to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

レ・ミゼラブル

2012-12-27 23:29:40 | the cinema (ラ・ワ行)

愛とは、生きる力。
原題 LES MISERABLES
製作年度 2012年
製作国・地域 イギリス
上映時間 158分
原作 ヴィクトル・ユゴー(原作小説)
脚本 ウィリアム・ニコルソン/アラン・ブーブリル/クロード=ミシェル・シェーンベルク/ハーバート・クレッツマー
監督 トム・フーパー
出演 ヒュー・ジャックマン/ラッセル・クロウ/アン・ハサウェイ/アマンダ・セイフライド/エディ・レッドメイン/サマンサ・バークス/アーロン・トヴェイト/イザベル・アレン/ヘレナ・ボナム=カーター/サシャ・バロン・コーエン

19世紀のフランス。1本のパンを盗んだ罪で投獄され、19年間を監獄の中で生きたジャン・バルジャン。仮出獄した彼は再び盗みを働いてしまうが、司教の優しさに触れ、心を入れ替えると決意する。過去を捨て、マドレーヌと名前も変えながらも正しくあろうと自らを律して生きていくバルジャン。やがて市長にまで上り詰めるが、法に忠誠を誓うジャベール警部に自らの正体を見破られ逃亡を余儀なくされる。その一方で、薄幸の女性ファンテーヌから託された彼女の娘コゼットに深い愛情を注ぎ、美しい女性へと育てていくバルジャンだったが…。
ビクトル・ユーゴー原作の「ああ無情」。
私が小学生の頃は銀の燭台のエピソードが抜粋され教科書にも載っていて、子供心にかなり衝撃を受けた作品でした。

貧しさからパンを盗み、そこでジャベール警部に生涯忘れられない出会いをする。
仮出獄ののちもついてまわる「危険人物」の身分証に打ちのめされるバルジャンを、
ミリエル司教の愛と慈悲が救い・・・彼は良心を取り戻し、
名を変え、やがて財を成し、社会貢献出来るまでになるが…―
異常なまでに記憶力のいいジャベール警部は、バルジャンを犯罪者として執拗に追い詰める。

19世紀フランスの、民衆の悲惨な生活の中で繰り返される無常の連鎖・・――。



ファンテーヌの絞り出すような「夢やぶれて(I Dreamed a Dream)」でもうやられました
バルジャンの「彼を帰して」(Bring him home)も父の心情が伝わってきたし、
エポニーヌの「オン・マイ・オウン(On My Own)」には決壊しました
そして自由を求め、互いを鼓舞する学生達の若々しい民衆の歌」(The People's Song)
どのシーンも、役者としての歌が心を揺さぶり
朗々と歌い上げない、「シーンのセリフ」となっていたのがよかったです

正義の人なのに、顔に「孤独」と書いてあるようなジャベールを演じたラッセル・クロウの
哀愁の滲む歌もかなり良かったし、
子役の2人もとても上手かった
アマンダちゃんは綺麗で澄んだ歌声エディ・レッドメインも恋する貴公子、嵌ってました!
とりわけお気に入りは、革命に身を捧げるABCの友・アンジョルラス役のアーロン・トヴェイト♪
颯爽たる革命家振りが好印象でした

不条理に怒り、貧しさに泣き・・・それでも人を変えるのは今も昔も、「愛」で、
世を変えるのは若者達の勇気で、それを阻むのは、世間の「無関心」
だという、
古いけれど、今に繋がるテーマでもあり、
ラストは温かく、慰められるものになっていました
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24 コメント

