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映画『ノア 約束の舟』を観て

2014-06-15 13:07:36 | 映画・ドラマ、アクション

14-49.ノア 約束の舟
■原題:Noah
■製作年、国:2014年、アメリカ
■上映時間:138分
■料金:1,100円
■鑑賞日:6月14日、TOHOシネマズ日劇(有楽町)

 

□監督・脚本・製作:ダーレン・アロノフスキー
□脚本:アリ・ハンデル
◆ラッセル・クロウ
◆エマ・ワトソン
◆ジェニファー・コネリー
◆レイ・ウィンストン
◆アンソニー・ホプキンス
◆ローガン・ラーマン
◆ダグラス・ブース
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
旧約聖書の創世記に記された「ノアの箱舟」の物語を実写化した大作。大洪水による世界滅亡を知らされた男ノアとその家族が、ある重大な使命を全うしようと巨大な箱舟の建造に乗り出していく。メガホンを取るのは、『ブラック・スワン』などの鬼才ダーレン・アロノフスキー。ノアにふんするラッセル・クロウを筆頭に、ジェニファー・コネリー、アンソニー・ホプキンスら、実力派スターが共演する。
ある夜、眠っていたノアは恐ろしい光景を見る。それは、堕落した人間を滅ぼすために、地上からすべてを消し去り、新たな世界を創るという神の宣告だった。大洪水が来ることを知ったノアは、妻ナーマと3人の息子である長男セム、次男ハム、三男ヤフェト、そして養女イラとともに、罪のない動物たちを守るための箱舟を造り始める。やがて、ノアの父を殺した宿敵トバル・カインがノアの計画を知り、舟を奪いに来る。その壮絶な戦いのなか、暗転した空から激しい豪雨が大地に降り注ぎ、大洪水が始まる。地上の水門が開き水柱が立ち上がり、濁流が地上を覆うなか、ノアの家族と動物たちを乗せた箱舟が流されていく。閉ざされた箱舟のなかで、神に託された驚くべき使命を打ち明けるノア。ノアと家族の未来とは? 人類の罪とは? そして、世界を新たに創造するという約束の結末とは?

ノアの箱舟神話を映画化するという壮大な構想、果たしてストーリーや物語の構築はどうなるのか等興味深かった。ノアの箱舟に関しては当然ながら詳細な記録が有るわけではなく、現トルコのアララト山付近に箱舟が漂着したとの伝説があり、箱舟の跡もあるとされている。
ストーリーでは洪水に遭遇した箱舟がユラユラと増水した地球を漂い、箱舟の中では長男セムとイラの間に出来た子供の性別をめぐって緊張が高まっていた。ノアは妊娠は神の意志に反するとして、聞いたお告げは男の子なら残すが、女児だと殺すと宣言。生まれたのは双子の女児だった。そしてノアは女児を殺そうと試みるも、やはり出来なかった。洪水は治まりノア一家だけが地球上で生き残り、残された長男ハムとイラ夫妻と生まれたばかりの双子の女児、二男セムは恋人をノアが守ってくれなかったことを根に持ち一家から離れることに。三男ヤフェトはまだ青年だったが家族と残る。セムはアジア人の祖、ハムは北アフリカから中東にかけての人種の祖、ヤフェトは一部の白人の祖になったと言われているが当然ながら宗教的にも異説は多々あり定説化されていない。

最後にノアが残った一家に儀式を執り行い終わるが、残ったのはノア一家だけであり、ここから産めよ増やせよとなると親子同族間での近親婚となるしか選択肢は無いのだが、この時代にはまだ宗教観が定着していなかった時代であると想像出来るので、近親間で生まれた子供でも一族全てが長生きして育てるしかなかったのだろうと思う、余計なことかもしれないけど。因みにノアは洪水のときは600歳で、950歳まで生きたと創世記にはあるそうです。ヨーダなんてまだまだ若いのだ!

俳優陣ではノアを演じたラッセル・クロウはノアのイメージにピッタリで、その祖父役のアンソニー・ホプキンスは登場シーンが少なくて残念。長男ハムの妻イラ役を演じたエマ・ワトソンの熱演は彼女の演技力の確かさを見た。ノアの妻を演じたジェニファー・コネリーは地味な役どころだったが、イラが女児を出産する際に大事な役目を果たした。
劇中に登場する方舟は実際にニューヨーク郊外にオープンセットを組んで撮影したそうで、サイズも文献で描かれているサイズを元に再現したそうで、決して映画的に作ったものではないらしい。だが、洪水や動物はCGらしいですが、この規模の撮影はCGが発達した今だからこそで、20年以上前だったらこのスケールでの作品製作は無理だったでしょう。アロノフスキー監督の手腕は見事だったと思います。

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