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映画『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』を観て

2012-12-18 22:44:01 | 映画・ホラー,サスペンス,スリラー

12-101.ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館
■原題:The Woman In Black
■製作年・国:2012年、イギリス・カナダ・スウェーデン
■上映時間:95分
■観賞日:12月15日、新宿ピカデリー(新宿)
■料金:1,800円

 

□監督:ジェームズ・ワトキンス
◆ダニエル・ラドクリフ(アーサー・キップス)
◆キアラン・ハインズ(サム・デイリー)
◆ジャネット・マクティーア(エリザベス・デイリー)
◆リズ・ホワイト(ジェネット)
【この映画について】
「ハリー・ポッター」シリーズで主人公ハリー・ポッターを演じたしたダニエル・ラドクリフが、シリーズ終了後、初の主演映画に選んだゴシックホラー。黒衣に身を包んだ女の霊が徘徊する呪われた屋敷。この霊は訪れる人ばかりか、町の子供たちの命を狙う。ラドクリフは“ハリー”以降の再スタートとして、「妻を失い、子供を守らなければならない父親」という、それまでのイメージを払拭する役を演じている。
本作はドラキュラなど怪奇映画で有名なイギリスのハマープロ製作によるものだが、欧米のゴシックホラーだけでなく、日本のホラー映画『リング』などの中田秀夫テイストがかなり強く感じられる。
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
19世紀末のロンドン。若手弁護士アーサー・キップスは事務所所長から、田舎町クライシン・ギフォードにある“イールマーシュ(鰻沼)の館”で、他界したアリス・ドラブロウ夫人の遺産整理に必要な遺言書の捜索を指示される。さらに所長は、4年前に最愛の妻を亡くしてから仕事に身が入らないアーサーに、この仕事をやり遂げないと解雇すると通告。

アーサーは火曜日にロンドンを発ち、仕事が終わった週末は息子ジョセフを現地に呼び寄せ、一緒に過ごす計画で旅立つ。列車内で紳士のサム・デイリーと知り合い、町に到着するが、宿の主人や地元弁護士の態度には歓迎せざる空気が漂っていた。
翌日、人里離れた沼地で陰鬱に佇む館に出向いた彼は、文書整理を進めるうちにナサニエルという7歳の少年の死亡証明書を発見。沼地で溺死したこの少年の遺体は未発見だった。やがて、森の中に立つ黒衣の女を目撃するアーサー。その報告に訪れた警察では、真っ青な顔をした少女が現れ、目の前で息絶える。

木曜日。少女が警察で亡くなったのは、館への訪問が原因だと主張する村人たちの制止を振り切って出かけたアーサーは、再び黒衣の女を目撃。その部屋で、ナサニエルの死の真相と、その母ジェネットが、息子の命を守れなかった姉のアリス宛てに呪いの言葉を記した手紙を発見する。
ジェネットが自殺した事実を知ったアーサーは、怪奇現象に遭遇し、一連の事件原因が彼女の呪いだと確信。町の住人を憎むジェネットが、子どもたちの命を奪い続けていたのだ。“あの女の姿を見ると、必ずその人の子どもは死ぬ”。デイリーの妻エリザベスの警告に、アーサーは戦慄する。今日は金曜日。夜には家政婦とともにジョセフがやってくる。息子の命を救うには、ナサニエルの遺体をジェネットに返すしかないと考えたアーサーは、デイリーとともに遺体が眠る沼地へ向かうが……。

ハリー・ポッター・シリーズで子役から一気にスターダムを駈け上ったダニエル・ラドクリフ主演のゴシック・スリラー作品。日本映画の「リング」の影響を受けているとのことだが、Jホラーはじわじわと真綿で首を絞めるような目に見えない恐怖感を観客に与えるのが特徴で、アメリカのは「13金」シリーズのようにモンスターが暴れまくって殺人の限りを尽くすのだが、本作はイギリスが舞台だけあって前者のスタイルを踏襲している。
「ハリポタのダニエル・ラドクリフが出演している」からとの理由だけで観に行った彼のファンには残念な作品だろう。彼としても今後のキャリア展開を考えた上でこの作品への出演を選んだと思う。主な登場人物が少ないので彼の出演シーンにスポットがあたるが、ストーリーの中身からも彼が前面に出て何かを解決する展開は無く、終始感情を押し殺したかのような暗い表情で演技する。

ストーリー的には自らの立場が危ういアーサーが人里離れた田舎町での仕事に内心気乗りしないまま乗り込み、彼なりに頑張るのだが、閉鎖的な田舎町で協力者もデイリー氏位で苦労する。町からポツンと離れた場所にある古屋敷での調査は不気味さ満点で、映像的にもイギリス的な雰囲気が漂い、いかにも何かがありそう。そして、古屋敷での出来事を解くのとそこで彼が調査依頼されている仕事がマッチするので、アーサーも自分のクビが掛かっているので古屋敷にデイリー氏の反対を押し切って泊り込みで調査に没頭する。
このストーリー、冒頭でアーサーが息子との父子家庭であり乳母が息子の面倒を見ている事が示されているのだが、これがラストの伏線にもなっている。アーサーは調査地に息子と乳母を呼び寄せて過ごす計画があるのだが、黒衣の女が駅のホームに現れ、デイリー氏とアーサーが別れの挨拶を交わしている僅かな隙に乳母が目を離していた瞬間、ホームに迫り来る列車に息子は気付かずに向かっていた。アーサーが気付いて線路に飛び込み...。あ~良かった、父子は間一髪無事だった。と思ったのも束の間、息子が近付いてくる白い服を纏った女性の方を振り向き、アーサーがその姿を確認した。それは、息子を出産した直後に亡くなった妻だった。

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