二日目。
やや二日酔いの様相を呈しつつ、予定通りの時刻に起床。
窓の外を見ると雨模様。起き抜けに、体調も悪いし(二日酔いで)今日は果たして楽しめるのだろうか?と思った。
さくっと準備を終えて高速バスで徳島へ。
当初は高徳線にて特急うずしおに乗る予定であったが、そんなに乗る時間も変わらないしーとけちった。それにバス、好きだし。
バスの車内では、前日に送り付けた自撮りの評価を友人達から受けていた。
ちょうど同時期に旅行をしている友人から、どちらがきわどい写真を撮れるかという勝負にもなり、僕はこの日、次の日と頭の悪い写真を一人で撮り、一人で笑い、友人達に送り付けることとなった。
で、気づけば徳島駅。
小雨も降って薄暗いのであまりテンションも上がらず。
二日酔い+車酔いのダブルパンチで食欲も湧かない。体調を整えようと麦茶なんかをちょびちょび飲んだが、けっきょく治ることはなかった。
しかし、徳島駅から鳴門へ向かうには路線バスしかないので頑張ることに決めた。
一瞬間だけ、もう鳴門とかどうでもよくね?とか思ってしまったことはここだけの秘密である。
路線バスの車内では、途中からけっこうな観光客の群れと遭遇した。
ゼミ合宿っぽい大学生軍団や、女性の二人旅。一人旅っぽい人も見かけたが、大塚国際美術館で降りてしまった。ちなみに、鳴門で有名な大塚国際美術館には行かなかった。かなり大きな美術館らしく周り切れないとも思ったし、それよりも渦!渦!鯛!鯛!であったからである。
だが、いつかは行きたい場所である。
大学生達からの好奇の目に晒される(多分気のせい)し、曲がり道も多く、二日酔い+高速バスも相まって盛大に酔ってしまった。車酔いはこれが人生で数度目かと思う。
やっと鳴門公園に到着し、ふぅと一息つく間もなくお土産屋さんのおばあちゃんから急かされるようにうずしお汽船へ向かわされ、けっきょく間に合わずに待合室で一人ぽけーっとする。
時間もあったので、藍染のコースターとすだち七味をお土産として購入。
後に家に帰ってからうどんにかけて食べてみたが絶品だった。
コースターも可愛いのでお気に入り。
で、念願のうずしお!!
徳島らーめんが第一の目的ならば、うずしおは第二の目的である。
ちなみにこの小型艇で観てきた。
大きな船でも見られるが、乗り場が遠いし小さい方が迫力があるとの情報を信じてこっちへ。
写真で伝わるかどうかはわからないが、とりあえず載せてみる。
海とは思えないとてつもない速さで水が流れて行く様は、僕ではとても筆舌できるものではなかった。
多分一番わかりやすい写真。
もう興奮しっぱなし。
怒涛の迫力!
分かるだろうか、海に段差が出来ている。
これを境に瀬戸内海と太平洋は区分されているらしい。
鳴門大橋。あっちが淡路島。
さらに鳴門大橋。
多分、下のちょぼちょぼみたいのでわかめを取っているんじゃないかと思う。
まだまだ鳴門大橋。かっこいい。
薄く山が重なっている。まるで絵本の中の世界であった。
うずしおと鳴門大橋にうっとりした後、近くにあったお土産屋さんへ。
すだち酒とすだちワイン、鳴門金時キャラメルを自宅へ送って貰った。
ここでは鯛めし、鯛茶漬けが食べられるようであったが、とりあえず保留。ネットで観た鯛丼が気になる。
つーこって、もうちょっと先に進んだところに噂のうづの屋さんが。
観光バスも何台かあって、先程までのお土産屋さんとはうって変わって随分と栄えているようである。
んで、これが噂の鯛丼。めちゃうまそ~。
が、ネットの批評通り、そこまで大したものではなかった。
確かに鯛はプリップリのモッチモチだったが、いかんせん味付けが残念。
あま~いうえに味の強いタレがたっぷりとかかり、鳴門で採れたっぽい分厚いワカメと香りの強い大葉のせいで、せっかくの鯛の味が全く感じられないしご飯も進まない。
タレを別で出してほしい。そして醤油で食べたい。実に惜しい料理であった。
酔いもだいぶ楽になり、ぶらぶらと散策。
松が映える。橋も映える。
がっつり階段を下っていくと浜に出た。名前は忘れた。
綺麗。
空が割れるように日が出てきた。
そして、展望台に続くエレベータに乗ってみる。
吸い込まれそうだ。東洋一に長いらしい。
このエレベータ、上るときはいいが、下るときは本当に吸い込まれそうになる。
下っているのに急こう配を上っている感覚に陥ってしまい、思わずよろけて座り込んでしまった。恐かった。
展望台からの風景をパノラマで撮ってみる。
若干おかしくなっているみたいだ。
つーか、端っこのカップルが良い味出している。
展望台から下りて、バス停に向かってせかせかと歩いているときに目に留まった一枚。
え?いつの間にか淡路島上陸してたの?
