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横浜DeNAベイスターズ誕生、春田新オーナー「5年で優勝」明言!新監督はOBの工藤氏就任へ

2011-12-01 16:56:33 | 野球全般

プロ野球オーナー会議が開かれ、横浜ベイスターズのTBSからの買収を決めていた交流サイト運営大手、ディー・エヌ・エー(DeNA)の球界参入を11-1で承認した。
東北楽天はDeNAの参入に対して当初から否定的な態度でオーナー会議での議決で島田オーナーは否決に回ったが、野球協約では当該球団(横浜ベイスターズ)も含めて全会一致ではなく3/4以上の賛成が必要と明記されていることから買収は正式に承認された。但し、一部の他球団からは条件付きで承認に回ったとの情報もあり、恐らくパの某球団だと思われるが大歓迎されての参入ではなく、取りあえず参入して健全な球団保有が出来るかを当面は見極められる立場であることは間違いない。
球界への買収参入(楽天はオリックスと近鉄の合併に伴う新規参加で球団買収参加ではない為)はダイエーを買収したソフトバンク以来で、若者を中心とした顧客を抱えるDeNAが球界に新風を吹き込ませることが出来るだろうか?

新球団のオーナーとなる春田DeNA会長は会見で「GMになる方には、来季の目標として最下位から抜け出してくれ、3年以内にクライマックスシリーズ進出、5年以内に優勝できるようにしてくれと申し上げるつもり」と語っている。そのGMには北海道日本ハムの元GMで東京ヤクルトの前監督である高田氏の就任が確実視されており、新監督には尾花氏から球団OBでもあり名球会会員でもある200勝投手工藤氏(西武-ダイエー-読売-横浜-埼玉西武)へとバトンタッチされることがこちらも濃厚だ。
監督候補には一時新庄氏、桑田氏の名前が取り沙汰され、特に桑田氏には連日マスコミが取材に押し掛け本人も監督就任に色気を見せていたが、最終的にはOBでもあり球界屈指の理論家でもある工藤氏へ監督就任を要請する。工藤氏が監督に就任するとなると福岡ソフトバンクの秋山、埼玉西武の渡辺も含めて3人目の西武OB監督誕生となる。

一方で4年連続最下位と低迷している戦力補強に関しては、主砲村田がFA宣言しており読売移籍が秒読み態勢に入っており春田新オーナーは慰留するとのことだが残留は無さそうだ。しかし、読売を自由契約となったラミレス獲得がこちらは濃厚で、村田の後釜として4番に座ることになる。
FAでは横浜OBでもある小池(中日)と鶴岡(読売)の復帰も画策しており、更に、工藤を尊敬する杉内(福岡ソフトバンク)の獲得も視野に入れているものの杉内は読売が強力にプッシュしており横浜移籍は難しいだろう。
戦力補強と同時に横浜DeNA球団の最大の課題は低迷する観客動員だ。12球団最低の観客動員と共に、球団経営を圧迫しているとも噂される横浜スタジアムとの関係見直しも重要だ。球場側(横浜市)との不平等契約のままでは収益改善は限界があるので、新球団は横浜市とどこまで突っ込んだ話し合いが出来るかが焦点だ。

来季はまず、最下位を脱出することが命題で、如何にしてハマスタを連日満員に出来るか、親会社の協力とバックアップで若者の関心を野球に惹きつけられるか、宿題の数は多い。



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