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感動の嵐 (ノルウェーまだ~む)
2012-12-28 11:21:27
kiraさん☆
まさに感度の嵐でしたねぇ。
この物語がいつの時代も愛されているのは、やはり普遍的なテーマである「愛」であり「勇気」なのでしょうねー
自分のためにではなく、愛する人のために自らを犠牲にしてまでも行動するという事に、多くの人が感動できるのが何だか嬉しいです。
おおっ! (miyu)
2012-12-28 15:35:56
ラッセル・クロウ良かったですよねー!
彼の正義ゆえの孤独や苦悩が力強くも絞り出すような歌声に
全てがのせられてるような感じがしました♪
アーロン・トヴェイトは、どこかで観たことあるなぁーってすーっごく
気になっちゃって仕方なかったのですが、
そのせいもあって、彼が出てると彼ばかり観てしまってましたw
ああ無情 (ボー)
2012-12-28 18:13:25
1回観終わって、予告編でも聴かれた、あのアンちゃんの歌しか覚えていないのですが、観ているうちは何度も、だらだらと涙の大河が…。
アマンダのコゼット、もっといっぱい見たかったな~。
ノルウェーまだ~む♪ (kira)
2012-12-29 10:58:34
仰るとおり、
家族や、愛する人の為に闘い、生きていく姿に感動がありましたね。
バルジャンやファンテーヌだけでなく、
エポニーヌやアンジョルラスの姿がそれを象徴した存在でした
今の教科書にも復活して欲しいと思っちゃった
miyuさん♪ (kira)
2012-12-29 11:09:00
ラッセル・クロウ,こういう役似合いますよね~。
正義を振りかざしながらも一人ぼっち。
脅威の存在ながら、どこか危うい・・・
ちょっと『時10分、決断のとき』を思い浮かべちゃったわ~

>アーロン・トヴェイトは、どこかで観たことあるなぁーって
そうそう、髪の色でスッゴク変わりますよねー
金髪、いいですよね
ボーさん♪ (kira)
2012-12-29 11:16:00
よく知っている物語でも、こんなに泣けるんですよね~(笑)
アンちゃんの歌には説得力がありましたもんね。
アマンダのコゼットは思ったよりシーンが少な目かもしれませんが
だけど、かなり良いところでの登場だったし、ステキなシーンだったと思います
こんにちは。 (たいむ)
2012-12-29 20:32:53
そうそう。
好きの反対は嫌いじゃなくて無関心って何かで言ってました。
無知と無関心こそが罪であることを皆が自覚出来たらもう少し世の中は良くなるのかな~って。

映画「レ・ミゼラブル」最高でした(^^)
こんばんは (ノラネコ)
2012-12-29 23:15:30
昔は「ああ無情」でしたね。
「レ・ミゼラブル」が一般的になったのはやっぱりミュージカルの影響かな。
私は舞台版の大ファンなので、この映画は大変に満足。
年の瀬に良いものを見せてもらったという感じです。
こんにちは (オリーブリー)
2012-12-30 12:23:16
もはや鉄板なお話だけど、旬の俳優さんたちが人間の基本的なものをそれぞれの立場で魅せてくれたって感じでした。
本当、まさに今に通じるお話ですよね~日本のチェンジにも希望を持ちたいな(笑)
ミュージカル・・・ (ひろちゃん)
2012-12-30 18:06:29
苦手なのに、ボロ泣きでしたよ~(苦笑)
アンの歌のシーンは、予告編で何度も泣いていたから、本編では、どうかと思いましたが、やはり泣きました(笑)
そして、エポニーヌのオンマイオウンは決壊するよね~(泣)

>人を変えるのは今も昔も、「愛」で、
世を変えるのは若者達の勇気で、それを阻むのは、世間の「無関心」

古くても、普遍のテーマですよね。本当に素晴らしい作品でした!

>・アンジョルラス役のアーロン・トヴェイト♪

ゴシップガール観てた?その時の役柄より、今回のほうが、素敵でした(´∀`*)ポッ
若き革命家、良かったね^^
たいむさん♪ (kira)
2012-12-31 02:28:35
エポニーヌの、報われないのに尽くしてしまう、
あの親から生まれたとは思えない純粋な愛にも泣きましたが、
民衆を信じて決起した学生達に、土壇場で背を向ける民衆に怒り・・・
もうあそこは涙が駄々漏れでした
やはり純粋さは若者のものなのでしょうね
ノラネコさん♪ (kira)
2012-12-31 02:50:15
そうでした。職場の同僚とも話したのですが、
「昔ならったよねぇ~。細かいとこは忘れたけど」
それでもインパクトのある物語で、原作も読んだんですよ~。
舞台は息遣いとか気配とか、本当に生の迫力があるでしょうね♪
その舞台演出にかなり忠実なようで、観れて満足の作品です!
オリーブリーたん♪ (kira)
2012-12-31 02:54:26
うん、オリーブリーたんの言うように、
年の瀬に心が洗われるような作品だったわ
少なくとも、無関心に扉を閉めるような民衆にだけはならないと、神様に誓います
ひろちゃん~♪ (kira)
2012-12-31 12:30:35
ミュージカル苦手なのにトライしてえらいっ!!
予告とヒューさま効果なのかしら

