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映画『神様のカルテ』を観て

2011-09-15 11:40:16 | 映画・邦画

11-60.神様のカルテ
■配給:東宝
■製作年・国:2011年、日本
■上映時間:128分
■鑑賞日:9月10日、TOHOシネマズ渋谷(渋谷)
■入場料:0円(招待券)

□監督:深川栄洋
□原作:夏川草介
□脚本:後藤法子
□撮影:山田康介
□美術:金勝浩一
□音楽:松谷卓
◆櫻井翔(栗原一止)
◆宮あおい(栗原榛名)
◆加賀まりこ(安曇雪乃)
◆要潤(砂山次郎)
◆吉瀬美智子(外村静枝)
◆柄本明(貫田誠太郎)
◆池脇千鶴(東西直美)
◆朝倉あき(水無陽子)
◆西岡徳馬(高山秀一郎)
◆原田泰造(男爵)
◆岡田義徳(学士)
【この映画について】
本屋大賞を受賞した夏川草介の同名のベストセラーを映画化。夏目漱石の熱烈な読者である内科胃の主人公が、末期がん患者との触れ合いの中で、本物の医療とは何かと自問自答していく。栗原一止は、先輩医師の紹介で、大学病院の研修を受け、勤務しないかと誘われる。安曇と、彼女を見捨てた大学病院との間で、一止にとっての本物の医療が見え始めていた。病と闘いながら生きる事とは何かを考えさせられる。
最後に明かされる「神様のカルテ」に込められた意味には、涙が止まらないだろう。舞台となった信州の山々、一止が住む古い旅館には、文学の香りが漂う。出演は「嵐」の櫻井翔、「オカンの嫁入り」の宮崎あおい、「さよなら夏休み」の要潤、「ランウェイ・ビート」「死刑台のエレベーター」の吉瀬美智子。
(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
美しい自然に囲まれた信州の一地方都市・松本。勤務5年目の青年内科医・栗原一止は、医師が不足しながらも“24時間、365日対応”で大勢の患者を抱える本庄病院に勤めている。この小さな病院では専門外の診療をしたり、働き詰めで睡眠が取れなかったりすることが日常茶飯事。
それでも一止は、クールな先輩外科医・砂山次郎、有能で美人の救急外来看護師長・外村静枝、同期の冷静沈着な病棟主任看護師・東西直美、新人看護師・水無陽子、曲者上司・貫田誠太郎らと共に厳しい地方医療の現実と向き合いながら、同じアパート“御嶽荘”に住む大家兼絵の描けない画家・男爵、博学な大学生・学士との語らい、そして何よりも最愛の妻・榛名との心温まるひとときに日々の疲れを癒しながら激務を凌いでいた。

そんな折、一止は母校の医局を通じ大学病院に勤めないかと誘われる。「良い医者」になる為の最先端医療が学べる医局。しかし、一止の前には本庄病院にやってくる大勢の患者がいる。悩む一止だったが、ある日、彼の前に大学病院から「あとは好きなことをして過ごして下さい」と見放された末期ガン患者・安曇雪乃が現れる。
もう医学ではどうしようもない安曇であったが、何故か一止を頼ってやってきた。そんな彼女と触れ合う中で一止は、命を救うこととは、人を救うということとは、という医者としての在り方、人間としての在り方を見つめ直していく。一に止まると書いて「正しい」と読むその名の通り、一止は惑い苦悩した時こそきちんと立ち止まって考える。そして、一止はまた歩き始めるためにある決断を下す……。

地方病院に勤務する医師栗原は彼が慕う貫田と共に働けるだけで十分で、出世欲や大学病院で実績を積みたいと言う意欲が薄い医師。家庭ではカメラマンでもある妻が居て、マイカーも持たず古旅館で冴え無い仲間らと過ごし、欲の無さを絵にかいたような生活で満足している。
貫田に信濃大学病院の高山教授を紹介されセミナー参加を通じて高山に気に入られるのだが、やはり最終的に断念することからも分かる。その栗原を演じるのが嵐の松本翔なのだが、脇を固めているのが宮あおいや柄本明や加賀まりこらの芸達者であるがために、彼の演技力を目立たなくするために脇を固めたのが逆に目立ってしまったのは不幸か?この栗原一止というキャラを彼なりに演じているのだろうが、妻役の宮あおいのように表情や何気ないセリフ回しなど比べるまでもないが、それは彼に問題がある訳では無く、松本は彼なりにこのキャラを演じている。

ストーリー的には、要潤が演じる同僚医師が再三言うように、患者に入れ込み過ぎる点が指摘されているが、そうでないとストーリーとしての面白さに欠けるのでそれはそれで良い。末期がん患者が治る見込みが無いのを知りながら受け入れた病院と、最期の思い出にと屋上で看護師らと眺めている景色のハイライトシーン。感動的な場面であるが、病院のスタッフがあんなに大勢屋上に医師共々集まっていて、仮に患者に緊急事態が訪れたら対応出来るのかな?って思っちゃいました。

この映画、原作本は読んでいませんが、明確なストーリーがある訳では無いが田舎病院のスタッフのチームワークの良さやは前面に出ていて、大学病院ではさじを投げられた患者を手厚く面倒を看る若手医師の物語として観れば中々感動的ではあるが、どこか作者の医療に対する理想論が原点にあるような気がした。

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