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金正男氏殺害事件、逮捕の女2人にダミー説 オウム事件凶器、猛毒VXガス使用か

2017-02-18 | 北朝鮮関係
2017.02.18

金正男氏の殺害事件の実行犯とみられる女2人について、ダミー説が浮上した。北朝鮮の工作員にしては不自然な行動を取り、簡単に逮捕されているからだ。真の実行犯の存在すら、ささやかれ始めている。

マレーシア警察は15日にベトナム旅券を持つ28歳の「ドアン・ティ・フォン」という女を逮捕、16日にはインドネシア人のシティ・アイシャ容疑者(25)を逮捕した。

地元メディアによると、アイシャ容疑者は調べに対し、「見知らぬ男に100ドル(約1万1400円)で持ちかけられた」と供述し、殺意を否認している。さらに、「いたずらビデオ」の撮影と説明され、前日に何度もリハーサルをしたと話しているという。

ベトナム旅券の女の行動も不可解だ。白昼の空港で「LOL」と書かれたロゴのTシャツにミニスカートという目立つ服装をし、犯行後は空港に戻って逮捕された。自殺も覚悟し、工作活動に臨む北朝鮮工作員の行動として疑問が残る。

正男氏が女2人による襲撃後も元気で、その後トイレに立ち寄って容体が悪化し、案内カウンターに駆け込んだとの情報がある。このため、真犯人は別にいるのではないかという見方すらある。

一方、正男氏の殺害に使われた毒物として、韓国メディアは外交消息筋の話として、致死性の高いVXガスが使われた可能性があると報じた。

VXガスといえば、オウム真理教による事件が思い出される。毒物事件に詳しい神奈川大の常石敬一名誉教授(化学史)は「かつてオウム真理教が使用し、1人が犠牲になっている。VXガスによって人が殺害された史上唯一の例だったが、正男氏がこれに続いたことになる」と語る。

その恐ろしさについて、常石氏は「致死量はミリグラム単位で、猛毒サリンの10分の1程度と考えられる。短時間で効果がなくなるサリンと異なり、付着すると1週間程度は毒性が持続する」と説明し、続けた。

「北朝鮮は化学兵器禁止条約に署名していないため、VXガスを製造していてもおかしくない」

北朝鮮が危険な毒兵器を持っている可能性もあるのだ。恐ろしすぎる。

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