エポニーヌ!!
あの両親から、よくぞこんな健気な娘にぃ~~って、びっくりよね~(笑)
ヘレナとサシャは、あのオゾマシイ(笑)ミュージカルを思い出させて
あのミンチのシーンがプレイバック気分が悪くなりそうだったけど
エポニーヌの純愛でたち帰れたわ

ゴシップガール、ほんの数回みれました♪
彼、金髪の方がいいよね~
舞台で活躍してるなんて知らなかった!歌が上手くてステキだったねー
kiraさん☆ (mig)
2012-12-31 15:50:02
こんにちは☆

その場で歌って収録したのが良かったですね。
全編セリフじゃなくミュージカルとおなじうたにしたのも良かったけど休憩もないのでやや長く感じちゃいましたけどね 笑

今年もありがとございました!
いっぱいお話できて楽しかった♪
kiraさん素敵なお正月を、、、、!
migちゃん♪ (kira)
2013-01-01 22:39:10
昨年は、後半は読み逃げも多くて
ちょっと皆さんとあまりお話できなかったのがザンネンでしたが、
やっと仕事がひと段落し、映画に戻れた事で
しかも最後がこの作品で、絡めてよかったです。

そう、時間が長いのは我々主婦としては厳しいのですよ~。
でも、臨場感ある歌にかなり満足しました♪

はい。
お正月は年末の疲れを取り、ゆっくりしたいと思ってますよ~
あけましておめでとうございます (はらやん)
2013-01-05 15:26:14
kiraさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

僕もフォテーヌの歌のところで決壊しておりました。
ほんと歌に登場人物の気持ちがのっているという感じで。
役者さんもみなさん見事でしたよね。
特にアン・ハサウェイは良かったかなー。
僕もこの物語は現代にも通じるものがあると思いました。
他人に対して無関心、人より自分みたいな感じで、奪うことだけ・・・。
果たしてそれでいいのかという感じはありますよね。
お久しぶりです (みゆみゆ)
2013-01-05 20:33:15
こんにちは
なかなか映画を見ていないので、ご無沙汰になってしまっています。
ですが、このミュージカルの舞台が好きで何度か見ているので、これは絶対に見ようと思い見てきました。

映画を見て、改めて舞台装置や舞台転換などもよくできているな~と思いましたが、具体的な景色などがやはり映画は素晴らしかったです!!

曲も話も分かっているのに・・・
(だからこそ?!)
私は最初の司祭様のところから決壊です(^^;
好い映画でした♪ (ひらで~)
2013-01-06 11:19:29
始まってから、ず~っと泣いていたような・・・
それも、好い涙で、心が洗われた、そんな気分。

昨年のラストを飾り、好い一年だったなぁと
幸せな気分にしてもらいました♪
サントラを即、購入してず~っと聴いてます♪
ラッ・クロさんのジャベールが予想以上に好かった
はらやんサマ♪ (kira)
2013-01-06 17:39:47
明けましておめでとうございます

アンちゃんのシーンで決壊ですか。
上手く歌える歌手や、美しく歌える人は沢山いるでしょうが、
歌詞で言葉を伝えるのではなく、
演じながらセリフを歌に乗せるという部分で、
やはり今回のキャストは素晴しかったですよね。。。
ワタシは・・・・全てのキャスト(除く宿屋の夫婦)に泣かされたかも~(笑)

今年も更なるステキな作品との出会いを期待して、
よろしくお願いします。
みゆみゆさ~ん♪ (kira)
2013-01-06 18:00:40
本当にお久しぶりでした♪
PCの環境が変わったりで、gooホーム時代の方たちの大半を
見失っていたので、
訪ねて下さってとっても嬉しいです。