バスに乗って、徳島駅方面へ。
実際もうバスはこりごりだったので鳴門駅前で下車して鳴門線で徳島駅へ向かうことにした。
ってんで、鳴門駅着。鳴門公園からけっこう近かった。
鳴門駅は鳴門線の終点です。風情があります。
そして鳴門は青少年に健全な町であります。
ここではちょくちょく一人旅っぽい方々を見かけた。
今思えば話しかければ良かったなーと思う。
で、徳島上陸初の電車、というより汽車で徳島駅へ向かう。
ちなみに、徳島にはいわゆる電車はなく、ディーゼル車すなわち汽車しかないようである。
ここでちょっぴりカルチャーショックなことが起きた。
鳴門駅は終点であるのでここで汽車は折り返すわけだが、椅子がどう見ても進行方向とは逆向きのままになっていた。えーどうすんだろうと思っていたら、乗り込んだ人達が背もたれを逆側に移動させるのである!すなわち背もたれは両方向からもたれ掛っても良いような構造になっていたのである。
これには目をまん丸くして驚いてしまった。汽車、あなどり難し。
んでもって、再びの徳島へ。
着いて早々にホテルへチェックイン。一息つく。
ぽけーっと煙草を吸いながらテレビを観ていたのだが、これはいかんと夕ご飯のお店探しと観光案内所で貰った散歩道を吟味。
とりあえず阿波踊り会館でも見に行ってみますかとホテルを出た。
これが阿波踊り会館。
特に用事もないので引き返す。
夜の徳島駅。
けっこう明るくて栄えてるっぽいが、やはり人の数は少ない。
そんで、適当にぶらぶらと繁華街を散歩。
妙に焼鳥屋さんが多い印象。阿波尾鶏のためなんだろうか?
そんなわけで、入りやすそうな焼鳥屋さん「ちどり」へ。
焼鳥が美味かったのでがつがつ食っていたらお腹いっぱいになってしまい、阿波尾鶏の炭焼きを食べられなくなってしまった。
楽しみにしていたすだち酒も美味しかった。
ここでは生すだち酒というのが出ていたが、カクテルのような飲みやすさを感じた。
お店を出てふらふらとうろつく。
広いアーケードなのに人が少ない。少し恐かった。
はあそうですか、と言いたくなるような旗。
ホテルへ帰還し、眉山の湯で身を休める。やっぱり温泉はいいね。
例の如く自撮りを友人達に送り、ビールを飲んで就寝。
高松よりも少しいいホテルだったのでぐっすりと眠ることが出来たかなと思う。
やや二日酔いの様相を呈しつつ、予定通りの時刻に起床。
窓の外を見ると雨模様。起き抜けに、体調も悪いし(二日酔いで)今日は果たして楽しめるのだろうか?と思った。
さくっと準備を終えて高速バスで徳島へ。
当初は高徳線にて特急うずしおに乗る予定であったが、そんなに乗る時間も変わらないしーとけちった。それにバス、好きだし。
バスの車内では、前日に送り付けた自撮りの評価を友人達から受けていた。
ちょうど同時期に旅行をしている友人から、どちらがきわどい写真を撮れるかという勝負にもなり、僕はこの日、次の日と頭の悪い写真を一人で撮り、一人で笑い、友人達に送り付けることとなった。
で、気づけば徳島駅。
小雨も降って薄暗いのであまりテンションも上がらず。
二日酔い+車酔いのダブルパンチで食欲も湧かない。体調を整えようと麦茶なんかをちょびちょび飲んだが、けっきょく治ることはなかった。
しかし、徳島駅から鳴門へ向かうには路線バスしかないので頑張ることに決めた。
一瞬間だけ、もう鳴門とかどうでもよくね?とか思ってしまったことはここだけの秘密である。
路線バスの車内では、途中からけっこうな観光客の群れと遭遇した。
ゼミ合宿っぽい大学生軍団や、女性の二人旅。一人旅っぽい人も見かけたが、大塚国際美術館で降りてしまった。ちなみに、鳴門で有名な大塚国際美術館には行かなかった。かなり大きな美術館らしく周り切れないとも思ったし、それよりも渦!渦!鯛!鯛!であったからである。
だが、いつかは行きたい場所である。
大学生達からの好奇の目に晒される(多分気のせい)し、曲がり道も多く、二日酔い+高速バスも相まって盛大に酔ってしまった。車酔いはこれが人生で数度目かと思う。
やっと鳴門公園に到着し、ふぅと一息つく間もなくお土産屋さんのおばあちゃんから急かされるようにうずしお汽船へ向かわされ、けっきょく間に合わずに待合室で一人ぽけーっとする。
時間もあったので、藍染のコースターとすだち七味をお土産として購入。
後に家に帰ってからうどんにかけて食べてみたが絶品だった。
コースターも可愛いのでお気に入り。
で、念願のうずしお!!
