to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

パーフェクト ワールド

2017-12-31 19:13:25 | the cinema (ハ行)


A PERFECT WORLD
制作年 1993
脚本 ジョン・リー・ハンコック
監督クリント・イーストウッド
出演 ケヴィン・コスナー/クリント・イーストウッド/T・J・ローサー/ローラ・ダーン

63年テキサスを舞台に、犯罪者と幼い少年の心の絆を描いたヒューマン・ドラマ。
刑務所を脱走したブッチと相棒は、フィリップという八歳の少年を人質にとって逃避行をつづけていた。だが相棒が少年をレイプしようとしたとたん、ブッチは相棒を射殺してしまう。それ以来フィリップは、死んだ父の姿をブッチに重ねて見るのだった……。


何度も観ているのに、録画して数年ぶりに鑑賞。
父親と息子の複雑な愛情を描いた作品には名作も多いですが、本作では、
脱走犯と、エホバの商人信者の母親に厳しい抑圧を受けている父親のいない少年のつかの間の触れ合い。

少年とのふれあいでブッチは思った。
綿あめの甘さも知らないフィリップに、したい事リストを作らせてそれをクリアさせてあげたい。
どこか父親のように…―

脱走犯のブッチには、少年のころ父親に虐待を受けて育った苦い過去があるが、一方で、
父親から送られてきた古い絵ハガキを大事に持っていて・・・
どこか父への憧れと愛を求めてポケットに忍ばせている。
そしてふと入った農家で、父親が子供に暴力をふるうシーンに居合わせると、、
過敏に反応して父親に戒めの行動をとるが――
フィリップは子供なりの正義を発揮。。

パフェクトワールドはアラスカなんかじゃなかった。―







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