きらめきの花 

竹下雅敏氏の多くの講演録の中から、家族の絆(夫婦関係・親子関係)を中心に上映会を開催しています。

1月の上映会のご報告です。

2017-02-07 15:52:33 | 上映会の報告・感想

皆さま こんにちは~

2017年1月29日(日)今年最初の上映会を開催いたしました。

テーマは、「宗教学(初級92):大乗仏教(般若心経:気付き)~」でした。

当日は小雨が降ったり止んだりの天気でしたが、この季節にしては暖かく感じられました。

当日ご参加頂いた皆さま、本当にありがとうございました。

今回の参加者は5名(主催者除く)でした。久しぶりの方が2名きてくださって本当に嬉しかったです。

また、遠方(大阪)からのご参加に感謝いたします。

                             

お話(般若心経:気付き)の中から印象に残ったこと~

〇自分の生き方を変えたいと思っている人は、自分がいかに無意識に生きてきたかに気付く、「今、ここに生きる訓練」~気付きのトレーニングが必要。

〇我々は自分に対しても要求し、執着し、怒りを持っている。「こうであったらよかったのに」という理想によって自分自身を裁き、

理想に程遠い自分を許すことができない。自分を許す(自分への要求を捨てる)ことで初めて人は自由になれる。

〇悟りを得た人は、自分自身が解放されていて自分が自由だと感じている。

今、無一文かもしれないが、心が柔らかいので何とかして生きていける。

どんな環境の中でも幸福を見出して生きていける。知恵があるから。

〇我々は、自分に執着してはいるが、自分を愛してはいない。自分が自分を愛さないで誰が愛してくれるというのでしょう。

〇我々は今、この瞬間、何一つ欠けていません。幸福になるための全てを与えられています。付け加えるべき何ものもありません。

                            

交流会の時の皆さんのお話の中から一部ご紹介します。

〇今回の講話の中にはエッセンスがたくさんあった。仕事上の人間関係で、ギブ&テイクの気風があり条件づけられていると感じる。

〇自分への自己評価が低い。自分をまず許すことから始めていきたい。

〇気持ちのアップダウンが激しくネガティブになっているのは自分に気付いた。

「あれもない、これもない、こういう人生だったらよかった」と思ったりしたこともある。最初から与えられているのですね。

〇今の人生に必要だから今ここにいる。基本的な必要なものは持っていてそれに気づいているかどうかと思う。

〇時間的な制限がある仕事の中でも気持ちをこめてやっていると、やり終えた後の自己満足感はある。できる範囲で手を抜かないようにしている。

〇自分は粘着気質と思う。それが原因で身体を壊して変わってきた。今日のお話を聴いて、自分と夫に対する執着が大きいと感じた。

〇「こうなったらいい」とかの思いを捨てることができない。自分の中に、とにかく動いてないといけない気風がある。

育った時代の背景もあるが自分を貫いて生きてきたという思いはある。

〇以前、交通事故に遭い、怪我をして大変な思いをしたが、家族の存在や父母の思いなどを多くのことに気付かされた。、

二年経った今、一つの経験だったと捉えている。

〇夫が倒れ、三つ目の病院で手術を受け命を取り留めた。今は自宅でゆっくり過ごしている。皆さんからの祈り(愛のマントラ)をしっかり感じた。要求があると不安がでてくる。受診時、今後の身体のことで気をつけることを聞いた時、医師の「今、こうしてペンを持っていても起きることもあるのですよ。」との言葉にふっと気持ちが楽になった。「今、元気でいる」ことに感謝している。

 これは、皆さんの声の一部ですが、こうして書いてみると、生活の場や年齢は違えど皆さんの場所でさまざまな経験をされていて

そのことをありのままに話してくださっていることを感じます。改めて感謝いたします。

今回も多くの学びをありがとうございました。

きらめきシスタ~ズ