2/13 上野広小路亭夜席

今夜の客席は悪かった。
前座らくまん「子ほめ」昨年入門した、志らく１９番目の弟子。荒削りながら落ち着いた高座。
立川志の太郎「大根の思い出」新作。
立川志のぽん「元犬」
立川談修「真田小僧」みっちり全編。
立川志らら「松竹梅」軽妙さがいい。独演会を聴きたい落語家のひとり。
立川談慶「鼠穴」よく聞く演目ながら、借用書は初めてだ。これが１０年後に大きな違いとなって、兄弟の前に。

明日（１４日）は、立川寸志・立川志奄・立川こしら・立川談修・立川志ら玉
ライブ感はこの広小路亭がうってつけと思うが、いかがだろう。
勤め帰りに、ふらっと寄ってみてください。心地良い時が流れます。

wowow立川談志生誕80周年記念特集

数日間、落語会に行かず家にいたので、昨年放映されたwowowの立川談志生誕８０周年記念企画を観た。
「はじめての談志、これからの談志」
画像の良さにまず驚き、高座に上がる家元談志の姿に圧倒され続けた。
名人・天才と世間に言われるひとは、名人であり、それを理解できない人は、その域に上がっていない人。
最終回のゲストと司会のやり取りを聞き、よくぞ言ってくれた。

マゴデシ寄席が今週１７日にある。談志を知らない孫弟子に、危機感を持つ二ツ目たちが立ち上がった。
危機感を持つことこそが、立川流なのだと思う。だからこそ、どう乗り越えていくのか見届けたい。

立川流マゴデシ寄席　２月１７日（金）１９：００開演（１８：３０開場）
立川笑二・立川がじら・立川談吉・立川志の太郎・立川志ら乃　前座
木戸銭２０００円　予約１８００円

この日は上野広小路亭の昼席がある。
立川寸志・立川がじら・立川志の彦・立川左平次・立川談四楼　仲入
立川志らべ・立川らく次・立川小談志・立川志ら玉そしてトリが、立川談修
１２：００～
落語好きの方は昼・夜ともに。