to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

ちょっと今から仕事やめてくる

2017-06-27 21:03:54 | the cinema (タ行)

僕に勇気をくれたのは、
得体の知れないヤマモトでした。

上映時間 114分
原作 北川恵海
脚本 多和田久美/成島出
監督 成島出
主題歌 コブクロ『心』
出演 福士蒼汰/工藤阿須加/黒木華/森口瑤子/池田成志/小池栄子/吉田鋼太郎

ブラック企業で働く青山隆は上司のパワハラに苦しめられ、極度の疲労から危うく駅のホームで電車にはねられそうになる。そのとき彼を救ったのは幼なじみだというヤマモトだった。しかし青山はどうしてもヤマモトのことを思い出せない。それでも、陽気なヤマモトと過ごすうちに本来の明るさを取り戻し、仕事でも成果をあげるようになる青山だったが…。

毎月毎月、未アップの作品が増えて、大分ソレにも慣れてきてしまったのですが、
コチラは鑑賞後一ヶ月近くが経ってしまったのですが、簡単にでもアップしようと思います。
もう、朝夕の2回ほどの上映になっているかと思いますが、
重いモノを取り払って生きる処に辿り着いた、優しい作品でした・・・。


数えきれないほどの会社にエントリーし、やっと就職できた会社だったから、
凄まじい上司のパワハラに耐え、正社員というとこにこだわってきた青山。

どんなに理不尽なイビリに会っても、真面目な青山は長時間労働にも耐え、
憧れのエース営業ウーマン@黒木華のアドバイスに素直に従うが、、、

実際、こういうブラック企業は珍しくはないのだろう。
過酷なノルマを課せられると、汚い手を使ってでも人の上前をハネる手段に出るのかも知れない。
しかし、会社の体質だけでなく、信頼できる人が誰一人居ない環境って!!
コレではどこに生き甲斐をみつけられるのか?!

自分が縛られているものは、本当に健康より大事なのか??
渦中にあってはなかなか本人は、分からないものなのかも知れない。
そして、ヤバイ状況の時に、まさに天の助けのように青山はヤマモトと出会う。―

人は悲しみを知って優しくなる。
優しい人に出会って強くなる。

心が軽くなるラストでしたが、今回も、吉田鋼太郎さん、怖かったです(褒めてます)
黒木華さん、やな女でした(褒めてます、笑)

これから就職する若者にも、就活生の親たちにも観て欲しい作品。良かったです


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Nakaji)
2017-06-28 14:07:35
大人になると、気の抜き方とかいろんなやり方覚えていくけど、若いまじめな子って本当にどうしたらいいのかわからなくなるんだろうなって思いました。
そうしたとき、こういった山本みたいな存在って大切ですよね~
ほんとに若い子とか何事にもいきずまっている人に見てほしいって思いました。
Nakajiさん♪ (kira)
2017-07-01 12:02:52
これは”今”を如実に映した作品と言えるでしょうね。
就活時に段々と見えてきたものと、
実際入社して配属されると、ここでの上司みたいな輩が居たりして、
自分の人生とは言え、経験したことのない決断を、自分でしなくてはいけないですからね~…

子供が自立したとはいえ、なんだか他人事のようには観れませんでした
出会いって大切だと、改めて感じますよね~。

コメントを投稿