木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

6/30 俳句と落語

2017-07-01 01:11:04 | 俳句
朝顔の引き捨てられし莟(つぼみ)かな  子規

明治27年の作、句の前書きに
 草庵の囲ひあるとある限り蕣(あさがお)はひつかせて朝な朝な楽しみにある日家主なる人の使して杉垣枯れなんとて尽くそを引かせたる誠に悲しく浮世のさまなりけり
子規の心情を思うに哀しい。この句を知って、落語の「人情八百屋」の家主がすぐに浮かんだ。
ぼて振り八百屋が、客の貧乏暮らしを見かねて与えた銭を、家主が店賃として奪っていく様だ。
引き捨てられた莟、咲くこともなかった莟、莟という表現により痛々しさが倍増する。
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