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映画『脳男』を観て

2013-02-18 09:30:00 | 映画・邦画

13-16.脳男
■配給:東宝
■製作年・国:2013年、日本
■上映時間:125分
■観賞日:2月17日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(六本木)
■料金:0円(ポイント利用)

 

□監督:瀧本智行
◆生田斗真(鈴木一郎)
◆松雪泰子(鷲谷真梨子)
◆江口洋介(茶屋刑事)
◆二階堂ふみ(緑川紀子)
◆太田莉菜(水沢ゆりな)
◆大和田健介(広野刑事)
◆染谷将太(志村)
◆光石研(黒田雄高)
◆甲本雅裕(空身)
◆小澤征悦(伊能)
◆石橋蓮司(藍澤)
◆夏八木勲(入陶倫行)
【この映画について】
生まれつきの常識では考えられないほどの高い知能と、驚異的な肉体を兼ね備えるも、人間らしい感情はない謎めいた男・脳男をめぐるバイオレンス・ミステリー。
第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於の小説を原作に、『犯人に告ぐ』などの瀧本智行が監督を務め、『八日目の蝉』の成島出が脚本を担当。感情を持たない冷徹な男には、『僕等がいた』シリーズの生田斗真がふんし新境地を開拓。共演には松雪泰子と江口洋介、『ヒミズ』の二階堂ふみ、染谷将太ら多彩な顔ぶれがそろう。(この項、シネマトゥデイより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
都内近郊で無差別連続爆破事件が頻発し、路線バスが爆破される。乗客が全員死亡したその犯行に使われたのは、舌を切り取られた女性の全身に爆薬を巻きつける“人間爆弾”。
動機不明の異常な事件を担当する刑事の中に、粗暴だが人一倍正義感の強い茶屋がいた。犯人のアジトを突き止めた彼が現場に踏み込むと、別の男と格闘していた犯人がアジトを爆破して逃走する。茶屋が確保したその男は、“鈴木一郎”と名乗った以外、一切身元不明。爆破の共犯者と見なされ、精神鑑定を受けるが、担当医師の鷲谷真梨子は彼の態度に違和感を覚える。

平均的過ぎる受け答え、正確過ぎる生活行動。その様子を観察した真梨子は、一郎の過去を調べ始める。本名は入陶大威(=いりすたけきみ)。幼い頃に轢き逃げ事故で両親を亡くした彼は、大富豪の祖父・入陶倫行(=いりすのりゆき)に引き取られる。ところが、倫行は息子夫婦を失った怒りから、並外れた知能を持つ一郎を、人間らしい感情を持たず、正義のために犯罪者を抹殺する殺人ロボットに鍛え上げたのだ。
そんな彼は周囲から“脳男”と呼ばれるようになっていた。だが真梨子は、どんな人間でも必ず人間性を取り戻せると信じていた。一方、茶屋も“一郎は犯人を殺そうとしたのではないか”という仮説に辿り着く。そんな中、一郎を移送していた護送車が、緑川紀子と水沢ゆりあの2人組に襲われる。一郎を出せと要求する彼女たちこそ連続爆破犯だった。争いの中でゆりあが一郎に撃たれ、仕掛けられた爆弾によって護送車が爆発。混乱に乗じて緑川と一郎が逃走する。

1週間後、姿を現した緑川が、真梨子を人質に取って病院に立て籠もる。病院中に仕掛けられた爆弾に翻弄される警察。そこへ、緑川を抹殺するため一郎が姿を現す。様々な想いが錯綜する中、一郎と緑川の死闘が幕を開ける……。

光源氏を演じていたジャニーズ事務所所属ながら俳優路線を歩む生田斗真が「脳男=鈴木一郎」を演じる。時代劇から一気に現代的な人物像を演じるので、その違いが演技力を試される映画でもあった。
鈴木一郎(ヤンキースの方は本名『鈴木一朗』)と名乗る場面があるが、そもそもそれ自体が偽名なのは明らかで、この点については彼の生い立ちを探るシーンで祖父の夏八木勲が登場することで明かされる。冒頭で路線バスが白昼爆破されたりして派手な演出が施されてはいるものの、鈴木一郎が犯人として取り調べられるようになってからは、どちらかと言えば松雪泰子演じる精神科医とのやりとりと捜査担当刑事である茶屋との絡みが主。
脳男と呼ばれる鈴木が感情が無くまばたきせずに質問に答えるシーンを用意することでそれを証明するのだが、その強靭な肉体は交通事故にあってもほぼ無傷である点は「どうかな?」って現実的ではないので違う描き方にした方が良かっただろう(原作本はどう描写しているのだろう?)。

ラストの末期癌患者である緑川と鈴木との対決で幕となるのだが、個々の素材は面白いのだが、原作とどのように違うのかは分からないが、序盤の盛り上がりからラストでの二人の対決に繋げるまでのストーリーにあと一つ二つ大きなエピソードなりサイドストーリーを生い立ち部分に組み込めばどうだったかな?
生田の演技は難しい役だったので彼のキャリアからすれば合格点、緑川を演じた二階堂ふみは良かったね。あと、染谷将太も子役時代もあるので年齢の割には落ち着いた演技をする。これからも楽しみな「若手」だ。 

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