タラヨウ(多羅葉)の大きな木に真っ赤な実が熟していた。
葉の裏に傷をつけると黒く変色するので文字を書くことができる。
この性質がインドで経文を書くのに使われた貝葉(バイヨウ)の原料である
ヤシ科のタラジュ(多羅樹)に似ていることからタラヨウ(多羅葉)となった。
「葉書の木」、「郵便局の木」と呼ばれることもある。
モチノキ科 モチノキ属
別名「モンツキシバ」
撮影 2008年12月20日午後3時ころ
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↓ タラヨウ(多羅葉)の真っ赤な実
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↓ タラヨウ(多羅葉)の蕾。
タラヨウ(多羅葉)は雌雄異株だが、今の状態からは区別つかない。
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↓ タラヨウ(多羅葉)の葉は革質で厚みがある。
葉の裏に、圧力をかけると黒く変色するので文字や絵が書ける。
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↓ 3本の大きなタラヨウ(多羅葉)の木。
真ん中の木には実がない(雄の木)。
両脇のやや細身の木には真っ赤な 実(雌の木)。
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↓ プレート(樹皮は灰褐色でなめらか。鳥もちを取る)
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メモ
・常緑高木。
・花は雌雄別株。5~6月前年枝の葉脈のごく短い短枝に黄緑色の小さな花を多数つける。
雄花には、完全なオシベ4個と退化したメシベがあり、
雌花には、半円球のメシベと退化したオシベが4個ある。
・樹皮からは鳥もちを取る。
山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」より
そして 雌雄の木があり....多くの実がくつ
解る気がしました...
又 遊びに 来ます.
雌花と雄花別株珍しいですね~
初めて知りました。
郵便の木何かで見た覚えだけでした。
見せていただきよかったです。
葉は堅そうですね~
実は真っ赤できれいですね~
近くにこの木はありません。チョッとはなれた坂東札所の都畿川町の慈光寺にありました。
取りに行くのはチョッと遠いな。
葉の裏側に文字を書くと、そのまま残っています。
世の中には面白い植物もあるものですね。
今のような紙がない時代には重宝されたのでしょうね。
赤い実が本当に見事でした。
全然実がついていない木が雄の木でした。
雄の木のほうが、太くて大きかったのが印象的でした。
葉はけっこうかたいですね。
文字を書いた葉は、乾燥して色があせてきていますが、文字ははっきり見えています。
プレートもつけてありますので、観察しやすいです。
タラヨウも、それで知りました。
木にはプレートがついていないとわからないものが多いです。
葉の裏に書いたアルママさんの字が、いつまでも消えないといいですね。
モチノキ科ですがクロガネモチやモチノキの葉より長細いかしら?
葉の方は、少し黄色くなってきましたが、文字は鮮やかです。
クロガネモチやモチノキの葉よりずっと大きいです。
私が名前を書いた葉の長さが約16cm一番広いところが6cmくらいあります。
3種類の葉を並べて比較するのも面白いですね。
元気な葉を持ち帰るのは、少々気がひけますが・・・
文字はしっかり残ってはっきり読めます。
葉のほうは、紙のようにパリパリしています。
いつごろまで持つのか楽しみです。