このたび新規計画の準備に専念するため、8月末より宿の営業を一定期間休業することになりました。
築34年経過した当館建物について、現代的な居住快適性の確保や立地条件を生かした魅力ある施設づくりについて、数年間慎重に検討を重ねてまいりましたが、方向性がまとまりました。
今後は新計画においてお世話になります地域の関係者様のご支援、ご理解、ご協力をいただきながら、準備を進めていきたいと思います。
送陽邸に行くことがメインの旅でしたが、そこは世界遺産の屋久島。
自然にどっぷり触れてみたくなります。
しかし日頃運動不足の私です。9時間も歩く縄文杉ルートなどはとても恐ろしく、5時間で帰って来れるという白谷雲水峡に行ってきました。
白谷雲水峡の登山口近傍。
旅仲間の吉田氏と、パーソナルエコツアーの青木氏。
今回はじめて個人ガイドをお願いしましたが、これがとても良かった。
体力を考慮した登山ペース配分、退屈させないよう知的好奇心をくすぐる解説、時々立ち止まって、自然に身を置く時間を用意していること、屋久島の魅力がしみじみ伝わってきます。
こんな大きい岩を超えて山奥へ入って行きます。
二代杉。
切株の上に、また杉の木が生えています。うーん逞しい。
白谷雲水峡の登山ルートは、江戸時代に屋久杉の採取のために利用されていた細い山道が使われており、切株や切り倒されたままの杉がちらほら見られます。
屋久杉は年中豪雨にさらされた岩の島という極めて厳しい環境に鍛えられているので、年輪が細かく、屋久島の雨に対する耐性で油が強く、腐らず、極めて丈夫な木なんだそうです。
いよいよ、本格的な登山道へ
吊り橋の下は、激流。そして家一軒ぐらいはある巨石。
屋久島は巨大な岩の塊のような島で、保水できる土壌がほとんどありません。
そのため、雨が降ると、あっちこっちから鉄砲水のように水流や滝が発生し、次々と集まって、一気に海に流れて行くそうです。
「ひと月に35日間、雨が降る」と言われる屋久島。
標高の高い山ばかりの島ですので、島自体が雨製造機のようなものです。
そのため大量の雨と豪流で、水力発電を行い、島全土の電力を100%作っているそうです。すごい!
苔むした森の中を歩いてゆきます。とても空気が美味しいです。
こちらは「くぐり杉」
実にワイルド。映画の世界のようです。
人間の生きる時間では考えられないような、永遠のような長い時間を生きている巨大な木々に囲まれていると、人間って自然の中で小さいなあ。と考えたりしました。
深い森の奥に現れた、幽玄な「もののけ姫の森」
宮崎駿監督が、映画「もののけ姫」の背景としてスケッチした場所ということらしく、それで白谷雲水峡はメジャーな場所になったそうです。
写真ですが、びっしり覆われた苔で、まるで絵のように見える場所です。
ここに来て良かったです。
屋久島旅行の続きです。
宿泊先は「送陽邸」
送陽邸は屋久島の北西部の永田いなか浜にある一軒宿です。
街灯もなく、夜は深い闇に覆われます。
外出して懐中電灯を壊したら宿に戻れないかも。
送陽邸の外観は極めて個性的です。
屋久島の古民家を移築し、そこにオリジナルなデザインを加えています。屋根の上に積まれた石も風情があります。
お部屋のリビング。黒川温泉の空間演出をさらにワイルドにしたような印象です。民宿とはいえ部屋は非常に広いです。
お部屋の主室。
屋根を打つ雨音とモノトーンな民家空間が心落ち着きます。
波打ち際にある洞窟風呂。
海が荒れていると浴室に波が飛び込んでくるので、利用できないこともあるそうです。
洞窟風呂。
ぬるめの茶褐色なにごり湯で、温泉だそうです。
とても贅沢な時間です。
桟敷で食事。
夕食も朝食もこちらで過ごしました。
風の強い日には、施設内での食事となるようですが、やはりお客様は桟敷で食事したいという心理に配慮され、強風や雨の中でもこちらで食事となりました。お客様は日常では体験できない食事のシーンを楽しんでいました。
食事は屋久島の日常の食事という感じです。
首折れサバ、トビウオがよく獲れ、知らない名前の魚もいっぱいありました。
甘〜い醤油で頂きました。あとはひたすら屋久島の焼酎!
ハンモックのあるテラスで、送陽邸のご主人と歓談。
夜もご主人に焼酎を振る舞われながら、話すこと4時間。潮風に吹かれて、どっぷりと宿経営のお話や人生の話などが延々と・・
女将さんに早く寝なさいとお叱りを受けるまで続きました(笑)
送陽邸は、世界中から有名人がやってくるという民宿です。
地球の裏側からもリピーターがやってくるそうです。
リピートの秘訣はご主人の人柄かなと思いました。
又、来たいと思う宿でした。
屋久島に行きました。
飛行機を乗り継いで、およそ7時間で到着しました。

屋久島の世界遺産「西部林道」の南にある大川の滝。
心が洗われます。
梅雨時からか、迫力ある水量でした。
皆、ボーッと滝を眺めています。

雨の白谷雲水峡で、森林トレッキング。
初めて、パーソナルエコガイドさんをお願いしましたが、これが大正解。
登山のペース配分の巧さもさることながら、屋久島の奥深さに触れることができました。何も知らない自分達だけで登山していたら、ペースは乱れるし、知的好奇心を満たすことができなかったと思います。
初めて屋久島で登山される方は、個人ガイドを頼んでみて下さい。
今回頼んだガイドさんはこちら

宿泊先は、永田いなか浜の「送陽邸」
永田浜はラムサール条約に登録されている北太平洋で最もアカウミガメの産卵が多い浜辺です。
ここに2泊。風に吹かれて過ごしました。
ワインを楽しむ会も3回目。
これまで赤、白、ロゼ、スパークリングワインなどを楽しく学びましたが、今回はこんなにすごい「日本のワイン」というテーマで学びました。

会場は、今回も割烹旅館さかなや隠居さんのレストラン。
先生は、まみちゃんこと植田真未さんです。いつもありがとうございます。
私個人は単純に、樽の香りの強いワインに贅沢感を感じ、あっさりした水っぽいワインは退屈に感じてしまうのですが、あまり酒が飲めないのでそう思うのかもしれません。日本酒だと、酒飲みのお父さんは吟醸酒は好きじゃないとよく聞きますし。。。
当館でも7月中旬頃より気軽に楽しめるワインをご用意いたします。お楽しみに。
