ)
2013-10-01 21:47:51
やっと観て参りました。
久々のジュード・ロウ、いい意味で渋枯れしていらして素敵でした。

>大方の予想はつく展開に

私はすっかり騙された手合いで。^_^;
しかし何となく何処かが盲点になってる・・・みたいな感じはあって、そこを徐々に徐々に見せてゆく(被害者としてしか観てなかったエミリーに知らないうちに不安感みたいなものを煽ってゆく)演出は巧いなぁ、と。
女難のジュードさんも決死の覚悟がなかなかよかったです。
貴ブログにお伺いして恭子ちゃんの笑顔が飛び込んできました。
そういえば、少し前は「エステに行きましょう~」のCMソング♪が私的脳内ヘヴィローテーションになってた時期がありました。「綺麗の味方~・・・、メナード」。恭子ちゃんは声も魅力的ですね。(*^_^*)
ぺろんぱさん~♪ (kira)
2013-10-02 21:14:17
そうですよねぇ、、、ジュード、渋枯れ?(笑)

なんでも疑い、先読みのクセが、
騙される快感から遠ざけてしまうのですよ~
カウンセリングの回を追う毎に要求が多くなるエミリー、
昔の患者のことに明確に即答する女医、
そして~~~!!もう、ホラー並みの怖さは味わえました(笑)
医師なりの手法で罰するっていうの、アリですよね~怖いけど(笑)

「メナードっ」の「ドっ。」が好きなの、恭子ちゃん
「出会っちゃった。」も同じ。語尾がちゃんとハッキリしてるけどトーンが優しい

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