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映画『青木ヶ原』を観て

2013-01-12 10:45:11 | 映画・邦画

13-3.青木ヶ原
■配給:アークエンタテインメント
■製作年、国:2012年、日本
■上映時間:104分
■観賞日:1月12日、有楽町スバル座(有楽町)
■料金:1,600円

 

□監督:新城卓
◆勝野洋(松村雄大)
◆前田亜季(加納純子)
◆矢柴俊博(滝本道夫)
◆津川雅彦(住職)
◆長谷川真弓(滝本志津)
◆渋谷天外(番頭)
◆田中伸一(大前)
◆ゴリ(マスター)
◆左とん平
◆二木てるみ
◆石原良純
【この映画について】
元東京都知事・石原慎太郎(現、衆議院議員)の小説を、彼の作品を2度映像化している新城卓監督が映画化した、ファンタジックなラブストーリー。純愛の末、一度迷い込んだら出てこれないという自殺の名所である富士山麓の青木ヶ原樹海で命を絶った男女と、男の幽霊に導かれた地元男性との不思議な運命を描く。前田亜季が男の愛に揺れるヒロインを熱演。(この項、Movie Walkerより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
富士山麓、苔むした溶岩の上に木々が鬱蒼と茂る青木ヶ原樹海は、世間から姿を消したいと願う人々が集まってくる。忍野村でペンションを経営する松村雄大が行きつけのバーで出会った男は、松村が参加する遺体一斉捜索に同行したいと申し出る。

翌日の捜索で、その男が約2年前の遺体となって発見される。松村が丁寧に葬ると、男は再び現れて頭を下げる。しかし男の幽霊は松村の前に現れ続ける。村の住職は、男は松村に頼みたいことがあるはずだと言う。県警の友人から男の身元を聞き出した松村は、彼が入婿として若旦那をつとめていた東京の老舗紙問屋に行く。
男は滝本道夫といい、恋愛結婚をした妻・志津と息子がいた。しかし2年前に金庫の金を持って家を飛び出した滝本を遺族は許しておらず、遺骨の引き取りを拒否される。

調査を続ける松村は、紙問屋の番頭や滝本の親友・大前の話から、滝本と加納純子という若い女性の関係を知る。ライオンズクラブの慈善活動で、幼稚園に勤める純子と出会った滝本は、幼いころ富士山麓で起きた交通事故で両親を失い、自身も足に障害を負いながら明るく生きる純子に惹かれていった。
純子は自分を好きにならないよう訴えるが、2人の純愛はますます絆を深めていく。やがて純子が白血病で倒れると、滝本は彼女を守る決意をする。破格の費用をかけた手術で回復したかに見えたが、ある日、純子は化学療法をやめ、姿を消す。2年前、滝本は最後の電話で大前に、純子を見つけたと告げたという。松村は謎を明らかにするために、樹海へ向かう。

この映画、冒頭のシーンでゴリ演じるバーのマスターと常連の会話シーンで、気がついたら見馴れない男性がポツンと座っている。だが、実はこの男性こそが滝本自身であり、バーに来ていた松村との「出会い」の場だった。翌日、滝本自身が希望して青木が原樹海の行方不明者遺体一斉捜索に加わりたいと申し出があったため、松村と再び集合場所で出会う。
だが、この滝本は「幽霊」であり捜索現場で遺体で発見される。ここまでの流れは自然なのだが、監督の演出なのか静かな滑り出しと言った風情だが、シーンの描き方としては物足りなかった。
結局は滝本が松村の経営するペンションのことを覚えていたのがきっかけらしいが、松村演じる勝野洋が探偵か刑事に見えてきたと観賞したひとなら感じたのでは?ストーリーの本質は滝本が難病に冒されている純子と出会い、彼自身が老舗の入り婿という息苦しい家庭環境から抜け出したい願望があったのか、純子との交際に発展。純子はそんな滝本の好意を嬉しく思いながらも、自分の病気の事で頭が一杯で敢えて滝本を突き放そうとするが、自然の流れで二人は同居生活を始め、滝本は妻の実家の金庫から大金を持ち出し、彼の妻子との生活はこの時点で破綻。だから、遺骨の引き取りを拒否されていた訳だ。

純子との関係は深まり、持ち出した資金で米国での最先端治療を受け一時は回復に向かったが、やはり、体は再び彼女の体を蝕み滝本に何も告げずに行方をくらまし、必死に彼女を探すが...。純子の命の灯は消えかかっており、だが、彼女には滝本との愛の結晶を宿していた。自分の命と引き換えても産もうと決心して病院を回った彼女だが、遂に、その願いは叶わず。滝本に見守れ富士の樹海で力尽きてしまい、滝本も彼女の後を追うように...。
滝本は一体松村に何を訴えたかったのか?

この作品、主役は勝野洋であるが、滝本を演じていた矢柴俊博が主役とも取れる。矢柴に関してはCMで見た程度の印象しか無く、それでも印象の薄い滝本役にはある意味で適役か?脇役で津川雅彦、左とん平、ゴリ、石原良純らに加えて原作者の石原慎太郎が一瞬出演するなど、むしろ脇役の方が知名度が高かった?

さて、公開初日の初回上映、有楽町スバル座で始めて映画を観た。で、私は知らなかったのだが、初日ということもあって出演者らによる舞台挨拶があった。原作者は欠席で新城監督がメッセージを代読し、後は勝野洋や前田亜季や矢柴俊博などが1回目の上映終了後に挨拶した。TVや雑誌の取材もあり、始めて舞台挨拶というのに遭遇しました。

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