徳島らーめんが第一の目的ならば、うずしおは第二の目的である。
ちなみにこの小型艇で観てきた。
大きな船でも見られるが、乗り場が遠いし小さい方が迫力があるとの情報を信じてこっちへ。
写真で伝わるかどうかはわからないが、とりあえず載せてみる。
海とは思えないとてつもない速さで水が流れて行く様は、僕ではとても筆舌できるものではなかった。
多分一番わかりやすい写真。
もう興奮しっぱなし。
怒涛の迫力!
分かるだろうか、海に段差が出来ている。
これを境に瀬戸内海と太平洋は区分されているらしい。
鳴門大橋。あっちが淡路島。
さらに鳴門大橋。
多分、下のちょぼちょぼみたいのでわかめを取っているんじゃないかと思う。
まだまだ鳴門大橋。かっこいい。
薄く山が重なっている。まるで絵本の中の世界であった。
うずしおと鳴門大橋にうっとりした後、近くにあったお土産屋さんへ。
すだち酒とすだちワイン、鳴門金時キャラメルを自宅へ送って貰った。
ここでは鯛めし、鯛茶漬けが食べられるようであったが、とりあえず保留。ネットで観た鯛丼が気になる。
つーこって、もうちょっと先に進んだところに噂のうづの屋さんが。
観光バスも何台かあって、先程までのお土産屋さんとはうって変わって随分と栄えているようである。
んで、これが噂の鯛丼。めちゃうまそ~。
が、ネットの批評通り、そこまで大したものではなかった。
確かに鯛はプリップリのモッチモチだったが、いかんせん味付けが残念。
あま~いうえに味の強いタレがたっぷりとかかり、鳴門で採れたっぽい分厚いワカメと香りの強い大葉のせいで、せっかくの鯛の味が全く感じられないしご飯も進まない。
タレを別で出してほしい。そして醤油で食べたい。実に惜しい料理であった。
酔いもだいぶ楽になり、ぶらぶらと散策。
松が映える。橋も映える。
がっつり階段を下っていくと浜に出た。名前は忘れた。
綺麗。
空が割れるように日が出てきた。
そして、展望台に続くエレベータに乗ってみる。
吸い込まれそうだ。東洋一に長いらしい。
このエレベータ、上るときはいいが、下るときは本当に吸い込まれそうになる。
下っているのに急こう配を上っている感覚に陥ってしまい、思わずよろけて座り込んでしまった。恐かった。
展望台からの風景をパノラマで撮ってみる。
若干おかしくなっているみたいだ。
つーか、端っこのカップルが良い味出している。
展望台から下りて、バス停に向かってせかせかと歩いているときに目に留まった一枚。
え?いつの間にか淡路島上陸してたの?
バスに乗って、徳島駅方面へ。
実際もうバスはこりごりだったので鳴門駅前で下車して鳴門線で徳島駅へ向かうことにした。
ってんで、鳴門駅着。鳴門公園からけっこう近かった。
鳴門駅は鳴門線の終点です。風情があります。
そして鳴門は青少年に健全な町であります。
ここではちょくちょく一人旅っぽい方々を見かけた。
今思えば話しかければ良かったなーと思う。
で、徳島上陸初の電車、というより汽車で徳島駅へ向かう。
ちなみに、徳島にはいわゆる電車はなく、ディーゼル車すなわち汽車しかないようである。
ここでちょっぴりカルチャーショックなことが起きた。
鳴門駅は終点であるのでここで汽車は折り返すわけだが、椅子がどう見ても進行方向とは逆向きのままになっていた。えーどうすんだろうと思っていたら、乗り込んだ人達が背もたれを逆側に移動させるのである!すなわち背もたれは両方向からもたれ掛っても良いような構造になっていたのである。
これには目をまん丸くして驚いてしまった。汽車、あなどり難し。
んでもって、再びの徳島へ。
着いて早々にホテルへチェックイン。一息つく。
ぽけーっと煙草を吸いながらテレビを観ていたのだが、これはいかんと夕ご飯のお店探しと観光案内所で貰った散歩道を吟味。
とりあえず阿波踊り会館でも見に行ってみますかとホテルを出た。
これが阿波踊り会館。
特に用事もないので引き返す。
夜の徳島駅。
けっこう明るくて栄えてるっぽいが、やはり人の数は少ない。
そんで、適当にぶらぶらと繁華街を散歩。
妙に焼鳥屋さんが多い印象。阿波尾鶏のためなんだろうか?
そんなわけで、入りやすそうな焼鳥屋さん「ちどり」へ。
焼鳥が美味かったのでがつがつ食っていたらお腹いっぱいになってしまい、阿波尾鶏の炭焼きを食べられなくなってしまった。
楽しみにしていたすだち酒も美味しかった。
ここでは生すだち酒というのが出ていたが、カクテルのような飲みやすさを感じた。
お店を出てふらふらとうろつく。
広いアーケードなのに人が少ない。少し恐かった。
はあそうですか、と言いたくなるような旗。
ホテルへ帰還し、眉山の湯で身を休める。やっぱり温泉はいいね。
例の如く自撮りを友人達に送り、ビールを飲んで就寝。
高松よりも少しいいホテルだったのでぐっすりと眠ることが出来たかなと思う。