blog日和。

小さい頃に言った「将来」はもうすぐそこにある。
僕はその将来のためにもう少しがんばれるのかなぁ・・・。

二日目。

2014年03月25日 01時30分22秒 | 高松・徳島旅行
二日目。
やや二日酔いの様相を呈しつつ、予定通りの時刻に起床。
窓の外を見ると雨模様。起き抜けに、体調も悪いし(二日酔いで)今日は果たして楽しめるのだろうか?と思った。

さくっと準備を終えて高速バスで徳島へ。
当初は高徳線にて特急うずしおに乗る予定であったが、そんなに乗る時間も変わらないしーとけちった。それにバス、好きだし。

バスの車内では、前日に送り付けた自撮りの評価を友人達から受けていた。
ちょうど同時期に旅行をしている友人から、どちらがきわどい写真を撮れるかという勝負にもなり、僕はこの日、次の日と頭の悪い写真を一人で撮り、一人で笑い、友人達に送り付けることとなった。

で、気づけば徳島駅。


小雨も降って薄暗いのであまりテンションも上がらず。
二日酔い+車酔いのダブルパンチで食欲も湧かない。体調を整えようと麦茶なんかをちょびちょび飲んだが、けっきょく治ることはなかった。

しかし、徳島駅から鳴門へ向かうには路線バスしかないので頑張ることに決めた。
一瞬間だけ、もう鳴門とかどうでもよくね?とか思ってしまったことはここだけの秘密である。

路線バスの車内では、途中からけっこうな観光客の群れと遭遇した。
ゼミ合宿っぽい大学生軍団や、女性の二人旅。一人旅っぽい人も見かけたが、大塚国際美術館で降りてしまった。ちなみに、鳴門で有名な大塚国際美術館には行かなかった。かなり大きな美術館らしく周り切れないとも思ったし、それよりも渦!渦!鯛!鯛!であったからである。
だが、いつかは行きたい場所である。

大学生達からの好奇の目に晒される(多分気のせい)し、曲がり道も多く、二日酔い+高速バスも相まって盛大に酔ってしまった。車酔いはこれが人生で数度目かと思う。

やっと鳴門公園に到着し、ふぅと一息つく間もなくお土産屋さんのおばあちゃんから急かされるようにうずしお汽船へ向かわされ、けっきょく間に合わずに待合室で一人ぽけーっとする。

時間もあったので、藍染のコースターとすだち七味をお土産として購入。
後に家に帰ってからうどんにかけて食べてみたが絶品だった。
コースターも可愛いのでお気に入り。

で、念願のうずしお!!
徳島らーめんが第一の目的ならば、うずしおは第二の目的である。

ちなみにこの小型艇で観てきた。

大きな船でも見られるが、乗り場が遠いし小さい方が迫力があるとの情報を信じてこっちへ。

写真で伝わるかどうかはわからないが、とりあえず載せてみる。
海とは思えないとてつもない速さで水が流れて行く様は、僕ではとても筆舌できるものではなかった。

多分一番わかりやすい写真。

もう興奮しっぱなし。

怒涛の迫力!



分かるだろうか、海に段差が出来ている。
これを境に瀬戸内海と太平洋は区分されているらしい。


鳴門大橋。あっちが淡路島。

さらに鳴門大橋。

多分、下のちょぼちょぼみたいのでわかめを取っているんじゃないかと思う。

まだまだ鳴門大橋。かっこいい。




薄く山が重なっている。まるで絵本の中の世界であった。

うずしおと鳴門大橋にうっとりした後、近くにあったお土産屋さんへ。
すだち酒とすだちワイン、鳴門金時キャラメルを自宅へ送って貰った。
ここでは鯛めし、鯛茶漬けが食べられるようであったが、とりあえず保留。ネットで観た鯛丼が気になる。

つーこって、もうちょっと先に進んだところに噂のうづの屋さんが。
観光バスも何台かあって、先程までのお土産屋さんとはうって変わって随分と栄えているようである。

んで、これが噂の鯛丼。めちゃうまそ~。


が、ネットの批評通り、そこまで大したものではなかった。
確かに鯛はプリップリのモッチモチだったが、いかんせん味付けが残念。
あま~いうえに味の強いタレがたっぷりとかかり、鳴門で採れたっぽい分厚いワカメと香りの強い大葉のせいで、せっかくの鯛の味が全く感じられないしご飯も進まない。
タレを別で出してほしい。そして醤油で食べたい。実に惜しい料理であった。

