東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

『完結「南京事件」』水間政憲著(ビジネス社) そもそも「南京事件」なるでっち上げを創作したのは誰か?

2017-09-02 | 歴史の書き換え
やはり「南京大虐殺」は無かったことが最終的に証明された
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副題が「日米中歴史戦に終止符を打つ」とあって水間氏の長年にわたる信念と執念が籠められた作品である。

戦後ながきにわたって日本人が自虐史観にさいなまれ、日本の軍国主義が悪かったなどと脳幹をズブズブに洗脳されてきた基本のプログラムがWGIPにあったことは、公知の事実となった。

WGIPとはウォー・ギルド・インフォメーション・プログラムのことで、日本人をして贖罪意識を抱かせ、二度とアメリカに立ち向かえないように精神を惰弱にしてしまう洗脳工作である。

加えて近年には「ヴェノナ文書」の存在が暴かれ、日本を戦争に巻き込んだ陰謀が明らかとなり、直近ではフーバー元大統領がルーズベルトの陰謀を明かすところなく明らかにした『裏切られた自由』の翻訳が揃い、「かれら」が言ってきた歴史解釈のすべてが間違いであることが白日の下に晒されたのである。

本書でも水間氏は言う。

南京事件は米国の歴史改竄がスタートだった。GHQが創作した日本人洗脳のラジオ番組から出鱈目な「日本=悪」史観が蔓延した。日本が正しかった証拠となりそうな戦前の良書は「閲覧禁止」となって図書館書店から没収された。

米国の宣伝に悪のりした中国の南京大虐殺の『証拠写真』なるものは、すべて捏造写真であったこと、本当はまったく逆で日本軍の南京入城はシナ人から歓迎されていたことも了解できるようになったのだ。

GHQが命じたプレスコード、ラジオコードにより、新聞と雑誌の事前検閲がなされた。

米国が策定した言論統制に違反したら、メディアと国民は「懲罰」の対象とされた。

「日本社会は『見ざる、言わざる、聞かざる』の恐怖社会に貶められました。(中略)米国が『改竄』した『歴史認識』に異を唱えたら、逮捕される可能性もあり、裁判所で罰せられたら家族が路頭に迷うこともあったのです。友人知人や家庭内でも米国を批判すると、通報(密告)される危険性があり、うかつなことを子供の前でも言えなくなっていた」(21p)。

ところがまだ洗脳されたままの哀れな日本人がいる。

水間氏は、その典型に村上春樹をあげる。村上の『騎士団長殺し』では依然として死者が40万人と唖然とするような数字を平気で、反省もなく用いている。実際の南京城内における民間人の死者は「34人」だったにも拘わらず。

本多勝一らが書いた本にも、「だれが、いつ、どこで、を無視した写真が使われており、特定のイデオロギーに誘導する印象操作が行われています」と水間氏が言う。

本書の後半で、水間氏は飛躍するかのように三島由紀夫の自衛隊乱入、最後の檄文を問題としている。なぜなら三島が諌死事件をおこした場所こそは東京裁判の法廷であったからだ。

水間氏はこうまとめる。

「三島由紀夫氏の真情は、『東京裁判史観』の粉砕だったように思えてなりません。東京裁判での『目玉』は「南京大虐殺事件」でしたので、本書を三島由紀夫氏に捧げます」(122p)。

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