相変わらず舞台との変更など
解りやすい解説で、読み応えもありました♪

>私は最初の司祭様のところから決壊です(^^;
実は私もなんです~
哀れなバルジャンに、ヒューさまに、もう泣かされてました(笑)
ひらで~さん♪ (kira)
2013-01-08 12:16:11
実は3回目、観てきました(笑)
今回も友人のお付き合いでしたが、
やはり最初から最後まで、バルジャンの人生を見守り、
キャストのそれぞれの切ない心情に泣かされました!
ラッセル・クロウのハスキー・ヴォイス!味がありましたよね
Unknown (zooey)
2013-01-10 21:38:50
エポニーヌの「彼の世界に私はいらない」には
決壊せざるを得ませんよねえ。
まわりであまりにも評判がいいので
本当に!?と身構えて行ったひねくれ者の私ですが
他愛なく泣きました…
zooeyさん♪ (kira)
2013-01-11 12:29:48
ホント。初めて見る女優さんでしたが、
思いっきりやられましたねぇ~。

>本当に!?と身構えて行った
解ります(笑)良くありますから、私も。
ご指摘のように、ちょっと端折った為に感動が薄くなっているところもあるでしょうが、
それぞれ人物の心の傷がちゃんと伝わってくるシーンに
何度も泣けましたね。。。

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【出演】  ヒュー・ジャックマン  ラッセル・クロウ  アン・ハサウェイ 【ストーリー】 19年の服役後、仮釈放となったジャン・バルジャン。彼は宿を借りた司教の家の銀器を盗むが、司教はバルジャンを許し、バルジャンは実も心も生まれ変わることを決意する。8年後、....
レ・ミゼラブル (ケントのたそがれ劇場)
★★★★ 製作:2012年英国 上映時間:158分 監督:トム・フーパー  さすがアカデミー作品賞にノミネートされた作品だけあって、かなり格調高く仕上がっている。原作は ヴィクトル・ユゴー、監督は『英国王のスピーチ』でオスカーを受賞したトム・フーパーである
映画『レ・ミゼラブル』を観て~アカデミー賞3部門受賞作品 (kintyre's Diary 新館)
13-1.レ・ミゼラブル■原題:Les Miserable■製作年、国:2012年、イギリス■上映時間:158分■観賞日:1月2日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(六本木)■料金:0円(1カ月フリーパス) □監督:トム・フーパー◆ヒュー・ジャックマン(ジャン・バルジャン)◆ア...
レ・ミゼラブル (いやいやえん)
思っていたよりも良かったー。でも泣くほどでもなかったかな。 主人公ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマン、法の番人ジャベール役のラッセル・クロウ。不遇のファンテーヌ役のアン・ハサウェイが名曲「夢破れて」を素晴らしい声で歌いあげる(彼女が歌が上手...
レ・ミゼラブル (タケヤと愉快な仲間達)
監督  トム・フーパー  出演 ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ 【あらすじ】 1815年、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、19年も刑務所にいたが仮釈放されることに。老司教の銀食器を盗むが、司教の慈悲に触れ改心する。1823年....
レ・ミゼラブル (Yuhiの読書日記+α)
文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説を基に、世界各国でロングラン上演されてきたミュージカルを映画化したもの。監督はトム・フーパー、出演はヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド他。 <あらすじ> 1815年、ジャン・バルジ....
映画評「レ・ミゼラブル」(2012年版) (プロフェッサー・オカピーの部屋[別館])
☆☆☆(6点/10点満点中) 2012年イギリス映画 監督トム・フーパー ネタバレあり
レ・ミゼラブル (RISING STEEL)
ご無沙汰してました!今年初めの映画レビューは大ヒットしたこの作品! レ・ミゼラブル / LES MISERABLES 2012年 イギリス映画  ワーキング・タイトル・フィルムズ ユニヴァーサル製作 監督:トム・フーパー 製作:ティム・ビーヴァン エリック・フェル...
映画 レ・ミゼラブル (2012年) (こみち)
JUGEMテーマ:洋画    ミュージカルを見ているような錯覚を受ける映画でした。   なので、映画としてvるのでなく、ミュージカルとして   観たほうがしっくりきます。    前評判とおり、ファ...
レ・ミゼラブル (のほほん便り)
なんと、普通の台詞まで歌で、終始一貫した音楽劇なのに驚きました。だけど、俳優さん達の圧倒的・歌唱力と、ベースになってるリズムが一貫してるので、違和感ありません。じつは、普通、ミュジカル映画の場合、「後で音を入れる」けれど、この場合、その場で録音したもの...