酔いもだいぶ楽になり、ぶらぶらと散策。


松が映える。橋も映える。

がっつり階段を下っていくと浜に出た。名前は忘れた。

綺麗。


空が割れるように日が出てきた。

そして、展望台に続くエレベータに乗ってみる。
吸い込まれそうだ。東洋一に長いらしい。

このエレベータ、上るときはいいが、下るときは本当に吸い込まれそうになる。
下っているのに急こう配を上っている感覚に陥ってしまい、思わずよろけて座り込んでしまった。恐かった。

展望台からの風景をパノラマで撮ってみる。

若干おかしくなっているみたいだ。
つーか、端っこのカップルが良い味出している。

展望台から下りて、バス停に向かってせかせかと歩いているときに目に留まった一枚。

え?いつの間にか淡路島上陸してたの?

バスに乗って、徳島駅方面へ。
実際もうバスはこりごりだったので鳴門駅前で下車して鳴門線で徳島駅へ向かうことにした。
ってんで、鳴門駅着。鳴門公園からけっこう近かった。


鳴門駅は鳴門線の終点です。風情があります。


そして鳴門は青少年に健全な町であります。


ここではちょくちょく一人旅っぽい方々を見かけた。
今思えば話しかければ良かったなーと思う。

で、徳島上陸初の電車、というより汽車で徳島駅へ向かう。
ちなみに、徳島にはいわゆる電車はなく、ディーゼル車すなわち汽車しかないようである。

ここでちょっぴりカルチャーショックなことが起きた。
鳴門駅は終点であるのでここで汽車は折り返すわけだが、椅子がどう見ても進行方向とは逆向きのままになっていた。えーどうすんだろうと思っていたら、乗り込んだ人達が背もたれを逆側に移動させるのである!すなわち背もたれは両方向からもたれ掛っても良いような構造になっていたのである。

これには目をまん丸くして驚いてしまった。汽車、あなどり難し。

んでもって、再びの徳島へ。
着いて早々にホテルへチェックイン。一息つく。
ぽけーっと煙草を吸いながらテレビを観ていたのだが、これはいかんと夕ご飯のお店探しと観光案内所で貰った散歩道を吟味。
とりあえず阿波踊り会館でも見に行ってみますかとホテルを出た。

これが阿波踊り会館。

特に用事もないので引き返す。

夜の徳島駅。

けっこう明るくて栄えてるっぽいが、やはり人の数は少ない。

そんで、適当にぶらぶらと繁華街を散歩。
妙に焼鳥屋さんが多い印象。阿波尾鶏のためなんだろうか?
そんなわけで、入りやすそうな焼鳥屋さん「ちどり」へ。

焼鳥が美味かったのでがつがつ食っていたらお腹いっぱいになってしまい、阿波尾鶏の炭焼きを食べられなくなってしまった。

楽しみにしていたすだち酒も美味しかった。
ここでは生すだち酒というのが出ていたが、カクテルのような飲みやすさを感じた。

お店を出てふらふらとうろつく。
広いアーケードなのに人が少ない。少し恐かった。


はあそうですか、と言いたくなるような旗。

ホテルへ帰還し、眉山の湯で身を休める。やっぱり温泉はいいね。

例の如く自撮りを友人達に送り、ビールを飲んで就寝。
高松よりも少しいいホテルだったのでぐっすりと眠ることが出来たかなと思う。

一日目。

2014年03月24日 02時39分52秒 | 高松・徳島旅行
前日の公録イベントの影響もあって、だいぶ寝不足で目が覚めた。
通勤ラッシュの中でおっきなリュックを持ってただひたすら無言で立ち続けた。
気分はバックパッカーである。

品川駅に着いてからは適当に朝ごはんを買い、新幹線への乗り方がわからずに早速駅員さんに迷惑をかける。

実はけっこうウキウキで、新幹線でもあまり眠ることは出来なかった。

んで、岡山駅に到着。
特に見る気もなかったんだが(改札も抜けられないし)、ふと見つけた生きび団子なるものを購入。
瀬戸大橋を渡るマリンライナー車内で食べた。美味い。


