ようこそRAIN PEOPLES!超バラバラ妄想小説『雨族』の世界へ! since1970年代
「雨族」
断片43-避難所
s・いずみ
押し入れに閉じ込もって出ない
豆電球を押し入れの奥のコンセントで微かに光らせ暮らす
両親が引き出そうとするたび自殺未遂
12才になったある日 民生委員の人たちが引き出そうとする
“ぎゃあああああ~”抵抗し脱出
公園
優しくカッコイイお兄さんに声をかけられる
今度はそのお兄さんに言葉巧みに拉致監禁される
明るく綺麗な小部屋に閉じ込められる
彼女は人類の平和を祈る
“どんな人も全て助けて下さい”
監禁お兄さんは他の監禁幼女の罠にハマり死ぬ
8人の幼女が監禁され毎日延々と繰り返される性行為や性的拷問に耐えていた
s・いずみを残して幼女たちは脱出
s・いずみは自ら鉄格子の中に入り手錠と足枷をし、隅の便器に首輪の鎖を繋いではだかのまんましゃがみこんだ
“みんなを助けて下さい全ての人を許して下さい”
s・いずみは18才になっていたが誰が見ても5~6才に見える
やがて脱出した幼女たちが警察に保護され監禁場所にやってきた警官に引き出される
パトカーの中で警官に性的行為を強制されビデオ撮影される
隙を見て逃げる
高速道路から飛び降りる
木とボロ小屋でバウンドし傷だらけになるが助かる
気づくとボロ小屋の中年男が傷の手当
男の名はキップル?“えふ”?
男は何も言わず何も聞かずカップ麺やノリベンをくれる
s・いずみはそこで過した
栄養がつき一年後には見違える美女に
小屋の男は近所では嫌われもので変人扱い
ある日近所の主婦たちに少女を監禁してると通報され、やって来た警官に射殺される
警官がs・いずみを強姦してるところに帰ってきたので、小屋の男は撃ち殺された
s・いずみがすんでのところで殺されそうだったので止むを得ませんでした!ケイシセイ閣下!
よし!君はよくやった!その発砲は百パーセント正当性がある!
s・いずみは警察かんたちが話してる隙に逃げ出す
あっさりと畑を横切って県道に出た
東京方面に歩きはじめた
誰も追ってこなかった
あのオジさんは何発も何発も胸や背中や顔や頭を撃たれてたからもうしんじゃったかな
“ありがとう”
そして国道を東京方面に歩いて行った
顔に泥を塗り土の上をころげまわって服を汚した
朝靄の中
断片43 終
This novel was written by kipple
(これは小説なり。フィクションなり。妄想なり。)
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