きらくなたてものや

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中学生、一心不乱に玉磨く

2012年10月25日 | 地域活動
今日は地元手広中の
ふれあい体験活動の一環で、
「伝統的な日本の建築技術」のお勉強。

「ふれあい体験活動」とは、
年2回、地域の方々を講師として招き、

地元郷土史だったり、
農業体験だったり、
料理教室だったり、
十数講座を用意して、
その中から生徒たちが
希望した講座を受講する
体験学習の場のことです。

私たちの講座では、
毎年10月の2回目は、
左官職人の湯田さんに来ていただいて、
光る泥団子を作ることにしています。

これが子どもたちの間で、
割と人気らしく、

中二のムスコも
第一希望で届け出たらしいのですが、
残念ながら落選。

まあ、仕方ない。

そんなわけで、
今日参加してくれた生徒は14名。

最初10分程度、
土と土壁の勉強をしたあと、
湯田さんの手ほどきのもと、
早速作業に。

もう最初から、
ムラのない、
均一に光る泥団子を作りたい!と、
子どもたちは集中モード。

ある子は寡黙に、
ある子たちは、
キャッキャ言いながら、
ていねいに玉に土を塗り、
大事そうに磨いていました。

そしてあっという間に、
終了予定の時間が来てしまいましたが、
子どもたちの要望で10分延長。

しかし10分経っても、
この後部活もあるだろうに、
まだやりたい!というので、
先生の了解を得て、
さらに10分延長。

それでも10分経った後、
名残惜しい雰囲気が充満する中、
清掃開始。

そんな感じだったので、
講座終了後名札を返しに行ったら、
私のところが最後のようでした(笑)

しかしみんなそれぞれ、
たいへん美しい光る泥団子を
作ることができました。




大事そうに泥団子を
磨く子どもたち。







見本として、
湯田さんが作った
光る泥団子の塔を展示。

先生も子どもたちも、
感心しきり。







担当の先生も、
泥団子作りに参加。

いちばん熱中していたかも(笑)

でもそんな先生だから、
子どもも熱中するんでしょうね。

ホント楽しい中学校です。

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