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映画『麦子さんと』を観て

2014-01-02 22:05:16 | 映画・邦画

14-1.麦子さんと
■配給:ファントム・フィルム
■製作年、国:2013年、日本
■上映時間:95分
■料金:0円(1カ月FP8本目)
■観賞日:1月2日、TOHOシネマズ錦糸町

 

□監督・脚本:吉田恵輔
□脚本:仁志原了
◆堀北真希
◆余貴美子
◆温水洋一
◆松田龍平
◆麻生裕未
◆ガダルカナル・タカ
◆ふせえり
【ストーリー&感想】
独特なセンスで注目を浴びる吉田恵輔監督が、構想に7年かけたハートフル・ドラマ。声優を目指して奮闘中の麦子が、兄・憲男と暮らすところに、かつて二人を捨てた母・彩子が戻ってくるが、間もなく病(末期の肝臓がん)のために、帰らぬ人となる。
麦子は、納骨のため母がかつて青春を謳歌(おうか)した田舎を訪れると、町の人気者だった彩子に似ている麦子の登場に町の人々は活気づく。そんな彼らと交流するうちに、麦子は自分の知らない母の一面を垣間見ることになり……。

共同生活する兄妹の両親に何があったかは詳しく話されない。ただ、麦子は兄がアルバイトしたお金で家賃11万円を支払っていたと思っていたが、母が戻ってきたらその母が実は毎月15万円仕送りしていた事実がバレてしまい、バツが悪くなった兄は交際中の女性宅で同棲を始め、亡くなった母の遺骨を故郷へ持ち帰ったのも麦子。
その母の故郷で麦子は生前の母にそっくりだと、母を知る多くの住民から言われ困惑する。母はアイドル歌手を目指すほどの美貌の持ち主で、みんなのアイドルだった。母そっくりの麦子が帰郷したことで大騒ぎになり、娘が知らなかった母の若い頃の様子を知るにつれ、あれ程までに母を遠ざけていた麦子も母を身近に感じるようになってくる。
ストーリー的には麦子がアニメ声優に憧れていることは流れ的には余り大きな意味を持たなかったが、それでもそれを密かに知った母が遺言で通帳に残っている金額を入学金に役立ててと知って涙する。兄が絡むのはあくまでも前半部分だけで、殆どが麦子と母が亡くなってからの関係に終始。余分な?サイドストーリーは廃しこの点に焦点を当てているのは良かったが、全体的に何かインパクトのあるエピソードみたいなのがあればもっと良かった。神社での祭りの余興で、母の得意だった松田聖子の「赤いスイートピー」を歌わされる場面、本当に困った顔をする堀北が可愛かった。

堀北の演技は自然で、無責任な兄との関係や母が戻って来てからの接し方、田舎に遺骨とともに戻ってからの様子。帰郷してからは世話になる公務員のミチルとの接し方など、彼女の背伸びしない良さが発揮されていた。

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