グルッポー回収されず

モクレン（木蓮）である。
隠居前のモクレンが、ようやく開き始めた。
うちのは生育環境が悪いせいで、開花が非常に遅い。
他所では満開を過ぎていることも多いというのに、のんびりだ。
ずっとこれだけだったのが、義父がハクモクレン（白木蓮）を買ってきたようだ。

こちらは４月の始めに既に開花しているが、まだまだ樹高は１m程度。
そして、同じくベニコブシ（紅辛夷）も買ってきたようで。

薄いピンクのシデコブシの変種だそうだが、花びらがうねっていて個人的には今ひとつ。
双方とも、それなりの大きさに育ち、花数も増えれば印象も変わるんだろうな。


今日も朝からいい天気。
昼前後、一時的に雲が広がったけれど、概ね晴れ。
風も暖かく、気温は２０度を越えたと思われる。
縁側や居間のガラス戸や窓を開放し、洗濯物も外に干した。
猫たちは、久しぶりに廊下方面、自由に出入りできて楽しそうだったわ。

朝になって死んでるんじゃなかろうかと、起きてすぐに隠居へ。
お米は減っていなかったが、ひとまず元気そうなグルッポーにホッと胸を撫で下ろした。
夜までは元気だったのに、夜のうちにお亡くなり、なんてことはよくある話。
特に目方の軽い鳥だからねえ。

９時頃に起き出してきただんなも、生きてたかと言っていた。
考えることは同じようだ。

天気もいいし、バイクで走ってきたらと言ったら、仙台まで行ってくるという。
２月あたりからずっとＰＣのパーツを探しているのだが、見つからず。
茨城や郡山などの中通りも物がなくて、東京まで出張らねばならんか、なんて言っていた３月。
それよりは近い仙台にまず行ってみるか、になったようだ。
ついでに実家によって、物干し台ももらってくるというので頼んだ。

出かけた後に実家に電話したら、来週あたり、届けがてらそちらに行こうかと父が言っていたそう。
うちの父とだんなは、何かしなければとなると、それに固執するタイプ。
だんなも物干し台をずっと気にしていたのだと話すと、母は笑っていた。


鳩を回収するはずの業者、来る気配のないまま午前中が終わった。
８時半頃、玄関のチャイムが鳴ったので、早くから来たかと出てみたら、ご近所の役員さん。
その後、洗濯物を干している間に、携帯が鳴ったらしい。
台所に置きっぱなしにしていたので気付かなかった。

確認してみると、携帯からのもので、発信者は未登録のもの。
回収業者かと思ったのだが、それっきり電話は鳴ることがなかった。

１４時まで待ったが、音沙汰なし。
こちらも買い物に行く用事があったので、息子に後を頼んで出かけた。
途中、それらしい車とすれ違ったが、帰ったら来ていないというので違ったようだ。
１６時が過ぎた。
どうすんだ、グルッポー。


これが生き物じゃなければ、気を揉むこともない。
生き物でも、猫とか犬のような小動物なら、まだ気が楽だ。
鳥だから困っているのだ。
すぐに死んでしまう小鳥じゃないのは救いだが、早いところ手渡したい。

５時半過ぎたぞー。
今日はもう来ないんだろうか...。
「明日、行くと思うで、必ず行くではなかったんでしょ？」
息子に言われたが、まあ確かにその通りではあるなあ。
でもさあ、一日、家に足止めされたことを考えると、ちょっとねえ（連絡くらい欲しい）。
明日こそ、回収に来てくれーーーーである。