to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

リトル・ダンサー

2012-03-10 23:49:49 | the cinema (ラ・ワ行)

原題 BILLY ELLIOT
製作年度 2000年
製作国・地域 イギリス
上映時間 111分
脚本 リー・ホール
監督 スティーヴン・ダルドリー
出演 ジェイミー・ベル/ジュリー・ウォルターズ/ゲイリー・ルイス/ジェイミー・ドレイヴン/マシュー・トーマス/アダム・クーパー[ダンサー]

バレエ・ダンサーを目指す少年の姿を描いたS・ダルドリー監督の長編第1作。
1984年、イギリス北部の炭坑町。11歳のビリーは炭坑労働者のパパと兄トニー、おばあちゃんと暮らしていた。ある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、バレエに特別な開放感を覚えるのだった。教室の先生であるウィルキンソン夫人もビリーに特別な才能を見出した。それからというものビリーはバレエに夢中になるのだが……。

折からの相次ぐ炭鉱閉鎖。ビリーの住むダラム州の町でもストライキ中で、町ごと不況の真っ只中。
炭鉱の町で生まれたからには炭鉱夫になるのが当然とばかりに、ビリーの父は苦しい中から
ボクシングジムの月謝を渡して、練習する彼を監視(笑)
どうも、見るからに繊細な次男を、逞しく育てたい男心なんでしょうが、
そんな父の想いを受け止めてはいるものの、痛いし(笑)好きになれないのはしょうがない。
そこにバレエが飛び込んできて、殴り合い以外で感情を発散できることに喜びを見出していくビリー。

炭鉱の町で、自分同様にちょっと浮いてる同級生のマイケルにだけは知られてしまったけど、
彼はどうもビリーがバレエに熱中することが寂しいだけで、理解してくれてるみたい。
このふたりのイジイジしたシーンが可笑しくてスキです(笑)

パパに似て男らしい兄貴にも、怖いパパにもシューズの隠し場所に気を使いながら、
バレエの本を見ながらダンス漬けになっていくビリーに、
ウィルキンソン先生も個人レッスンで熱を入れてくれオーディションを目指すも、
パパにバレて教室通いを禁じられて―・・・
そのストレスがまたビリーのバレエへの情熱がホンモノだという証にもなる場面が訪れます

でも、知らないから反対していただけで、
ビリーのパフォーマンスをみたパパはすっかり変わるんですが、
この辺りも説明的でなく、さくさくした流れの中にも肉親の愛情が感じられて良いです♪
そしてあわやこのままかと思いきや、ロイヤル・バレエ学校のチャンスを掴みにいくのですね

撮影当時13歳だったというジェイミー・ベルくん。6歳からダンスをやっていたというだけあって
その上達の過程をリアルに演じていました。

当時英国民の関心を集めていた炭鉱ストを絡めたストーリー展開は、
日本の炭鉱の閉鎖から見事に「フラガール」を生んだあの兄妹を思い出させますし、
イギリス制作ということで、ロックの名曲も使用されて効果的
臨場感あるストライキ行動の群集シーンは、地元の元炭鉱夫の方たちがエキストラ参加というだけあってかなりの迫力があります♪

観終わった時、ちょっと「キンキーブーツ」を思い浮かべました。なんとなく、ちゃんと生活臭があってエネルギッシュで
どこか揺るがない希望のようなものを与えてくれるからでしょうか。
やっぱイギリス制作の作品って、好きかも~

今後の放送~IMAGICA BS
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2 コメント

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ダルドリー監督 (ボー)
2012-03-11 07:58:31
「ものすごく~」の監督ですね。
この作品でも子役をすごく上手く使うんですよね~。
ダルドリー作品では、私は「めぐりあう時間たち」のほうが好きでしたけど。
ボーさん♪ (kira)
2012-03-12 12:35:07
そうなんですよー
ジェイミー・ベルくん好きだし、「ものすごく~」の記事でも結構出てきていたので
観てみました。
じゃあ、今度は「めぐりあう時間たち」ね、(。_。)φメモっとこう...

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