氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

あたりマエダのクラッカー

2006-05-06 09:17:21 | 懐かしのギャグ
昭和30年代中頃にTVドラマ「てなもんや三度傘」を夢中で観ていました。
「藤田まこと」が人気タレントに成る出世作です。
番組提供が「前田製菓」で「ランチクラッカー」のCMが人気に成る。

番組の始まりが「ゴ~ン・・・」と鳴る鐘の音とともに御堂の扉が「ギ~ィ~ィ」と開き「あんかけの時次郎(藤田まこと)」が登場する・・・

毎週違った扮装で怪人物が出て来て「時次郎」に斬りかかる。
ショートコント風に立ち回りが有り怪人物は斬られます・・・

斬った後に時次郎が「俺がこんなに強いのは~あたり前田のクラッカ~!」と言いながら懐から前田製菓のクラッカーを取り出し見栄を切ります。
このCMが流行に流行って大人気と成りました。

切られ役は番組の殺陣師で「的場剣友会」の主催者で有る「的場」さんです。
真面目でトボケた独特の味が有り人気者に成る。

「てなもんや三度傘」は毎週のゲストが素晴らしかった。
「藤田まこと」の人気が関西ローカルだったので東京や大阪の人気ゲストを客演させて番組の人気を揚げる・・・番組デレクター「澤田隆治」の戦略でした。
ABCホールの舞台に作られたセットも素晴らしく豪華で毎週夢中で観た事が懐かしい・・・