マリンライナーの車内ではおそらく大阪からだと思われる観光客一派や、お仕事の方、さらには就活生っぽい人も見受けられた。これ以降にもけっこう就活生っぽい人は頻繁に見かけた。

車窓から見る初めての瀬戸内海。
海と、いくつもの陸地が混在する瀬戸内海はとても不思議な光景であった。
山、森、浜、崖、青い海。大したものだと思った。
今度は是非、瀬戸内海めぐりをしてみたい。

それから少しばかり経って、高松駅着。


こいつの顔がやけに印象的であった。
腹は減っていたが久しぶりに嗅ぐ潮の香りにテンションを下げることが出来ず、思うままに海の方へ。

やたらとむかつくモニュメントと出会う。

なんか顔がむかついた。

一人旅の同志っぽい男性がいたり、カップルでデートをしていたり、一人で黄昏ている地元住民っぽい方たちも居た。実に癒される風景と言うか、空間であった。

パノラマで撮ってみた。


どことなくみなとみらいの臨港パークっぽい。


海をバックに松が映える。


多分これで小豆島に行くのだろう。Olive Lineと書いてある。


なんかかわいいから撮ってみた。なんか縄が巻いてあるやつだよね?


変なモニュメント。高松には変な彫刻作品が多い。

で、足の向くままに駅近くにある玉藻公園へ。

自然とビルが一度に収まる光景。新宿御苑が思い出される。


大きな石の道がかわいい。ノリノリでホップ・ステップ・ジャンプ!


桜のある場所。4月上旬あたりから夜桜が公開されるらしい。
時期が悪くまだまだ咲く様子はなかったが、こいつらが満開ならばさぞかし綺麗なのだろう。


これが高松城の天守閣跡。いつだったか忘れたが、修復が行われるらしい。


この曲線がかっこいい。


天守閣跡からの風景。これもまた、松が映える。
堀には海水が引かれていて鯛が泳いでいる。餌が至るところに売られているのだが、寒いと与えても全然食いつかないので注意。入り口で餌を買い、係っぽい人にどこらへんに鯛はいますか?と訊いたところ、上記のようなことを言われてちょっとテンションが下がった。もう買ってしまっていたので仕方なしにあげてみたが、やはり全く食いつかず。残念。


公園内の石垣は全部こんな構造。不思議なバランスで保っているようである。
どうやって造ったのだろうか。

で、いい加減にお腹が空いていたので、レンタサイクルをして前から決めていたお店へ。
栗林公園から少し北に位置する「こころ」というお店。余談だが、後に飲み屋で訊いてみたら誰も知らないお店であった。地元民はあまり来ない店なのだろうか。
氷釜揚げが有名だっつーんでそれを注文。これはセルフではなかったのでお金を払ってから席にてしばし待つ。

氷の上に釜から上がったうどんが置かれていて、最初は暖かいままで食べ、後に氷と混ぜてざるっぽく食べるらしい。美味し。
氷で締めてからは手打ち感が一層出て、特に観光客には受けるのではないだろうかと思った。

そんなこんなでチェックインの時間になったのでとりあえずホテルへ。
歓楽街へのアクセスを考えて高松ワシントンホテルプラザにした。確かにわりと汚なめだが、値段から考えれば納得か。気持ちが悪くて風呂に入れないほどではない。

ホテルに着くと寝不足と移動の疲れでドーンと眠気が。
これはいかんとソープに電話…したのかどうか。忘れたいのでこの部分は割愛する。

泡風呂に入ったらもういい時間に。
適当に街をブラブラしていると、入りやすそうなお店があったので凸。瓦町にある「かんだ」というお店である。
これが正解で、お店の方も常連の方も優しくて料理も美味しく、随分と深酒をしてしまった。特に焼きおでんなるものは初めて食べたし滅茶苦茶美味かった。旅行最終日にまた寄れたらなーと思っていたが時間の関係で断念。とても残念。

そんな感じでけっこう酔っ払い、いい気分でホテルへ帰還。
最悪の泡風呂のことなんて嘘のように忘れていた。かんだの方々に感謝である。
テンションがMAXになった僕は全裸で自撮り→友人達に送る愚行を犯していた。
次の日見てみるとけっこう面白かったから良かったかな、なんて思う。